記事
第95回関東大学バスケットボールリーグ戦
10月14日(月)駒澤大学玉川キャンパス
東洋大80-77慶大
22|1Q|13
14|2Q|18
24|3Q|24
20|4Q|22
スターティングメンバー
24 ラシードファラーズ
5 栁澤優
22 和田麗空
14 田代幹
38 福井 歩
今季初スタメンの福井
庄子も積極的なオフェンスを見せる
台風の影響で2試合が延期となり、前節から5日を開け開催された慶大戦。予想通り互角の戦いとなったが、接戦を制し見事勝利となった。
慶大の3PTSから始まった試合だったが、支配権を握ったのは東洋大。和田(済3=東海大相模)らスタメン全員がまとまったチームワークで次々と点を重ねる。また今季リーグ戦初めてスタメン出場となった福井(済4=日大山形)も物怖じすることなく攻撃に絡んでいく。まず2本のFTを沈めると、その後も連続得点で存在感を示した。2Qも後半に猛追を許したもののラシード(済4=越谷西)が身長を生かしたリバウンドからオフェンスを組み立て、36-31と5点リードで試合を折り返した。
続く後半は激しい熱戦が繰り広げられた。開始すぐ立て続けに失点し、逆転を許す。東洋大もディナイなどのディフェンスで相手の得点を防ぎたいところだったが、フリーで3PTSを打たせてしまうなどなかなかペースをつかめない。しかしここから徐々に流れを取り戻していく。加藤(済4=横浜清風)が2本のFTを決めると、和田もバスケットカウントから追加点。また丹波(済1=常磐大)から通ったパスをまたも加藤がシュートし、得点は51-45に。4Qでもシーソーゲームが展開されたが最後は逃げ切り勝利した。
次節の相手は拓大。1巡目に敗北を喫している相手だけにリベンジを果たしたいところだ。
■コメント
・福井(済4=日大山形)
先週2連敗して、今週勝たなければいけない状況で勝ててよかった。自分のできることを精一杯やってチームに貢献しようと思っていた。相手の6番にオフェンスリバウンドを取らせないことを言われていたが、そこをあまりできなかったのがチームの課題。自分の得意なドライブを1ピリからできたのはよかった。次節は拓大と上武大で、どちらも1巡目で負けている相手なので次は勝ちたい。
・庄子(済1=聖和学園)
入りは良かったけど、2ピリから結構相手にやられてしまって、前半をいい流れで終われなかった。前半もうちょっと話せたかなと。後半もみんな足が止まってしまっていた。でも勝ち切れたのは大きい。自分の調子も悪かった。最初はアウトサイド入ったんですけどだんだん入らなくなって。でもレイアップやドライブができたので。次に向けてまた修正して、絶対勝てるように、短い時間の中でみんなで修正したい。今日の試合は60点ぐらい。勝ったってことだけでこの点数です。
TEXT/PHOTO=渡部穂乃花