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2015年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
3月29日(日)明学大レンジ
男子 第1戦
東洋大3616-3664東大(上位6名の合計)
個人成績
50m 30m TOTAL
1増川 292 336 628
2宇津志 265 313 578
3東森 258 300 558
4森田 256 310 556
5中野 308 338 646
6鈴木 231 296 527
7金井 261 316 577
8武 290 331 621
中野は646点で最高得点者となった
安定した射を見せチームに貢献した増川
今季のリーグ戦が開幕。相手の東大に終始リードを許し、力及ばず敗戦した。初戦を勝利で飾ることはできなかった。
中野(法1・磯辺)は全エンドで高得点を記録しチームを勢いづける。しかし、序盤から東大の総合力に押され前半50m終了時点で34点リードを許してしまう。後半の30mで巻き返したい東洋大であったが、なかなか差は縮められない。昨年のリーグ戦途中から実力をつけてきた武(法2・栗橋北彩)やサウスポーの増川(総2・淑徳巣鴨)も中野に続き得点を重ねていく。その後も、追い上げを見せるが逆に差を広げられ最終的に48点差で敗北、初戦を落とした。
トータルポイントでは中野が50m含めすべてのエンドで確実に得点を重ねトップの646点。距離賞も2つ獲得。続いて増川が628点、武が621点と、上位を独占した。一方で下位選手が思うように得点を伸ばせず総合力で一歩及ばなかった。リーグ戦は上位6名の得点が採用されるため4番手、5番手が特に重要となってくる。宇津志主将(営3・泉館山)も「チーム全体の底上げ選手層を厚くしなければならない」と語り下位選手の奮起は急務だ。
■コメント
・宇津志主将(営3・泉館山)
チームの雰囲気は良かった。点数的にも練習と同じぐらいが出せていたので、そこまでは悪くはなかった。個人としては、目標にしていた得点よりも低いので徐々に上げていきたい。特に1年生の中野の活躍は素晴らしいものがあった。これからのリーグ戦も期待したい。上位3人は良かっただけに下の3人の得点がもったいなかった。チーム全体の底上げが課題。今日の負けを引きずらず、しっかり前を向いてやっていきたい。
・中野(法1・磯辺)
試合に負けてとても悔しい。でも距離賞が50mと30m両方で取れたので良かった。チーム全体で上げていかなければならない。チームの雰囲気はいいのでこれはこのまま継続していきたい。
TEXT/PHOTO=小賀坂龍馬