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2020.09.21
アーチェリー

[アーチェリー・女子]第59回全日本学生アーチェリー女子王座決定戦(記録、コメント)

第59回全日本学生アーチェリー女子王座決定戦


9月16日 (水) ~18日(金) 服部緑地 陸上競技場


(予選ラウンド)

7位  1710点


(団体決勝トーナメント)

1回戦目

東洋大学 6ポイント - 0ポイント 慶應義塾大学


2回戦目

東洋大学 0ポイント - 6ポイント 同志社大学 

       

   

出場選手

中野(総4=県立船橋)

曽山(法3=高崎商科大付)

保永(国3=春日部共栄)

佐藤(営3=浦和実業学園)


■コメント

・中野(総4=県立船橋)

(試合を振り返って)やはり団体戦は楽しいですね。この楽しい時間を少しでも長く、と思いましたが叶わなかった。決めるべきところ、取るべきところで決めきれなかった、取り切れなかった事が悔しい。(東洋大の4年間を総括して)結果は満足に残せなかった事が悔しい。2年次の王座以外パッとしないなぁって感じ。この遺志はきっと、可愛い後輩達が受け取って飛躍してくれると思う。そういう気持ちを託せるチームメイトと会えたことが一番良かった。(後輩へ伝えたいこと)アーチェリーが楽しいという気持ちをずっと感じていて欲しいと思う。辛い時やしんどい時がきても、楽しい感情を忘れないでいて欲しい。


・佐藤(営3=浦和実業学園)

(予選から試合を振り返って)久しぶりの全国という舞台を目の前にして、試合開始前は強気で行けたが、いざ試合が始まると緊張が止まらず、かなり動揺してしまいた。自分らしいパフォーマンスができたかというと、上手く発揮する事が中々できず、個人としては苦しい結果となってしまった。王座(団体)としては、まず1回戦目の慶應戦について、みんな緊張しながらも落ち着いて射てていてとてもよかったと思う。2回戦目の同志社戦、風が強い中でも大きな外しがなく皆よく射ったと思う。ただ、初戦に比べ、中々当てる事ができなかったのが悔やまれる。(収穫、課題は)個人としてはやはり、技術はもちろん、それを発揮するためのメンタルが十二分に備わってなかった事が大きな課題なのだと感じた。そして大きな収穫としては、この課題を見つけられたこと、全国に出場する選手の戦う姿勢を目の前で見れたことは大きな財産、良い経験となったと思う。これらを通して、来シーズンに向け今後自分がやるべき事は明確となったので、次回に向け、しっかり調整していこうと思う。王座(団体)としては、特に2回戦目の同志社戦、メンタル面で相手に大きく負けた様には感じなかったが、結局のところ「相手が強い」というイメージを払拭しきれなかったところが課題なのかなと感じとれた。また、強風の中でも相手は10点を出してくるという強みに対して、うち(東洋大)は当てることができなかったという技術不足も感じた。しかし、初戦の慶應戦では緊張感がある中でもしっかり当てに行くことができるチームであることを再確認できたことは大きな収穫だと思う。(来シーズンへ向けて)個人としては、来年度のインカレ出場、予選突破しトーナメント出場を目指して頑張りたい。チームとしては、来年は必ず王座でメダルをもらいにいく。


・曽山(法3=高崎商科大付)

(試合を振り返って) 団体戦は久しぶりでとても緊張してしまいましたが、それと同時にとても楽しかった。本当にあっという間で、負けたときは終わったという実感がすぐには湧かなかった。観客席から他のチームが戦っているのを見て、もっとこのチームで戦いたかったと悔しさが込み上げてきた。(収穫、課題は)一番の課題はメンタルの弱さ。練習では少しずつ克服できていると感じることがあるが、やはり試合になると弱気になってしまう。少しの気持ちの変化が点数にも影響してしまうので、今後はさらに試合の場数を踏み、強いメンタルを身につけたい。去年の王座と違い、風が吹く中でも当たる射と外す射の感覚が掴めたのは大きな収穫だと思った。(来シーズンへ向けて)来年は自身最後の王座になる。4年間の集大成として悔いの残らない試合にしたい。目標は、リーグ戦で勝ち進み、王座に出場して、東洋大学アーチェリー部の過去最高成績を塗り替えること。日々の練習を積み重ね、今年のリベンジを絶対に果たす。


・保永(国3=春日部共栄)

(試合を振り返って)1回戦目の慶応戦では16日の予選ラウンドで点数を上回っていたので、気持ちに余裕があり練習のようにのびのび射てた。慶応にストレートで勝ち、いい雰囲気で同志社戦に臨めたが、やはり何処かで相手が強豪校であることを意識してしまい、いつもの感覚で射てなくなってしまっていた。チームの士気も1回戦目と比べるとやはり緊張した重い空気が漂っているように感じた。取れるポイントはあったのにストレートで負けてしまい、自身の勝負所での弱さが出てしまい悔しさしか残らなかった。(収穫、課題は)課題はやはり全国規模の大会の経験の無さ。独特の雰囲気の中でいつも通りに射つ事の難しさを痛感した。(来シーズンへ向けて)来シーズンは4年になり、自分にとって最後のシーズンになる。笑顔で終わるつもりなので、今シーズンの悔しさを糧に練習を重ね、必ずリベンジしたいと思う。