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2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
10月14日(月) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
●東洋大2ー3法大
[ゴール(アシスト)]
45:16 石倉
46:46 所(石田)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 31 | 水田(社4=駒大苫小牧) |
GK | 30 | 岩田(社3=武修館) |
DF | 12 | 福田(社2=日光明峰) |
DF | 8 | 石田(社1=武修館) |
FW | 11 | 所(社4=駒大苫小牧) |
FW | 48 | 清水(社3=白樺学園) |
FW | 27 | 小堀(社2=白樺学園) |
DF | 29 | 中村(社4=八戸工大一) |
DF | 23 | 武部太(社1=苫小牧工) |
FW | 14 | 久米(社2=駒大苫小牧) |
FW | 16 | 武部虎(社3=苫小牧工) |
FW | 20 | 猪狩(社3=駒大苫小牧) |
DF | 7 | 奇(社4=宣徳・韓国) |
DF | 21 | 川口(社4=白樺学園) |
FW | 37 | 阿部(社1=駒大苫小牧) |
FW | 22 | 石倉(社4=八戸工大一) |
FW | 38 | 宮田(社1=白樺学園) |
DF | 49 | 長原(社3=白樺学園) |
DF | 33 | 千葉(社3=駒大苫小牧) |
FW | 19 | 前田(社1=白樺学園) |
FW | 13 | 藤原(社1=武修館) |
FW | 24 | 石橋(社4=駒大苫小牧) |
スピードあるプレーでチームを勢いづけたFW石倉
FW所は5試合ぶりのゴールとなった
モチベーションアップのために所は吠えた
痛い敗戦となった。関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)1次リーグで唯一60分負けを喫した法大との一戦は、果敢にシュートするも決め切れず2-3で惜しくも敗れた。
試合を動かしたのは法大だった。開始2分、ボードに当たり跳ね返ったパックを鋭い角度からゴールへ突き刺された。さらに、SH(ショートハンド)の局面で追加点を決められる。しかし、東洋大はそれに屈することなくゴールへ向かう。「シュートを打ち続けようと話していた」とFW所(社4=駒大苫小牧)が言うように、1、2ピリでシュート数は法大に倍以上の差をつけるほどチャレンジし続けるも、得点につながらず0-2で3ピリへ。
3ピリ開始2分で、またも法大が点を追加。このまま終われない東洋大はここから反撃を見せる。法大からパックを取ったFW石倉(社4=八戸工大一)がシュートを放ち、パックはキーパーとゴールポストのわずかな間をすり抜けた。さらにその1分後、監督から指示のあった横のパスを使ったDF石田(社1=武修館)から所への連携プレーでゴールへ押し込み、点差を1まで縮めた。その後、PP(パワープレー)のチャンスが訪れるも生かしきれず2-3で試合終了。「もう1点追いつく点を自分が取りたかった」と所は悔しさをにじませた。法大にリーグ戦2連敗となった。
試合には負けたものの、「内容的には東洋のホッケーができていた」と鈴木監督は選手を評価。一方で、PPやスコアリングの精度の向上を課題に挙げた。優勝するにはこれ以上勝ち点を落とすわけにはいかない。精度に磨きをかけて、確実に勝利を目指す。
◼️コメント
・鈴木監督
内容的には東洋のホッケーができていた。ただ結果がすべてなので、パワープレーやスコアリングの精度をもっともっと上げていかないと優勝には厳しいと思う。負けをしっかり受け止めて次につなげないといけない。(1、2ピリで無得点)ゴールに向かう姿勢や、ディフェンスの選手もしっかりプレーしながら全員が勝ちに向かってチャレンジしていたのでそれを続けていた。3ピリでは少し横のパスを使おうこと、パワープレーではディフェンスからのシュートを多くしようと指示を出した。2点目のゴールは横からのいいシュートだった。選手は最後まで努力してくれた。(動きの良かった選手)前回に引き続き清水はすごくチームを引っ張ってくれている印象がある。(4年生が2ゴールを決めた)今日は結果的に4年生がいいリーダーシップを発揮してくれたけれど、チーム全員として努力した試合だった。ただ勝ち切るためにはパワープレーやスコアリングなど上げていかないといけない。練習から意識して上げていく。(次戦に向けて)うちは後がなく、一つずつ積み重ねていくしかないのでここからはトーナメントの気持ちでやるしかない。
・FW所(社4=駒大苫小牧)
今日は60分間東洋らしいホッケーができていたが、点がうまく決まらない試合だった。自分がゴールを決めたのも久々で結構うれしかったが、それ以上に大事な場面で決めることができた。でも決めたときに自分的には落ち着いて喜びたかったんですけど、みんなを鼓舞するために騒ぎ立てるように喜ぶしかないかなと思って(笑)。自分のモチベーションも上げつつ仲間のモチベーションも上げていかないといけないなと思った。強いて言うならもう1点、追いつく点を自分が取りたかった。(4年生の2ゴール)これから勝つために4年生が必死こいて決めにいくことも普通だと思うが、4年生をみてチーム的にも良い流れができればなと思う。(FW陣は)決めれなかったけどシュートは打ち続けようという話はしていた。打ち続けて10本に1本でも入れば、と思ってフォワードはシュートチャレンジをしていた。そんなに良い流れでもなかったので、しっかりDゾーンのところでは我慢して。東洋のホッケーはできかけていたので、だからこそみんな悔しい気持ちがいつも以上にあると思う。(ピリオド間に話したこと)点数が決まらなかったので我慢して我慢してっていうことをみんなで話していた。誰が流れを変えるんだ、みたいなことを。あとはシステムの話とか。法政がこうしてくるからこうしようとか。(法大の特徴は)特徴っていうとゴール前にパックをよく集めてきたりとか、シンプルに2人でチェックをしてきたりっていうチーム。(次戦に向けて)僕は変わらず、やることをやろうと思います。チーム状況的には今日負けて悔しい部分があるので、次もしっかり同じように60分ホッケーして勝てれば良いなと思う。
TEXT=伊藤なぎさ PHOTO=川口朋珠、越塚日南