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東都大学野球秋季1部リーグ戦・亜大1回戦
10月27日(火) 神宮球場
●東洋大1-8亜大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
亜大 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 8 |
東洋大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
三塁打:小川(五回)
二塁打:矢吹(一回)、佐々木(三回)
●野澤(2敗)、山内、大宮、細野、羽田野、河北-後藤聖、廣岡
・打撃成績
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
1 | (右) | 佐々木(営3=帝京) | 3 | 1 | 0 |
2 | (左) | 松本(営2=龍谷大平安) | 4 | 1 | 0 |
3 | (中) | 宮本(総1=大阪桐蔭) | 4 | 0 | 0 |
4 | (指) | 矢吹(総2=聖光学院) | 3 | 1 | 1 |
(打指) | 山崎(営4=愛工大名電) | 1 | 0 | 0 | |
5 | (遊) | 木村(総3=霞ヶ浦) | 4 | 0 | 0 |
6 | (一) | 小口(法2=智弁学園) | 3 | 0 | 0 |
(打) | 山下泰(総2=関大北陽) | 1 | 0 | 0 | |
7 | (二) | 小川(法4=霞ヶ浦) | 3 | 1 | 0 |
(二) | 石上泰(営1=徳島商) | 0 | 0 | 0 | |
8 | (三) | 瀬川(総3=聖光学院) | 2 | 0 | 0 |
(打三) | 山本翔(営1=成田) | 1 | 0 | 0 | |
9 | (捕) | 後藤(営1=京都学園) | 0 | 0 | 0 |
(打捕) | 廣岡(営2=拓大紅陵) | 3 | 1 | 0 | |
計 | 32 | 5 | 1 |
・投手成績
名前 | 回 | 球数 | 安 | 四死球 | 三振 | 失点 | 責 |
野澤(総1=龍谷大平安) | 1 | 32 | 4 | 2 | 1 | 4 | 4 |
山内(営3=東洋大姫路) | 1 1/3 | 30 | 1 | 3 | 0 | 2 | 1 |
大宮(法3=鳥取城北) | 3 2/3 | 64 | 4 | 1 | 5 | 2 | 1 |
細野(総1=東亜学園) | 1 | 13 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
羽田野(法2=汎愛) | 1 | 14 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
河北(営2=浦和学院) | 1 | 17 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
*感染拡大防止のため非対面での取材を行っています
*試合写真は中大スポーツ提供
細野は公式戦初登板となった(中大スポーツ提供)
二塁打を放ちガッツポーズを見せる佐々木(中大スポーツ提供)
待望の1勝を挙げ、迎えた亜大1回戦。先発の野澤(総1=龍谷大平安)が初回に4失点と苦しい立ち上がりに。その裏、矢吹(総2=聖光学院)の適時打で1点を返すも、その後追加点を挙げることができない。公式戦初登板となった細野(総1=東亜学園)が好投を見せるも、打線が奮わず1対8で今季6敗目を喫した。
先発は今季3度目の登板となる野澤(総1=龍谷大平安)。しかし初回、先頭打者に出塁を許すと亜大打線に火が着き、被安打4、2四球で4失点。野澤は1イニング、32球でマウンドを降りた。
相手先発は先日のドラフト会議で読売巨人軍から1位指名を受けた平内(亜大)。なんとか投手陣を助けたい打線は初回、2番・松本(栄2=龍谷大平安)が左前安打で出塁すると4番矢吹(総2=聖光学院)が「大振りせずコンパクトに振ることを意識した」と浮いてきたフォークをとらえ、左中間を破る適時二塁打で1点を返す。
「まっすぐを狙って振りまけないように」。打線は平内対策を講じ、三回には佐々木(栄3=帝京)、五回には小川(法4=霞ヶ浦)が鋭い当たりを飛ばすことに成功。気迫溢れるガッツポーズをみせる一幕もあったが、後続が倒れ追加点のチャンスを逃した。
七回には公式戦初登板となったルーキー・細野(総1=東亜学園)が「いい緊張感を持って投げれられた」と三者凡退に抑える。その後も八回は羽田野(法2=汎愛)、九回は河北(営2=浦和学院)がテンポ良くアウトを積み重ねるも初回4失点が痛かった。逆転の流れをつかむことが出来ず相手エースに完投負け。
下級生主体の若いチームに、ベテランの諏訪(総4=浦和学院)もベンチからしきりにアドバイスを送っていた。「必ず勝ちたい」。そう矢吹が力強く語ったように投打ともにもう一踏ん張り、4年生の声に応える勝利を挙げたい。
■コメント
・細野(総1=東亜学園)
調子は徐々に良くなってきてはいますが、まだイメージ通りの球が投げれないような状態です。これから試行錯誤して、なにか掴めればいいなと。公式戦初登板は、いい緊張感をもって投げれました。真っ直ぐで押せたのが良かったです。捕手とは打たれるまでは真っ直ぐで行こうと話していました。ファールを打たせたり、ちょっと抜いて投げたり、メリハリをつけて投げることを意識してました。次戦は、野手が守りやすいテンポ、攻撃に移りやすいテンポで投げれればいいなと思います。
・矢吹(総2=聖光学院)
打った球はフォークです。浮いてきた球を打てたので、良い感触で打てました。打席では、スピードのある投手だったので、大振りせずコンパクトに振ることを意識しました。チームでの共有事項は、真っ直ぐを狙って打つという事でした。次戦は必ず勝ちたいと思います。
・小川(法4=霞ヶ浦)
今季初スタメンだったがチーム状況が良くない中で、何とかしたい気持ちでプレーしました。三塁打は追い込まれていたので、粘って打っていこうと。いまチーム的には中々勝てない中で試行錯誤をしている状況。速い真っ直ぐに振りまけないようにと対策していました。次は勝てるように準備したいです!
TEXT=小林夏実