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2019.12.11
硬式野球

[硬式野球]「『背番号32といったら佐藤都志也』と言われるような選手になりたい」 新入団選手発表会で意気込み語る

千葉ロッテマリーンズ新入団選手発表会

12月9日(月) ホテルスプリングス幕張スプリングスホール


終始和やかな雰囲気で行われ、笑顔を見せる佐藤都㊥


選手紹介のVTRが流れた


色紙を手に意気込みを語った


初めて勝利の儀式 " We are!! " にルーキー全員で参加(佐藤都は右から4人目)


新入団選手の7人(佐藤都は前列㊨)


発表会後にファンとハイタッチする佐藤都㊧




千葉ロッテマリーンズの2019年新入団選手発表会が行われた。2位で指名を受けた佐藤都志也(法4=聖光学院)は、1位指名の佐々木(大船渡高)らと共に出席。抽選で選ばれた380人のファンの前で、背番号32のユニフォーム姿を披露した。


 温かい拍手に迎えられた。一人一人選手が入場する度にファンからの拍手と名前のコールが会場を包んだ。佐藤都も佐藤コールに笑顔を浮かべ、通路のファンとハイタッチしながら壇上へ上がった。まず、河合克美オーナー代行兼球団社長が「彼らが、これから10年20年先のスーパースターで居続けるバックアップをしていく」と挨拶。続いて、7人の幼少期から今に至るまでのVTRが流れ、一人一人がプレゼント用の色紙に書いた言葉とプロでの意気込みを語った。佐藤都が書いた言葉は『夢追人』。プロになるという夢を叶えた佐藤都だが、「自分が幼い頃そうだったように『ああなりたい』と思われるような選手になりたい」とこれからも夢を追う。理想の選手像は「阿部慎之助選手のような打てる捕手」。人懐っこい笑顔と共に、プロの世界へ進んでいく。




以下、佐藤都の会見内容全文


--色紙に書いた言葉とその理由は

自分が書いた言葉は『夢追人』です。4年前にプロ志望届を出して指名漏れした後も、ずっとプロ野球選手になるという夢を追い続けてここまで来れたと思っています。その夢は変わるにしろ、夢を追っていくというのは素晴らしいことだとずっと思ってやってきたのでこの言葉を選びました。


--プロでの意気込みは

打てる捕手として千葉ロッテマリーンズの優勝に貢献できるように頑張っていきたいと思っています。応援よろしくお願いします。


--理想の選手は

打てる捕手の代名詞である阿部慎之助選手のような、球界を代表する打てる捕手になれるよう頑張っていきたいです。


--アピールポイントとルーキーイヤーの目標は

私のアピールポイントは打てる捕手というところです。また走攻守がそろっているというところを見て欲しいと思っています。また、ルーキーイヤーとしての目標は正捕手の座を目指して頑張っていきたいです。


--寮に持っていきたいものは

自分も快眠グッズを。アイマスクなど、自分がベストな状態でいれるための準備をしていきたいと思います。




◼️発表会前のコメント

・佐藤都(法4=聖光学院)

生中継とかもあるらしくて、テレビも慣れてないのでちょっと緊張します。(32番のユニフォームを着てみて)背番号にこだわりは無かったですけど、「背番号32といったら佐藤都志也」と言われるようなそんな選手になりたい。テレビで見ていたユニフォームを自分が着てみて、ちゃんとプロの世界に入ったんだなって自覚は芽生えたので、これからより一層ちゃんとやっていかないとって思った。縦縞のユニフォームはあまり着たことなくて、ジャパンのときくらいですかね。でもジャパンのデザインともまた違うじゃないですか。この足のタイプもプロっぽい。(小学生のとき所属していたみまやスポーツ少年団のユニフォームと似ているが)Mのロゴとか同じです。たぶんビジターのユニフォームとかほぼ同じだと思う。すごいですね。(佐々木選手とは)結構話しました。新入団選手が7人いる中で大学生が5人、高校生が2人なので殻は破れてないかもしれないですけど、社会人とかよりは親しみやすいんじゃないでしょうか。お兄ちゃんみたいに思ってくれたらうれしいなと思います。(同じ東都リーグ出身の髙部選手とは)愛媛でのジャパンの強化合宿のときからずっと連絡は取っていて、ドラフト後も一緒のチームだったりしたので余計にずっと話してました。バッティングが良いので「バッティング教えて〜」「いやいや(笑)」って。そんな話をしてた。結構仲良いです。(30分後に発表会が始まりますが)気楽にいきたいです。さっきも本社のほうで入団会見したんですけどそれよりも人がすごいらしくて。でも佐々木君がいるので大丈夫かな(笑)。でも隣の席なので変な顔できないですね。気をつけたいと思います。



TEXT=川口朋珠 PHOTO=川口朋珠、谷口遥菜、須之内海