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2020.10.12
サッカー

[男子サッカー]後期リーグ開幕!立大相手に4-1で勝利

第94回関東大学サッカーリーグ戦(後期)2部第12節

10月11日(日) 流通経済大学サッカー場


東洋大4-1立大


<得点者>(アシスト)

45分 市原(横山)

70分 野本(前田)

78分 室井

93分 佐々木



<出場メンバー>

▽GK

川地颯馬(国4=帝京大可児)


▽DF

坂本涼斗(国4=柏U-18)→88分 伊藤恵亮(国2=矢板中央)

板倉洸(国4=横浜FM・Y)→62分 中村勇太(国3=鹿島Y)

土田直輝(国4=大宮Y)

市原亮太(国4=横浜創英)


▽MF

横山塁(国3=FC東京U-18)→71分 室井慧佑(国2=前橋育英)

山下勇気(国3=昌平)

瀬畠義成(国2=JFAアカデミー)

野本幸太(国4=市立船橋)


▽FW

浦山雄介(国4=日体大柏)→68分 佐々木銀士(国2=青森山田) 

前田泰良(国2=鹿島Y)→78分 高柳郁弥(国2=大宮Y)



逆転弾を決め流れをつくった野本


室井は追加点を挙げチームの勝利に貢献した

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)



 第94回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)の後期が開幕した。初戦の相手は立大。先制を許してしまうもののその後4得点を決め、後期リーグ初戦を勝利で飾った。


 開始直後から攻め込む。板倉からのボールに浦山が対応し、攻め上がるもシュートまで持っていけず。その後もCKを獲得し、そのチャンスから得点を決めようとするも相手GKに取られてしまう。相手も攻め込むがきちんと抑え、両者得点に結びつかない時間が続く。しかし33分にその均衡が破られる。相手に先制を許してしまう。その後前田が攻め上がりシュートするもゴール左へ。得点にはできない。しかし、44分にFKのチャンスをつかむと、横山が打ったボールに市原がヘディングで合わせ得点。前半終了間際に巻き返し、同点で試合を折り返す。


 後半は東洋大ペースで試合が進む。開始直後にはFKを獲得しチャンスをつくる。しかし相手の壁が厚く弾かれてしまう。その後も好機をつくろうとするも、なかなかゴールまで近づくことができない。しかし、70分に川地のFKが前田につながりそのボールを野本がゴール正面で押し込み追加点を決める。さらに続く78分には佐々木から室井につながりそのままシュート。これも決まり3点目となる。そして93分にはダメ押しとなる4点目を佐々木が決め、点差をつける。そのまま試合終了となり、後期リーグ初戦を勝ちきりしっかり勝ち点3をもぎ取った。


 次節は前期消化しきれていない産能大との一戦だ。試合まで残り少ないがどこまで準備しきれるかが重要となる。「きちんと勝ち点を積み上げていく」。何度も井上監督を始めとしてチーム全員が口にしていることだ。次節でもきちんと勝ち点を取り1部昇格というチームの目標に弾みをつけたいところだ。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。 




■コメント

・井上監督

前半に失点をして相手の時間帯があったが終了間際にセットプレーから同点に追いついた後はしっかりリズムを自分たちの方に引き寄せて交代メンバーを入れながらその選手たちが得点をあげていくといういい展開で試合を終われたと思う。(相手について)前回の対戦で我々が勝っていたのでそのリベンジをということで戦い方を徹底してこられたなという印象は受けた。我々のディフェンスの背後を取りに来るという狙いは非常に明確に見えたので、そこはある程度対応できたが、そのセカンドボールを拾われて二次攻撃という所があってその流れの中から点が取られたので、ある程度向こうは自分たちのやりたい展開をできたのではないかと思う。一度同点に追いついた後は少しリズムをつかむまでには至らなかったのではと思う。(収穫と課題について)収穫は少しポジションを変えたり人を入れ替えたりという形のバリエーションが増えてきたことと、セットプレーで点が取れているということだと思う。課題のところは、全体が後ろに下げられた時に中盤でどうボールを回収するかというのはチームの中では課題として残ったところだと思う。(次節に向けて)後期だけで言うと来週末になるが、前期の未消化分の試合が水曜日にあるので、上位から離されないようにきちんと勝ち点を積み上げていくというのが我々の今、目の前の課題をきちんと克服しながらしっかりと勝ち点3っていうのを取れる戦いをしたいと思う。


・野本(国4=市立船橋)

先制点を取られて自分たちからチームを後退させる雰囲気が流れてしまって悪い時間もあったが前半終わり間際に同点弾を取れたのが良かった。最終的に逆転して勝てたので良かった。(得点シーンについて)相手の裏に抜けた時に泰良(前田)がいいボールをくれたのであとは自分がゴリゴリ押し込んでいくだけだった。(相手の印象)相手は前がかりに来ていてボールを持ったらすぐ自分たちの裏にボールを蹴りこんでくるっていう嫌なサッカーだった。自分たちもそれに合わせてしまったなと思う。(次節に向けて)次節もこのまま東洋が勝っていって目標である1部昇格というのに近づけていけたらと思う。


・市原(国4=横浜創英)

先制されて苦しい時間もあったが前半の最後に追いつけてそこから追加点を交代選手がいい活躍をしてくれたので良かった。(得点シーンについて)前半ラストチャンスだったので、そこでセットプレーから点が取れたのはとても良かった。(収穫について)先制されても追いついて逆転していくというのはこれからの試合においてもまたそういう試合ができれば順位が上がっていくと思うのでその点はよかった。(次節に向けて)次節も大事な試合なので一試合一試合全力で戦っていきたいと思う。




[次節試合予定]

第94回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第7節

10月14日(水)vs産能大 会場非公表 15:00キックオフ

※ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT=廣瀬璃子