スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦１部第２節

９月５日（土）　東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド

東洋大１－０日体大

＜得点者＞（アシスト）

63分　大内（根間）

＜出場メンバー＞

▽ＧＫ

今井佑香（食２＝常盤木学園）

▽ＤＦ

出耒村亜美（食３＝飛鳥）

久保真理子（食４＝浦和ＬＹ）

澁澤光（食３＝常盤木学園）

根間陽彩（食２＝大商学園）

▽ＭＦ

鈴木陽奈（食２＝ＪＦＡアカデミー福島）

北村美羽（食１＝ジェフ千葉ＬＵ-18 ）

常田麻友（食４＝大商学園）→88分　中原藍（食３＝神村学園）

▽ＦＷ

門脇真依（食１＝ＪＦＡアカデミー福島）→84分　佐々木葵（食３＝花咲徳栄）

塩谷瑠南（食３＝前橋育英）→88分　北川愛莉（食２＝常盤木学園）

大内梨央（食４＝常葉学園橘 ）

　　　　　勝利に導くゴールを決めた大内

                 コーチング力が光っていたＧＫ今井

    （写真提供：東洋大学体育会サッカー部女子部）

　第34回関東大学サッカーリーグ戦１部第２節の対戦相手は日体大。90分を通して試合を支配することの多かった東洋大が１－０で勝利する結果となり、次節への自信につながる試合となった。

　前半開始からしばらくは日体大に試合を支配される。10分には東洋大がシュートをするが上に大きく外してしまう。しかし、そのシュートを機に試合の流れが変わり、東洋大が支配。その後も果敢にシュートをするが、決まらない。両者互いに譲らないまま前半が終了。

　後半開始から試合の流れは東洋大だった。そして63分、根間からの横パスを受けて大内がファーに流し込んだ。落ち着いた今節初得点を決めた。その後もゴールチャンスは何度も訪れるが、ゴールにはならず。最後まで攻め続けたが、追加点を獲得できないまま試合終了となった。

　前節での反省を生かして挑んだ日体大戦。早い段階で試合の流れを掴み、ゴールチャンスを逃すまいと強気の姿勢でシュートし続けた東洋大。今節の勝利によって勝ち点３を獲得し、自信をつけたチームのこれからの活躍に目が離せない。

※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。

■コメント

・石津監督

前節よりもゲームの入り方が良く、90分通して集中してゲームをやり切ることができた。フィニッシュ手前までは狙っているスペースが取れていたので良かったが、最後のクオリティの部分で課題が残った。とはいえ勝ち点３を取ることができたので全体的には良いゲームだった。（成長点について）精神的プレッシャーをしっかり受け止め、消化できた点と、より挑戦的であったこと。（次節に向けて）連戦で間は短いですが、しっかりと準備して、勝利に挑戦したいと思う。

・大内（食４＝常葉学園橘 ）

前節の試合の反省を生かして最初の試合の入り方はシンプルかつ相手陣地でプレーする事を意識した。チームとして改善していい形で試合に入れた。前半の攻撃で何度かゴールチャンスはあったが、最後の所でクロスの質、シュートの質でシュートチャンスを逃してしまった。後半の入り方も良く、１点決めれて更に自分達のペースでサッカーができたので相手陣地でプレーする事が多かった。守備では、チームとして狙いをもって奪えるシーンが多くて、集中が切れる事なく闘えていたと思う。日体大に勝てたのは創部初で、とても嬉しい事だし、チームとして今日の勝ちは自信に繋がる試合になった。（得点シーンについて）前節の筑波戦は、得点が決めれなかった分、今日の得点は最高に嬉しかった。根間からのクロスにキーパーを見て落ち着いて決める事ができた。ゴールチャンスは何度かあったが、気持ちを切り替えて、常に得点を決めることを諦めずに闘った。（次節に向けて）今日の試合はチームとして勝つ事ができた。次節まで時間は短いがいいイメージを持って勝ちたい。今日の試合はチームとして自信に繋がる試合だったので、次節も勝ち点３をチーム一丸となって取りに行きます。応援よろしくお願いします。

・今井（食２＝常盤木学園）

今日は前節の反省を活かして試合に挑んだ。チャレンジャーでありながら、リスクとの良いバランスを取る試合だった。攻守にわたって個人・組織でも成功が多く、試合を支配する時間が多かったのが良かったと思う。（チームに対しての声かけについて）時間が経つにつれて相手のスローインや縦パスの予測がつくようになり、前もった声掛けや、意識を途切れさせないよう、個人への指示をしていた。（次節に向けて）次節まで期間が短いですが、今回出た課題を改善し、今日のようにチーム一丸となって戦いたいと思う。

[次節試合予定]  

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦１部第３節

９月９日（水）　ｖｓ神大　東洋大学板倉キャンパスサッカーグラウンド　16：00キックオフ

TEXT＝風間紫穂