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2020.08.27
コラム

第707回 #読めますか 執筆者・牧田のどか

こんにちは。水泳、サッカー、アーチェリー、アイススケートを担当している牧田です。


この夏休み、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。この猛暑だとちょっとの外出も憚られますよね…。かく言う私ももっぱら家に引きこもって時間を無為に過ごしております。そんな堕落しきった生活のなかでも唯一誇れることとして、夏休み開始から1つ続けていることがあります。それは…漢字のお勉強です!



#読めますか

このハッシュタグをご存知でしょうか? これはとある新聞社の校閲部のアカウントによって、Twitterで発信されている難読語のクイズです。私たちはこのハッシュタグを辿るだけで、お手軽に難読語の読みや意味を勉強することができるのです!すごい時代ですよね。ちょうどいい機会なので、ここで個人的に衝撃を受けた難読語のトップ3を紹介したいと思います。


1位 「丶」

一見ただの記号に見えますが、これもれっきとした漢字。なんとこの一文字で「ちゅう」と読むそう!同じ記号漢字でも、「卍」(まんじ)の正答率は99パーセントでした。時代を感じますね。


2位 「私語く」

「しごく」? いいえ違います。正解は「ささやく」。夏目漱石の『こころ』に出典が確認されたこともあり、真偽は不明ですが漱石の造語だという声もあるそう。これを読めた方にはウルトラ漢字博士の称号を与えたいです。個人的に!


3位 「嚏」

字面からは全く想像できませんが、この一文字で「くしゃみ」と読むそうです!これは所感ですが、漢字の造形の複雑さは読みの難しさと比例していると思います…。正答率は41パーセント。さすがの難しさです。


この他にも、場面によって異なる単語の使い分けや実際の原稿を用いた校閲クイズなど、Twitterには面白い企画が沢山あります!こうしてスマホ1つで簡単に勉強ができるのは勿論、なにより専門家の視点を通した解説が手軽に、しかも無料で見ることができるのは本っ当にすごいことですよね。インターネッツの世界には疎い私ですが、この時ばかりはこの時代に生まれてよかった…とつくづく思います。


日本語が大好き!活字中毒!という方は楽しめること間違いなし!少しでも興味がわいた方はぜひ挑戦してみて下さい!

 

最初から最後まで何故か宣伝のようなコラムとなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。残りわずかではありますが、よい夏休みを!