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2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
10月13日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
◯東洋大4ー2慶
[ゴール(アシスト)]
10:35 久米(猪狩、石田)
15:08 武部虎(久米、猪狩)
35:57 清水(石田、福田)
39:54 武部太(清水、宮田)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 31 | 水田(社4=駒大苫小牧) |
GK | 30 | 岩田(社3=武修館) |
DF | 12 | 福田(社2=日光明峰) |
DF | 8 | 石田(社1=武修館) |
FW | 11 | 所(社4=駒大苫小牧) |
FW | 48 | 清水(社3=白樺学園) |
FW | 38 | 宮田(社1=白樺学園) |
DF | 29 | 中村(社4=八戸工大一) |
DF | 23 | 武部太(社1=苫小牧工) |
FW | 14 | 久米(社2=駒大苫小牧) |
FW | 16 | 武部虎(社3=苫小牧工) |
FW | 20 | 猪狩(社3=駒大苫小牧) |
DF | 7 | 奇(社4=宣徳・韓国) |
DF | 21 | 川口(社4=白樺学園) |
FW | 24 | 石橋(社4=駒大苫小牧) |
FW | 27 | 小堀(社2=白樺学園) |
FW | 22 | 石倉(社4=八戸工大一) |
DF | 49 | 長原(社3=白樺学園) |
DF | 33 | 千葉(社3=駒大苫小牧) |
FW | 15 | 吉川(社2=武相) |
FW | 13 | 藤原(社1=武修館) |
FW | 19 | 前田(社1=白樺学園) |
シュートし喜ぶDF武部太
チームを引っ張ったFW清水
関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)の2次リーグが始まった。東洋大は1次リーグで圧勝した慶大に今試合でも力を見せつけ4―2で勝利した。
1ピリ開始3分、先制点を奪ったのは慶大だった。一瞬の隙を突かれシュートを決められる。その後少し焦りを見せた東洋大だったが、10分にFW猪狩(社3=駒大苫小牧)が右サイドから攻めゴール前のFW久米(社2=駒大苫小牧)へパス。久米がゴールし同点に。15分にはFW武部虎(社3=苫小牧工)がゴール裏を回り込んでシュートし逆転した。
2ピリではシュートを打つもなかなか決まらず、試合が動いたのは2ピリ終了まで5分を切った時だった。DF石田(社1=武修館)がゴール前に放ったパスにFW清水(社3=白樺学園)が合わせてシュートしゴールネットを揺らした。2ピリ終了間際には清水が「いいシチュエーションで得点を取れた」と語ったように、清水とDF武部太(社1=苫小牧工)がパスを出し合い武部太が力強いシュートを打ち得点した。3ピリでは1点を取られたもののシュート数では慶大を圧倒し4―2で勝利を収めた。
台風の影響で練習ができていない厳しい状況でも勝利を手にした東洋大。次戦は1次リーグで敗戦した法大だが、「チーム全員で勝つ」と清水が言うようにチーム全員で戦い東洋らしいホッケーで勝利をつかみに行く。
◼︎コメント
・鈴木監督
(試合を振り返って)昨日は台風で練習ができなくてコンディション的にも難しいところがあったが、内容的にはもう少しあげてもらいたかったというのが正直なところ。ただ、今日は苦しみながらも勝って明日につなげるというのがもともと想定内ではあったのでまずは今日しっかり勝ち点3を取れたことが良かったと思う。(良かった点)清水がすごくいい動きでチームを攻守に渡って引っ張ってくれたので、そういう風にチーム全体が悪くても数人いい選手がチームを引っ張ってくれたというのがすごくポジティブな点。(2次リーグのスタートとしては)正直あまり内容もよくなかったしスタートとしてはもう少しレベルアップして欲しかったというのがある。ただ本当に厳しい状況の中でのゲームだったので明日につなげたいという思いが大きい。(次の試合へ向けて)多分選手も意識するとは思うが、2次リーグは自分たちのスタイルというものを確立しようという話をしたので、本当に自分たちのプレーを100%出せるように準備したい。
・FW 清水(社3=白樺学園)
(今日の試合を振り返って)特別悪い試合ではなかったが、まだ東洋のベストゲームが出来ると思う。課題を見つけつつ、自分たちのいい所を伸ばしていけば優勝に近づけるんじゃないかなと。(3点目のゴールと4点目のアシストを振り返って)3点目のゴールはパスを繋いでいって自分の中では上手く決めれた。アシストのほうは自分がパスをもらってまた出してリターンを決めるっていういいシチュエーションで得点を取れたと思う。(先に相手に点を取られたが)東洋のホッケーをやれば勝てると思っていたので、先制点を取られても取り返すって気持ちで焦らずにプレーできた。(清水がいい動きをしていたと監督が振り返っていたが)1セット目、センターフォワードということもあってやっぱり責任とか看板っていうのでチームを引っ張っていく気持ちがある。そこが出ていたのは良かったが、まだまだ自分のベストプレーができると思う。いい準備といいコンディション作りが必要だと思う。(今日から2周目に入ったが)1周目は悪くはなかったが課題の方が多かった。2周目は課題よりもいいプレーを増やしていって、秋リーグも優勝できるようにチーム一丸となって頑張りたいと思う。(次戦に向けて)次は前回負けている法政大学なので「俺が決める」っていう気持ちでやるのとチーム全員で勝つっていう気持ちで東洋のホッケーをしたいと思う。
・DF武部太(社1=苫小牧工)
台風の影響で全然練習できてなくて、みんな昨日は寮で寝腐っていたので、足が全然動いていなかった。昨日はスポーツ棟が使えなくて。(ゴールシーンを振り返って)あのときはシュートじゃなくてパスをしてもう一度もらおうと思っていたけど、シュートを打ったら入った。うれしいです。(得点への気持ち)めっちゃ点決めたい。目標は4年間のうちに得点王になること。(先制されてチームは)点決められても気持ちは変わらない。取り返せるなって。(1巡目が終わって意識していること)個人的に守りより攻めの意識が強いので、まずは守るっていうことを意識している。(次戦に向けて)みんなで守って、攻めて東洋らしいホッケーをしたい。
TEXT=吉留奈津 PHOTO=伊藤なぎさ、沓名凜