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2019.10.22
サッカー

[女子サッカー]エース大内 勝利を導く2発で真価発揮!

第33回関東大学女子サッカーリーグ戦 1部第7節

10月20日(日)東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド


東洋大2ー1筑波大



今節2得点を挙げた大内


仲間と喜びを分かちあった


  昨年度の得点王に輝いた大内(食3=常葉学園橘)は、第33回関東大学女子サッカーリーグ戦の折り返しを迎えた第5節時点で獲得した得点はわずかに1。苦しい状況のなか、虎視眈々とゴールへの道筋を狙っていた大内が今節、ついにエースの本領を発揮した。


  試合開始から9分、塩谷(食2=前橋育英)からのロングボールを受け取ると、ゴールの左端をめがけ鋭いシュートを繰り出す。ゴールポストへ直撃したボールはそのままゴールに吸い込まれ、見事先制点を挙げた。この得点により勢いづいた大内の躍進劇はここで終わらない。迎えた後半で同点に追いつかれ、チーム内に焦りが生じるなかでも気概を見せるべくエースが再び立ち上がる。72分、出来村(食2=飛鳥)のクロスにタイミングよく合わせたヘディングシュートがゴールネットを揺らすと、このゴールが決勝点となった。


  一躍勝利の立役者となった大内は試合を振り返ると、「得点のことしか考えていなかった」と笑みをこぼした。昨年に引き続き、今年の得点王も視野に入れる大内にとって得点は絶対条件であり、チームに貢献できる1番の武器でもある。残る3節、目標に向かいひた走る大内の活躍に注目だ。



■コメント

・大内(食3=常葉学園橘)

今日の試合は全員で勝ち取った試合だった。(シュートシーンは)1点目はタイミングよく塩谷からボールが来たので、結構難しい角度だったがコースは見えたのでそこに押し込んで1点という感じで。2点目は今週ずっとやってきたクロスボールからの得点だったので。2年生の出来村がすごくいいボールをくれたので、自分は本当に触るだけだったのでごっつぁんという感じですね。(1番意識したことは)今大会すごく得点不足で、東国戦のPKで1点しか取っていなくて。なんとかチームに貢献できるのは、自分は得点だけだったので得点のことしか考えていなかった。(次節へ向けて)次節はもう空きが2日間しかなくて、帝平大という今日の相手とは全く別の相手になってしまうが、戦い方も今日のものは一旦忘れて相手の嫌なことをできたらいいなと思う。


TEXT/PHOTO=牧田のどか