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2019年度関東大学リーグ戦2部
10月14日(月) 東洋大グラウンド
◯東洋大 35{14-5、21-11}16白鴎大
番号 | 選手 | 出身校 | 学年 |
1 | 深澤 翔祐 | 深谷 | 3 |
2 | 矢川 海太 | 日体荏原 | 4 |
3 | 小山内 健 | 昌平 | 4 |
4 | 葛見 達哉 | 千葉経済 | 4 |
5 | 齋藤 良明慈縁 | 目黒学院 | 1 |
6 | 村井 貴 | 昌平 | 3 |
⑦ | 吉尾 凌平 | 昌平 | 4 |
8 | 日野 諒太郎 | 佐賀工業 | 4 |
9 | 高橋 太一 | 延岡星雲 | 3 |
10 | 土橋 郁矢 | 黒沢尻工業 | 1 |
11 | 繁松 秀太 | 札幌山の手 | 1 |
12 | 田中 衆歩 | 大村工業 | 3 |
13 | 山納 大志 | 川越東 | 4 |
14 | 大島 暁 | 目黒 | 1 |
15 | 大内 錬 | 佐野日大 | 3 |
Reserve Member | |||
16 | 松田 新之介 | 日向 | 2 |
17 | 谷名 樹 | 延岡星雲 | 1 |
18 | 栗畑 悠馬 | 長崎東 | 3 |
19 | 鴨澤 享佑 | 黒沢尻工業 | 4 |
20 | 渡邉 駿介 | 春日ヶ丘 | 4 |
21 | 菅原 優大 | 秋田工業 | 3 |
22 | 中島 羅王 | 大村工業 | 2 |
23 | 伊藤 千貴 | 仙台育英 | 4 |
前半の悪い流れを断ち切った日野のトライ
後半の敵陣でのモールでボールをゴールラインまで運んだ
※掲載が遅くなり申し訳ありませんでした
2019年度関東大学リーグ戦第2部(以下、リーグ戦)は4試合目を迎えた。相手は今シーズン勢いのある白鴎大。前半はお互い攻めあぐねる時間が続くも、レギュラー、リザーブの4年生の活躍で白鴎大を下した。
先制したのは東洋大だった。敵陣に攻め入ると、フォワード全員の体を張ったプレーでゴールライン前までボールを運び、吉尾(総4=昌平)がトライ。この先制トライを皮切りに良い流れをつかみたい東洋大だったが、敵陣でのチャンスを自らのミスでものにする事ができない。しかし、前半29分にゲームが動く。ゴールライン前まで攻め入ると、相手のディフェンスラインを突破した日野(済4=佐賀工業)がトライを決め14ー5で前半を終える。
後半は前半にも増して4年生が活躍する時間となった。白鴎大にペナルティーキックを2本決められ14ー11。じわりじわりと東洋大の背中を追う白鴎大だったが、途中出場の伊藤(法4=仙台育英)が相手ディフェンスラインの空いた外を狙いトライし21ー11と引き離しにかかる。その後白鴎大に外の空いている場所を抜かれトライを奪われるも、すぐさま途中交代の鴨澤(済4=黒沢尻工業)がモールから飛び出してトライ。試合終了間際には吉尾が2本目のトライを奪い35ー16で試合を終えた。
監督は今日の試合を「4年生に託した」と振り返り、「やるべき人が結果を出してくれた」と評価した。また吉尾主将も「接戦だと4年生が頼りになる」と同期の活躍を喜んだ。リーグ戦は全7試合中4試合を終え、3勝1敗で折り返す。今試合は4年生の活躍もさることながら、ルーキー達も出場し力を見せた。チーム一丸となって挑む東洋大フィフティーンの躍進に今後も注目だ。
◾︎コメント
福永監督
非常に難しい1週間、非常に難しい試合なると予想したゲームだったんですけど、前半予想していた展開になって、そこに関しては今回4年生に託そうかと考えていました。その私の期待に見事4年生が応えてくれたので後半良い形になったと思います。(ハーフタイムでは)自分たちがやってきたことを丁寧にやりましょう。という話をしました。また、4年生、上級生中心に「楽しんでください」と伝えました。大学ラグビーは4年生が頼りになる。後半の控えの選手のトライ)彼らも4年生。やるべき人が結果を出してくれたと非常に思います。後半戦につながる内容だったと思います。もちろん苦戦も含めて。(けが人がでている)ラグビーっていうのはシーズン中に何が起きるかわからないスポーツ。それもすべて受け入れながらやるしかない。(次戦に期待すること)ひとつひとつ目の前の自分の仕事に集中してやってもらうしかないと思います。
吉尾(総4=昌平)
先週の立正大戦で怪我人が多く出て1年生が多く試合に出たんですけどパニックにならずに試合に勝てたのはとても良かったと思います。試合途中上手くいかなくて後半の初めの方は焦りが出たと思いますが落ち着いてプレーができた。後半のトライを奪ったリザーブの選手は二人とも4年生の選手なんですけど、チームを勢いづけてくれるプレーをしてくれたので助かりました。やっぱり今回みたいな接戦になる試合だと1番頼りになるのは4年生だと思うので、そこの部分で4年生が(トライを)取り切れたことはとても大きいことだと思います。目の前の試合を意識して、自分たちがやるべきことを明確にし、それをしっかりこなすことが入れ替え戦に臨めるチームだと思うのでしっかりやりたいと思います。
TEXT/PHOTO=仲宗根優介