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2020.09.27
サッカー

[男子サッカー]明学大に2-1で勝利!アミノバイタルカップ1回戦突破

「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会1回戦

9月26日(土) 流通経済大学サッカー場


東洋大2-1明学大


<得点者>(アシスト)

67分 佐々木(前田)

89分 山下(市原)



<出場メンバー>

▽GK

川地颯馬(国4=帝京大可児)


▽DF

坂本涼斗(国4=柏U-18)→67分 梅津凌岳(国3=京都橘)

板倉洸(国4=横浜FM・Y)

土田直輝(国4=大宮Y)

市原亮太(国4=横浜創英)


▽MF

横山塁(国3=FC東京U-18)→57分 高柳郁弥(国2=大宮Y)

山下勇気(国3=昌平)→93分 中村勇太(国3=鹿島Y)

瀬畠義成(国2=JFAアカデミー)

野本幸太(国4=市立船橋)


▽FW

前田泰良(国2=鹿島Y)→68分 室井彗佑(国2=前橋育英)   

浦山雄介(国4=日体大柏)→57分 佐々木銀士(国2=青森山田)




同点に追いつき喜ぶ野本(左)と佐々木


山下は追加点を挙げチームの勝利に貢献した

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)



 「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会(以下、アミノバイタルカップ)の1回戦が行われた。第94回関東大学サッカーリーグ戦の試合や2年前のアミノバイタルカップで敗戦した明学大との一戦。前半に先制されるも後半に決め、2-1で逆転勝利を収めた。


 前半開始から果敢に攻め、開始直後には野本がシュートチャンスをつくり出すも決めきれず。その後7分にはPKを与えてしまい相手に先制されてしまう。10分には市原のスローインを受け前田が打ち込むもゴール上。これも得点とはならなかった。その後29分、野本がコート反対側から受けたパスを市原につなげシュートするも得点にすることができない。その後も何度もチャンスをつくり出し攻め込むもゴールという形に結び付けられず前半終了となる。


 後半に入り、前半の点差を返したい東洋大。後半も果敢に攻め続けるもなかなかゴールネットを揺らすことができない。そんな中67分に好機がやって来る。前田からのクロスに佐々木が合わせシュート。これが見事に決まり同点に追いつく。その後もチャンスをつくり出すものの、なかなか得点にはつなげられず時間だけが過ぎていく。しかし89分に再びチャンスが舞い込む。市原からつながったボールを山下が正面からシュート。これが決まり追加点となる。そのまま1点リードを守りきり試合終了となり、1回戦を見事突破した。


 今大会はトーナメント戦のため、山下が「次に繋げられたことは良かった」と今節を振り返ったように一試合一試合に勝利し続けなければならない。次節までは中2日しかないが、どこまでチームとして準備できるかが重要となる。少ない練習期間で一試合に全力で取り組み勝利にこだわり続ける姿に注目だ。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・井上監督

リーグ戦同様開始早々にPKから失点をして相手に先制をされて相手を追いかけるという試合展開になって、そこは自分たちの守備のミスからペナルティを与えての失点だったのでもったいない失点だった。その後は慌てず同点にするチャンスを作り続けられたかなとは思う。相手は先制してしっかり守ってカウンターから2点目を狙うという形を徹底されていたがある程度の時間までは彼らの狙い通りの試合展開だったと思うが、我々もペナルティを得て相手が一人退場になったという所から試合のリズムが我々の方に転がってきたかなと思う。(相手は)前回に比べて相手のディフェンスラインは下がって粘って中盤でボールを奪おうというのは見て取れた。我々の狙いとしてはディフェンスの背後を取りに行こうという形だったが立ち上がりのところはそこまでいい形は作れなかったかなと思う。20分過ぎてからは少しずつ形が出てきたかなと思う。(次節に向けて)中2日でのゲームということになるので、この2日間の間でどう回復させて準備をしようかというのはこれからメンバー編成も含めて考えたいと思う。一つずつトーナメントですので試合数を増やしていきたいという風に考えている。


・山下(国3=昌平)

立ち上がりの失点など前節と同様に少し課題の残る試合だったが最後勝ちきって次に繋げられたことは良かった。(得点シーンについて)前半も試合を通して何本かチャンスがあったので最後あの時間帯で決められてチームの勝利につながったのが良かった。(相手について)前節も負けてて最後相手が退場して結構引かれた展開だったが逆に自分たちもやりやすくなったところもあったし、相手のセカンドボールの返しだったり見習う部分も少しあったので自分たちに活かしていきたい。(次節に向けて)この先も勝って繋げられるようにまずは一試合一試合、目の前の試合に全力で挑みたい。


・佐々木(国2=青森山田)

前半早い時間で失点して攻め込むことが多かったがなかなか点が取れず難しい試合だったが、勝ちというところに繋げられてよかったと思う。(得点シーンについて)前田選手のいいクロスがあったので落ち着いて流し込むだけだった。(相手について)ゴール前の守備が固いということを徹底してきたのでその中で途中出場だったので点を取ることを意識した結果、点を取ることができて良かった。相手もすごい勝ちにこだわってきたので勝つのが難しかったと思う。(次節に向けて)試合に出れるかわからないが、出た時はチームに貢献できるようにまた得点という部分で貢献できたらと思う。



[次節試合予定]

「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会2回戦

9月29日(火) vs明海大 会場未定 16:30キックオフ

※全日程、無観客での試合となります。またジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT=廣瀬璃子