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第76回平成国際大学長距離競技会
10月19日 (土)鴻巣市陸上競技場
男子10000m
1組
1着 野口 30'26"90
2着 長尾 30'39"89
3着 清野 30'41"24
4着 安川 30'45"46
8着 柏木 30'54"00
10着 岡里 31'08"22
13着 田中智 31'16"69
14着 松田 31'25"40
19着 前島 31'45"33
DNS 山田
DNS 田上
6組
4着 小倉 30'18"03
7着 及川 30'20"77
8着 町 30'22"62
11着 柏 30'34"41
12着 土壁 30'39"26
14着 大沼 30'41"82
22着 荒生 31'18"94
27着 中野 32'01"94
DNF 渡邉
DNS 飯島
DNS 小田
DNS 中村
DNS 児玉
安定した走りを見せた野口
6組チームトップでゴールした小倉
及川は序盤からレースを引っ張った
第76回平成国際大学長距離競技会が行われた。東洋大からは多数の選手が出場し、11月に行われる全日本大学駅伝対校選手権大会(以下、全日本)や、ハーフマラソンに向けて各選手はレースに臨んだ。
雨が降り、気象条件が悪いなか行われた男子10000m1組。野口(工3=松山)がスタートから集団の先頭に付けると、3000m付近から抜け出す。その後は1kmのラップタイムが3分前後を維持し、独走状態となる。そのまま余裕をもった表情でトップでフィニッシュした。
6組では、全日本エントリーメンバーの渡邉(済4=吉原工)がレースを引っ張る。久しぶりの出走で5000m付近までのレースとなったが、全日本に向け徐々に調子を上げてきている。5000m以降レースを引っ張ったのは及川(総1=一関学院)だ。1周70秒ペースでラップを刻み、目標の29分台が見えていたが8000mからペースダウン。「失速はもったいない走りだった」と酒井監督は振り返る。終盤には、小倉(済3=浜松商)がラスト1周で追い上げをみせ、チームトップのタイムでゴールした。
酒井監督は「30分切りがいなかったので満足な結果とは言えない」と課題を挙げた。11月に行われるハーフマラソンでさらなるレベルアップを図りたいところだ。
◾️コメント
・酒井監督
(出場目的は)全日本のエントリーメンバーは試合感を養うこと。他の選手はトラックでのタイムを狙うのと、来月にハーフマラソンなどがあるのでそこに出るための足がかりとなる走り、そしてポイントのチェックだった。(レースを振り返って)記録的には30分切りがいなかったのでそこは満足とは言えなかった。(積極的な走りをみせた及川選手について)彼も29分代が出るペースでいっていたので、最後8000mからラストの1000mの失速はもったいない走りだったと思う。(渡邉選手については)当初から5000mの予定で出していた。レースにしばらく出ていなかったので、全日本で走るにしてもきちんとレースプランを作っていってほしいなという狙いで出した。(全日本まで約2週間となったが)非常に故障者が多くて上手く乗らない部分があるが、逆にしっかり練習の出来ている選手を起用していきたいと思っている。出雲駅伝を終えて引き続き全日本を迎える選手もいるので上手くコンディションを整えていきたい。恐らく出雲駅伝を考えると混戦も予想されるので、そこで競り勝てるようなチームを作っていきたい。
TEXT=長枝萌華、小島敦希 PHOTO=長枝萌華、水越里奈