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2020.08.10
サッカー

[男子サッカー]先制点挙げるも追加点得られず関学大と1-1

第94回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第6節

8月8日(土) 流通経済大学フットボールフィールドB


東洋大1-1関学大


<得点者>(アシスト)

7分 中村陸 (坂本)



<出場メンバー>

▽GK

川地颯馬(国4=帝京大可児)


▽DF

坂本涼斗(国4=柏U-18)

板倉洸(国4=横浜FM・Y)

土田直輝(国4=大宮Y)

市原亮太(国4=横浜創英)


▽MF

前田泰良(国2=鹿島Y)→84分 横山塁(国3=FC東京U-18)

山下勇希(国3=昌平)

瀬畠義成(国2=JFAアカデミー) 

梅津凌岳(国3=京都橘)→73分 野本幸太(国4=市立船橋)


▽FW

中村陸(国4=柏U-18)→45分 小林粋(国3=大宮Y) 

浦山雄介(国4=日体大柏)→80分 桑原遥(国4=桐光学園) 



 攻守において存在感を示した土田


先制点を挙げた中村

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)



 2連勝と負けなしの東洋大は関学大と対戦。幸先よく中村陸のゴールで得点を挙げる。しかし、相手のカウンターに苦しめられ失点を許し勝ち点1を分け合うこととなった。


 立ち上がりいいスタートを切れた東洋大は、前半3分左サイドからの攻撃でCKを獲得。7分相手陣地から奪ったボールを中村陸がミドルシュートで先制。先制し勢いに乗る東洋大は、13分に3度目のCKを獲得するが、カウンターから相手に攻め込まれシュートを打たれるがGK川地が右手一本で死守。25分にも相手に抜け出されシュートされるも川地のビッグセーブで得点を許さない。相手にボールを持たれる時間が多くなってきたが30分、浦山の突破から梅津がシュートを放つが枠を捉えることができない。37分には、梅津から浦山へパスをつなぎ土田がシュートを打つが相手DFにブロックされ追加点とはならない。前半終了間際にも一対一のピンチになるが川地の気持ちのこもったセーブで得点を許さず、1点リードで試合を折り返す。


 後半開始直後に絶好の位置でFKを獲得するが壁に阻まれる。一進一退の攻防が続きカウンターに遭うも瀬畠が体を張ったシュートブロックでゴールを守る。66分にハンドをとられ相手にFKを与えるが壁にあたりピンチを乗り切る。なかなかシュートまで持っていけない時間帯が続いていたが、75分に野本がドリブル突破からゴールを狙うも枠の外。80分に一度は川地が止めるもこぼれ球を押し込まれ失点を許す。追加点を狙うため東洋大は攻撃のギアを上げるが同点のまま試合は終了。


 第3戦目は終盤に追いつかれ引き分けに終わったが未だ負けなしと好調をキープする東洋大。中3日で行われる日大戦では「チームの層の厚さが重要」と土田は語る。連戦で疲労が残る中総力戦で勝ち点3を狙う姿に注目したい。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。 


■コメント

・井上監督

関学大戦は試合前から難しい試合になるだろうという話を選手たちにはしていた。実際に対戦相手は非常に良いチームで戦い方もしっかりしてるチームであることもそうだし、開幕2戦目の流経大戦で選手たちは良い戦いをした後で3戦目ということでそういう意味でも難しくなるだろうと予想してたが実際には予想通りの難しい試合になってしまったのも事実。先制したことは非常に良くて前半20分くらいまでは良い形が多く作れたが、その後相手の良さを引き出してしまうような戦い方になってしまった。(次節に向けて)本来第1節で当たる日大だが、この暑い中連戦になってくるが目標とする1部昇格に向けては大事な一戦になってくる。もちろん勝ち点3は取れるような試合にしたい。


・土田(国4=大宮Y)

今日立ち上がりいい感じで行けていたのでチームとしてはすごい良い入りができた。後半入って押し込まれる時間が多くなってしまってその中で失点してしまい振り出しになってしまったので、そこは次の試合に改善しないといけない点だと思う。(関学大の印象)すごい僕らからしたら嫌な場所に立たれている時が多くて守備のところではすごいプレッシャーがかけにくい状況が続いてすごいクオリティーの高いチームだと感じた。(次節に向けて)連戦になってくるのでチームの層の厚さが重要になってくると思うのでみんながゴールを意識して次の日大戦も負けないように、そして勝利できるようにやっていきたい。


・中村陸(国4=柏U-18)

今日はチームとして再開してから2連勝している中でこの3試合目というのがすごくかぎになるというのは練習の時から監督に言われていたのでチームとして全員でその意識は持っていたのでこの3連勝というのを掲げて準備はしてきたがその中で連戦というのもあってメンバーが入れ替わった部分もあったので難しい部分もあると思った。チーム一丸となりながら苦しい時間帯だったり立ち上がり先制できたのは良かったと思うが結果として終盤に失点してしまったのは勝ち点2を失ったという状況で勝ちきれなかったのはこれからのまだまだ続く試合に生かしていきたい。(得点について)チームとして前からプレッシャーのかけるところだったり守備のバランスというところは特に意識していた中で坂本選手がいい形でインターセプトでボールを取って、その取った後のボールをフリーであった自分につけてくれたので自分はフリーでシュートを打てたことがゴールにつながった。(次節に向けて)またすぐ中3日で試合が来るので総力戦だし今回出たメンバーだったり出られなかったメンバーみんなにチャンスがあると思うので時間は少ないがいい準備をしてベストなパフォーマンスを出せるように取り組んでいきたい。


[次節試合予定] 

第94回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第1節

8月12日(水) vs日大 RKUフットボールフィールド  B面 17:30キックオフ 

※前期は全日程、無観客での試合となります。またジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT= 友寄慈温