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[陸上競技]第41回法政大学競技会
令和元年9月28日(土) 法政大学多摩校地陸上競技場
男子10000m 3組
4着 柏 30'05"77
7着 安川 30'30"36
11着 及川 30'39"37
12着 清野 30'46"12
19着 柏木 30'58"20
21着 松田 31'15"78
22着 長尾 31'19"09
25着 前島 31'33"98
26着 小倉 31'42"83
28着 土壁 31'49"54
29着 中野 31'54"43
30着 田中智 32'10"11
男子10000m 4組
5着 宮下 29'20"74
16着 前田 30'07"26
17着 古川 30'11"78
21着 杉村 30'44"76
25着 荒生 31'01"79
DNS 飯島
DNS 鈴木
昨年以来の10000mに出場した宮下
長い夏合宿期間を終え、現在の調子を確認することも含め法政大学競技会に出場した男子長距離部門。初めての10000mとなる1年生を含め、自己ベストを更新する選手が多数出た記録会となった。
男子10000m3組はスタートから中野(済4=花輪)や及川(総1=一関学院)が先頭付近でレースを進める。中盤を過ぎたあたりで柏(済1=豊川)が先頭に上がり、及川が続いた。その後先頭は柏を含めた4人に絞られる。最後まで先頭争いを繰り広げるなか、柏が自己ベストを更新する走りで4着でゴールした。
男子10000m4組では、縦長の集団が形成された。宮下(工2=富士河口湖)は昨年の6月以来の10000m。「距離が長いのでできるだけ1レーンを後ろでも走ることを意識した」と初めは先頭集団の後方でレースを進めた。5000mを過ぎたあたりで集団は絞られる。「少しだけペースが上がったときに間を開けてしまった」と宮下が話すように先頭集団の1番後ろでレースを進めた。最後は離されてしまったものの、出場した東洋大のなかで1番速いタイムでフィニッシュ。自身の自己ベストも大幅に更新した。
今回の内容に谷川コーチは「練習のなかから見るともうちょっと後半走れてもいい」と厳しい表情を浮かべる。しかし、「ここから立て直してやっていきたい」と、前を見据えた。いよいよ2週間後には駅伝シーズンが開幕する。部員全員で挑む出雲駅伝での鉄紺の闘志溢れる走りに期待したい。
■コメント
・谷川コーチ
個人的には自己ベストを狙うというのと夏合宿が終わったばかりで疲労もあったので今の状態のチェックという意味で出場した。練習のなかから見るともうちょっと後半走れてもいいかなと思った。疲労もあって後半ペースダウンする選手も多くて厳しいなと思った。(宮下選手の走りを見て)宮下についてはここから駅伝に向けて調子を上げていくという状態なのでまずまず良かったと思う。出雲のエントリー外の選手たちの頑張りが出雲につながってくると思うのでもう少し頑張ってほしかったなというのはある。でもここからしっかり立て直してやっていきたい。来週の日体大は主力が出るので出雲へ向けていいステップにしたい。
・宮下(工2=富士河口湖)
久しぶりの10000mだった。自己ベストもたいしてもっていなかったのでここでしっかり自己ベストを出して駅伝シーズンに弾みをつけていこうと意気込んでレースに入った。最初から70秒ちょっと、設定が5000mあたりで14分40秒だったので集団の後方で距離が長いのでできるだけ1レーンを後ろでも走ることを意識して後半落ちてきた選手を拾った。6000mあたりまでは余裕をもってついていけたが7000m過ぎて少しだけペースが上がったときに間を開けてしまってそこからずるずる離されて1人になってしまってペースダウンになってしまった。1年生の6月以来久しぶりの10000mだったが7000mからのスピードを入れた状態でのスタミナが足りなかった。箱根だけではなく出雲、全日本と、スタミナだけでは勝負できないのでスピード持久力が反省として残ったので練習でやっていって駅伝シーズンに備えていきたい。
TEXT/PHOTO=長枝萌華