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2020.10.19
サッカー

[男子サッカー]土田決めるも、明学大に4失点を許し完敗

第94回関東大学サッカーリーグ戦(後期)2部第13節

10月18日(日) 会場非公表


東洋大1-4明学大


<得点者>(アシスト)

57分 土田


<出場メンバー>

▽GK

川地颯馬(国4=帝京大可児)


▽DF

坂本涼斗(国4=柏U-18)

板倉洸(国4=横浜FM・Y)→45分 中村勇太(国3=鹿島Y)

土田直輝(国4=大宮Y)

市原亮太(国4=横浜創英)


▽MF

横山塁(国3=FC東京U-18)→72分 伊藤恵亮(国2=矢板中央)

山下勇気(国3=昌平)

瀬畠義成(国2=JFAアカデミー)→74分 高柳郁弥(国2=大宮Y) 

野本幸太(国4=市立船橋)


▽FW

浦山雄介(国4=日体大柏)→72分 佐々木銀士(国2=青森山田) 

前田泰良(国2=鹿島Y)→81分 室井慧佑(国2=前橋育英)



積極的な攻撃参加で得点を決めた土田


持ち前の推進力で左サイドを駆け上がる野本

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)



 第94回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦) 第13節の相手は、今季対戦成績1勝1敗の明学大。立て続けに2失点し苦しい展開を強いられる中、土田が執念のゴールを決めるも1-4で敗北した。


 試合開始序盤から相手の陣地に攻め込む場面はあるも、肝心のシュートは遠い。12分に自陣でパスミスをしそのままシュートを打たれ失点、先制点を許す。まずは同点に追いつきたい東洋大は、市原のオーバーラップから野本がゴールを狙うも得点には至らない。22分に相手に追加点を許し2点ビハインドの苦しい展開に。相手の陣地深くまで侵入し横山がシュートを打つが枠の外。


 2点を追い、さらに逆転を狙う東洋大は、後半開始直後から左サイドから果敢に攻撃を仕掛けCKを獲得するなど徐々にペースをつかみ始める。57分にはCKから土田のボレーシュートで1点差に。しかし、相手のCKでこぼれ球を押し込まれ追加点を決められる。78分にも追加点を許し4失点目。追加点を得たい東洋大は、猛攻を仕掛けるが相手GKを中心とした固い守備をこじ開けられず1-4で無念のタイムアップ。


 「今季カップ戦を含めて3試合目になるのでお互いがお互いの戦い方というのをある程度わかっている中」でのゲームだったと語る井上監督。課題は逆転する攻撃力とチャンスメイクとはっきりしているため、次節の神大戦までに修正し、攻撃力あふれる東洋大に期待したい。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。 


■コメント

・井上監督

自らの失点で始まって、その後2失点目も前半の早い時間に失点して自らゲームを難しくしてしまった。2-1にするところまでは良かったがその後またセットプレーからミス絡みの失点で後はもうリスクを背負って点を取りに行ってカウンターというところだった。相手の良いところが出て、東洋大は悪いところがたくさん出てしまったというゲーム展開だった。(明学大について)今季カップ戦を含めて3試合目になるのでお互いがお互いの闘い方というのをある程度わかっている中で相手は東洋大のウィークポイントになるところを恐らく研究されて来ているなというのはすごく明確に出ていた。(次節に向けて)上位との勝ち点差が少しついてしまったのでこれ以上離れてしまうと目標達成というのはかなり厳しくなるので惜敗ではなく大敗して、我々の弱いところがたくさん出たゲームなので、惜敗でというところよりも明確に我々の修正点というのが出たゲームだから、そこは突き詰めてまた勝ち点を積み上げられるよう準備していきたい。


・土田(国4=大宮Y)

チームとして入りの部分で相手に脅威を与えようという話をしていて、その中で早くに失点してしまい、2失点目もしてしまい苦しい状況で前半が終わり、後半も得点は返したもののまたすぐ失点して相手に優位に進められてしまった試合で完敗かなと思う。(得点について)CKでこぼれ球を狙ってたので良いところにこぼれてきたので足を振ったら入ったので良かった。(次節に向けて)次節も負けられないのでこれから先一試合も落とさないように目の前の試合戦っていきたい。


・野本(国4=市立船橋)

前期リーグで明学大に負けていたので、立ち上がりから良い入りで相手を圧倒しようと思っていたが、失点してしまい自分達で焦ってミスをして崩れていったのでそういった中で試合が終わってしまって非常に残念な試合だった。(収穫や課題は)個人的には今日の収穫はないと思っていて、自分達の課題が多く露呈した試合であって、後は課題の一つは先制された後に自分達で焦って、自分達で崩れていってしまうというところは4年生である自分とかが声をかけて修正していかないといけないし、そういった中で逆転まで持っていく攻撃力、チャンスメイクというところが今日の試合の課題だった。(次節に向けて)上位進出、昇格を目指す上で本当に負けられない試合が続くので、次節の神大戦も一試合一試合目の前の試合を戦っていきたい。



[次節試合予定]

第94回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第14節

10月25日(日)vs神大 会場非公表 13:30キックオフ

※ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT=友寄慈温