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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦
10月6日(日)東洋大学スポーツセンター
東洋大63-66駒大
17|1Q|12
20|2Q|17
11|3Q|16
15|4Q|21
スターティングメンバー
24 ラシードファラーズ
5 栁澤優
22 和田麗空
14 田代幹
38 福井歩
ゴール下から得点を重ねたラシード
1年生ながらチーム最多得点を記録した庄子
※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
リーグ戦1周目で快勝した駒大と再び対戦した東洋大。今回もリードする展開が続き勝利をつかみかけたが最終Qで逆転を許し、まさかの敗戦となった。
1Q、駒大に先制されるもラシード(済4=越谷西)を中心にゴール下から得点を重ねる。2Qも37ー29とリードして後半へ。流れが変わり始めたのは後半からだった。3Q、駒大オフェンスが連続得点を決め応援が盛り上がる。駒大応援団の床にたたきつけるメガホンの音が、会場全体に響きわたった。東洋大にとってはプレッシャーとなる大応援のなか、焦りが生じミスを連発してしまう。その隙を突かれ48ー45と、3点差にまで詰め寄られた。
雲ゆきが怪しいなか迎えた最終Qは、3Qと変わらず駒大側の応援が鳴り響いていた。シュートを打っても決まらない時間が続き、じわじわと点差を詰められていく。ついに残り2分、相手のゴール下での得点が決まり58ー60で逆転を許してしまった。なんとか取り返そうとするも、そのまま押し切られ63ー66。痛恨の敗戦を喫した。
「全員が消極的になり、大事な時間帯に点を取ることができなかった」。今試合でチームトップの得点をマークした庄子(済1=聖和学園)は、そう敗因を語った。1周目では勝っていた相手への敗戦は、チームに何をもたらしたのか。今後も続くリーグ戦のなかで、足りない力を補い課題の修正を図っていく。岐路に立つチームの進む先に、勝利があることを期待したい。
◼️コメント
・ラシード(済4=越谷西)
ディフェンスはチーム的にもできていた部分はあるが、オフェンスがうまくいっていなかった。(逆転負けとなったが)勝負所のリバウンドを取ることができずやられてしまったところもあるし、相手の応援の雰囲気にチームが落ち込んでしまった時もあったのでそういったところを改善していきたい。(課題は)リバウンドと安定したオフェンスをすること。誰か1人に任せるのではなく、みんなでやることが大切。(次戦に向けて)2連敗してしまったので、次戦から1つも落とさないくらいの集中力で戦っていきたい。試合を重ねてくうちにチームの課題をクリアしていき、いいチームにしたい。
・庄子(済1=聖和学園)
前半はリードしていい形で後半に入ることができたが、後半では自分を含め全員が消極的になり、大事な時間帯に点を取ることができず、逆転され負けてしまった。(チーム内最多得点を記録したが)今日の試合では自分が攻撃の起点となり、ドライブからのレイアップやアウトサイドも決めることができた。だがこれに満足することなく次戦でも得点を取っていきたい。(1周目で勝った駒大に対しての敗戦となったが)1巡目では勝てた駒澤に負けてしまったので、1巡目で勝ったチームには気を緩めずに試合しなければいけないという課題が見つかった。(次戦に向けて)今週の2連敗で学んだことが多くあるので、練習で改善して次戦は絶対に勝ちたい。
TEXT=稲村真織 PHOTO=沓名凛、稲村真織