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2020.06.18
コラム

第698回 当たり前が当たり前ではなくなった時、何を思う? 執筆者・沓名凜

こんにちは!硬式野球、バスケ、アイホ、ボクシング、剣道を担当している沓名です!あっという間に回ってきた2回目のコラム。何を書こうか悩んだのですがこのご時世ですし、コロナ禍で私が感じたことについてお話したいと思います。


私は愛(Love)と夢(Dream)と幸せ(Happiness)をモットーにしている事務所のあるアーティストが大好きで年に数え切れないほどのライブやイベントに行っています。いわゆる"オタク"ですね。バイトで稼いだお金の8割はそのアーティストに貢いでいます。ライブのために10日間で東京ドーム、京セラドーム、ナゴヤドームの3会場に行ったこともありました。あっ、授業はしっかり出席していますよ!!大学から東京ドームが近くて何度感謝したことか…。月に一度、いや週に一度はライブに行くことが私にとっては当たり前の生活でした。しかしコロナの影響でほとんどのライブやイベントは中止。もちろん私も行く予定だったライブは全て中止になり、何を楽しみに頑張ればいいのか分からない日々が続いています。



そんなこんなで現在モチベーションが皆無の私ですが、このおうち時間で気づいたことがあります。それは当たり前の日々がどれだけ貴重で幸せなのかということです。行くことが当たり前だと思っていたライブ。でもそれが出来ない状況になった時にあの空間がどれだけ幸せなものなのか感じることが出来ました。



ライブに限ったことではありません。満員電車に乗って大学に向かうこと、友達と一緒に授業を受けること、日本一おいしいと言われている東洋の学食を食べること、自由に遊べること、好きな人に会えること、そして取材ができること。どれも貴重でとても幸せなことなのです。コロナウイルスは私に「当たり前だと思っていることは何一つ当たり前ではない」ということを教えてくれました。気がつけば2020年ももう少しで折り返し。あっという間に過ぎていく大学生活、悔いの残らないように勉強もサークルも遊びも何事も全力で頑張りたいと思います!




この写真は以前大阪に行った時のものです。基本的に東京ドームばかり行っているので初めて京セラドームを見たときは「なんだこの形は!!」とかなり驚きました…。一刻も早く事態が落ち着き、またライブに行ける日を楽しみにしています。拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。