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第38回全日本大学女子対校選手権大会
10月25日(日)弘進ゴムアスリートパーク仙台~仙台市役所前市民広場
総合16位 東洋大(38.1km) 2:12'10
1区(6.6km)田浦英理歌 21'40(6位通過・区間6位)
2区(3.9km)渡辺早紀 13'12(9位通過・区間14位)
3区(6.9km)伊東明日香 24'38(16位通過・区間22位)
4区(4.8km)立迫望美 17'00(17位通過・区間16位)
5区(9.2km)和田美々里 31'21(16位通過・区間15位)
6区(6.7km)塩野未侑 24'19(区間19位)
※掲載が遅れ、大変申し訳ありません。
■コメント
・1区 田浦(食3=ルーテル学院)
選考会の時はけが明けで調子を合わせることができなかった。今回はまず距離を踏むことを意識して練習していた。(レースプランは)前半、前の集団に付いて後半の坂でペースを徐々に上げていこうと思っていた。(レースを振り返って)集団を引っ張る展開になり、いつもより積極的なレースができたが、後半ペースが上がってから粘って付いて行くことができなかったので悔しい。(レース中に意識していた選手は)上位でタスキを渡すことを目標に走っていたので先頭集団にいる選手をレース中は意識していた。(先頭でレースを進めていた時は)集団についてレースを進めようと思っていたので、自分が先頭に立った時少し戸惑いがあった。でもこれはチャンスだと考え、この流れに乗って上位でタスキを渡そうと思って走った。(名城大の和田選手が出られた時は)予想はしていたのでスピードが上がったタイミングで付いて行こうと思ったが、速いペースに対応することができず、あせりを感じた。(区間順位について)チームに良い流れを作りたかったので、上位を目標にしていたが達成することが出来なかったので悔しい。良かった点は積極的なレースができたこと。課題点は先程も述べたように後半での速いペースに付いて行けない粘りの弱さだと思う。(今後へ向けて)トラックレースがあるのでまずそこでレース内容、結果にこだわりを持って走りたい。そして、富士山駅伝出場への切符を掴み、全日本よりも成長した走りで上位を目指したい。
・2区 渡辺(食3=新潟中央)
(田浦選手からのタスキリレーは)上位でタスキを受け取ることを想定していたのであせりはなく、続けて良い流れを作ろうと意気込んでいた。(レースプランは)入りは落ち着いて、折り返してからの上りと下りで勝負するということをプランとしていた。(レースを振り返って)3.9kmと最短の区間だったのであっという間だった。入りはうまく走れたが、折り返してからの上りと下りはうまくプラン通りに走れなかった。後半への貯金も作れなかったので申し訳なかった。(良かった点と課題点は)ラスト1kmの下りをきちんと切り替えて走れたことが良かった。しかし中継所前の直線で抜かれてしまったので最後の最後でもう1回切り替える力をつけることが課題だと思う。(結果については)区間と総合ともに悔やまれる結果だった。この結果をしっかりと受け止めて、必ず次につなげていく。(選考会から今回まで)ジョグのメリハリをつけ、ポイント練習では1回1回を大切にしながら取り組んだ。また、けがや疲労を溜めないようにケアにかける時間も増やした。(今後へ向けて)次の富士山が今のチームで戦う最後の駅伝となる。もう1段階練習の質を上げて、粘り強い走りができるようにする。
・3区 伊東(食3=順天)
1区の田浦も2区の渡辺も頑張ってタスキをつないでくれたので、自分もしっかりと後ろの区間につなげられる走りをしようと思っていた。(レースプランは)ラスト1kmが上りということで、前半に無理に前を追うことで足を使いすぎることのないように落ち着いて自分のペースでいくこと。(レースを振り返って)あまり長い距離を走ったことがなかった。自分がどこまで力を出すことができるのかなど分からない状態でペース配分が難しく、ラスト1kmで切り替えられたもののゴールしてからはもう少しいけたなという思いだった。(結果について)今回の結果は目標には全く届かず、この区間を任せていただいた監督やチームのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいだが、この結果をしっかりと受け止めて次につなげられる良いきっかけにしたいと思う。長い距離に対する経験や自信がなく不安の状態のままスタートラインに立つことになってしまった。これからしっかりと長い距離に対する自信をつけられる練習を行っていきたいと思う。(選考会から杜の都まで)特別意識したことはないが、自分の体調や脚の状態などに問題がないかを常に確認しながら練習を行っていた。(今後へ向けて)今回の駅伝の結果をしっかり受け止め、まずは富士山駅伝へ出場できるようにしっかりと気持ちを切り替えて練習を行っていきたいと思う。
・4区 立迫(食1=国分中央)
選考会から今回まで特に意識して練習していたことは、やりきるためのトレーニングを積むこと。流しを入れてスピードの意識を付けることや、補強を増やし体幹など根本的なところから見直してレースで悔いを残さずにやりきるための練習を心がけた。(伊東選手からタスキをもらったときは)スタート前は正直、予想外の所からのスタートになったので動揺が大きかった。でもタスキをもらってからはチームに1秒でも貢献することだけを考えて走った。(レースプランは)前半は落ち着いて入って、中盤からきつくなってきた所で粘ってラストスパートまでしっかりいい走りをすることだった。(レースを振り返って)経験と力不足をとても感じた。あせってスタートして、中盤で後ろから追い付かれた時も最後まで粘ることができなかった。和田先輩が見えた時、とにかく全力で走ったけど、ラストスパートとしてはまだまだだと感じた。(結果について)とても悔しい。現状を受け止めて、課題を克服していきたいと思う。良かった点は、全国の舞台を初めて経験できたこと。課題点はたくさんある。特にスタミナとスピードの2つは他の人との差を感じた。(東洋大での初めての駅伝は)とても悔しいものになった。代表として走らせていただいたのに、全く貢献することができずむしろ足を引っ張ってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。(今後へ向けて)まずは5000mの自己ベストを更新したい。練習を妥協せず、先輩たちから吸収できるものは学び、東洋大の勝利に貢献できる力を付けられるように頑張っていきたい。
・5区 和田(食4=順天)
選考会から新たに特別な練習はしていなかったがケアや食事など、練習以外の面でも気を遣って少しでも調子を上げられるように生活していた。(タスキをもらったときは)想定していた順位よりもかなり下できたので少しあせったが、やるしかないと思って切り替えた。レースプランはなかった。どんな順位でタスキをもらっても、とにかく前を追って1秒でも早くアンカーにタスキを渡すだけだと思っていた。(レースを振り返って)長かったような、短かったような、でもあっという間だった。(レース中は)シード権のことだけを考えて、前を追って走った。また、アンカーは1年生の塩野だったので、先輩として1つでも上の順位でタスキを渡してあげたいという思いだった。(結果については)勝負すらできずに終わってしまい、悔しいというか、やり切れない気持ち。(課題点は)アップダウンをしっかりと走りきる筋力が全然足りていないと痛感した。(最後の全日本駅伝となったが)シード権獲得を目標にこの1年間ずっと取り組んできたので、悔いしか残っていない。自分の中で、この全日本駅伝はとても大きい存在だったので、終わってしまったんだ、という思い。(今後へ向けて)このままでは終われないので、まずは富士山駅伝の出場権を獲得し、そこに向けてもう1度自分も、チームも1から取り組み直したい。最後こそ、監督・コーチ、チームメイト、そして応援してくださっている方々へ恩返しをして卒業したい。
・6区 塩野(食1=順天)
(選考会から)特に特別なことはなく、いつも通りを心がけていた。(レースプランは)最初の上りをしっかり粘り、下りに入ったら切り替えていこうと考えていた。(レースを振り返って)上りはしっかり粘れたものの下りで切り替えられず、アップダウンに耐えられるほどの筋力とスタミナが全然足りないと感じた。(3校で並走していたときは)ここで戦うのではなくもっと前を追わないといけないと思っていた。(結果については)納得のいく走りができずに悔しかった。まだまだ力不足だと感じた。(課題点は)アップダウンに耐えられるだけの筋力が足りなかった。(東洋大で初めての駅伝を振り返って)目標を達成することもできず、悔しさが残ってしまった。課題もたくさん見つけられたレースとなったので、これからの練習で克服できるようにしたい。(今後へ向けて)次の富士山の出場権は絶対獲得し、チームとしての目標を達成できるように練習からもう一度見直していき、自分自身もっと強くなれるように努力していきたいと思う。