Article

記事


2020.11.09
バスケ

[バスケ]相手の猛追逃げ切り 2部リーグ7位でオータムカップ2020を終える

オータムカップ2020

11月8日 (日)つくばカピオ 


○東洋大89ー82上武大



 22|1Q|16

 25|2Q|14

 23|3Q|27

 19|4Q|25


スターティングメンバー

13 小林 大幹

18 庄子 立稀

32 神田 龍一 

33 秋元 淳之介

57 上甲 真之介



 オータムカップ2020最終戦。前半から得点を重ねリードするも最終Qでは1点差にまで迫られる。しかし落ち着いたプレーで逃げ切り、89ー82で勝利。2部リーグ7位でオータムカップ2020は幕を閉じた。

 

 

 第1Q、相手に先制点を許すも上甲(済3=幕張総合)がすぐさま得点を奪い返す。その後、庄子(済2=聖和学園)が3ポイントシュート(以下、3PT)を決めチームを勢いづけると秋元(済1=能代工業)も続いて3PTを決めるなどリズムをつくり出していく。その後、先﨑(済1=福島南)がフリースローを確実に決め22―16で第1Qを終える。続く第2Qでは途中出場の大澤(済2=市立船橋)の勢いが止まらない。まず3PTを決めると、その後も大澤が放ったボールは次々にリングに吸い込まれていく。流れに乗った東洋大は新井(済1=八千代)も3PTを決めリードを広げると、47-30で前半を折り返す。


 第3Q、ここでも大澤の活躍が光る。徐々に相手に点差を縮められるも、この試合6本目となる3PTを決め相手に隙を与えない。3Q終盤には、庄子がバスケットカウントを得るなど意地をみせ13点リードで最後の10分間へ。最終Q、ここで相手が猛攻をみせ、試合終了残り2分30秒時点で81―80と1点差にまで迫られる。しかし上甲が落ち着いて2本のフリースローを沈め、逆転を許すことなく試合終了。89―82で勝利した。


 東洋大はこの日の勝利により2部リーグ7位という形でオータムカップ2020を終えた。「成績は決していいとは言えないが色々と成長できたオータムカップだった。」と庄子が話すように2020年初の公式戦で得た収穫は大きい。今大会で明らかになった課題を修正し次のステージへ進む東洋大バスケ部から今後も目が離せない。



※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・大澤(済2=市立船橋)

(今日の試合を振り返って)前回の試合では接戦の末に負けてしまったが、今日の試合は接戦を勝ち取ることができたのでいい経験になったと思う。(オータムカップ2020全体を振り返って)ほとんど4年生が引退してしまってのオータムカップで初戦はとても悔しい思いをしたが、最後の最後で勝つことができてよかった。(6本の3PTを決めたが)とても嬉しいです。これを継続できる選手になりたいと思う。(前回の試合から期間があったがどんな練習を)特に変わった練習はしてない。主にシューティングをしていた。(今後の課題と意気込み)まだシュート確率が安定していないのと、ディフェンス力が課題。シュートとディフェンスで貢献できるように頑張ります。


・庄子(済2=聖和学園)

(今日の試合を振り返って)チームとしては前半はディフェンスも機能し二桁リードで終わることができたが、後半の入りですぐに追いつかれてしまったものの僅かなリードを守ることができて勝てたが、課題が残る試合だった。個人ではアウトサイドシュートが全然入らなかったが、初勝利には貢献できたと思う。(オータムカップ2020全体を振り返って)今年のオータムカップは例年とは違う形での開催となったが3試合全部楽しむことができた。成績は決していいとは言えないが色々と成長できたオータムカップだった。(最終Q、相手に1点差まで迫られたがどんな声掛けを)自分だけじゃなくメンバー全員で声を掛け合い、特に四年生が落ち着いていけと声を掛けてくれた。(今後の課題と意気込み)今後の課題としては、次の公式戦まで時間が多くあるので、まず個人の能力をもっとあげなければいけないと思う。来年はもっといい結果を残せるように練習を頑張っていきたい。


・新井(済1=八千代)

(今日の試合を振り返って)始めは硬さがあったが徐々に調子を上げられて、点数に絡めたりディフェンスからの速攻が出せたりしたのでよかったと思う。プレータイムをこれまでの試合より長くもらえたのは嬉しかった。(3PT決めた時を振り返って)今日は1本しか入らなかったので、入った時はホッとした。でもまだキャッチからリリースが練習通りにできていなかったのでそこは課題だと思う。(入学して初の公式大会を終えたが)大学のレベルはやっぱり高いなと感じた大会だった。でも3試合通して自分でも大学バスケでやっていけると自信はついたと思うので成長できたいい経験になったと思う。(東洋大バスケ部の雰囲気は)ほんとに好きなバスケットを大好きなままできる環境だなと思う。先輩からのアドバイスとか励ましには力をもらっているので、胸を借りるつもりで全力でやっていきたい。(今後の課題と意気込み)まだ焦りが試合中にあるのでそれをなくすために基礎から作っていかないといけないと感じている。試合を想定してのプレーと試合で通用するフィジカルをつけていけるよう精進していきたい。



TEXT=沓名凜



第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦