記事
第32回関東学生ラクロスリーグ戦・２部Ａブロック
９月22日（日）
●東洋大７－８学芸大
得点を挙げ歓喜に湧く選手たち
主将の山崎は試合後に次戦の飛躍を誓った
青空の下、行われた学芸大戦。約１ヶ月ぶりの実戦となったチームは前半にリードを奪うも、相手の猛攻をしのぎきれず。第４Ｑ残りわずかのところで逆転を許し、７対８で敗れた。
「しっかりと準備をしてきたつもりだったんですけど」と試合後振り返ったのは主将の山崎（総４＝淑徳巣鴨）。立ち上がりに連続失点を喫するも、相手のファールを受けフリーシュートを獲得し２得点。第１Qを１点のビハインドで終えると第２Ｑ、第３Ｑで得点を重ね７対４とリードを広げ最後の第４Ｑに入る。
第４Ｑ開始直後に学芸大の素早い攻撃を受け失点。７対５と点差が２点に再び縮まったところでタイムアウトを取る。「あのタイムアウトで切り替えようという話をして。そういう意味合いのタイムアウトでした」と振り返る。チームとして切り替えを誓ったが、立て続けに２失点をし最大３点あったリードを追いつかれ試合は佳境を迎えた。残り時間がおよそ２分となった時、相手選手が放ったシュートがゴールネットを揺らしついに逆転を許す。その後も果敢に攻めるも、得点ならず。最終スコア７対８と接戦の末に学芸大戦をものにすることはできなかった。
「残り数分で耐えられなかった。勝って次につなげたかった」と悔しそうな表情で語った山崎。この日の敗因の１つに前戦から１ヶ月と大きく開いた試合期間での調整を挙げた。チーム内でコンディションの整わない選手もいる中での試合の難しさにも直面。上下の入れ替え戦どちらの可能性も残してリーグ戦終盤を迎えることとなった。
次戦は10月６日の駒大戦。１勝１敗１分という戦績で迎えることとなる。上位躍進に向け「厳しい戦いになるけど勝ちに行く」と決意は固い。残り少ないシーズンに華を添えることはできるか。チームの躍動に期待したい。
■コメント
・山崎（総４＝淑徳巣鴨）
悔しいしか出てこない。これまで１勝１分で来てて、勝って次につなげたかったけどそれができなかった。最後の数分で試合をひっくり返されたのは大きな反省点。チームのコンディションとしては前の試合から１ヶ月くらい空いて、練習で追い込んだりして良い形だった。ただ、怪我人がいたりでチームとしては万全ではなかった。前戦から１ヶ月空いてたのは難しかった。学芸大は連戦になっているのでそういうところの差もあったと思う。自分自身は今日の試合で２点取ってて、普段は打たないところ。相手の動きを見ていけるなと思ったので打ちました。次の試合は駒大戦。厳しい戦いにはなると思うんですけど、しっかり勝てるように準備していきたいです。
TEXT＝須之内海 PHOTO＝両角あずさ
