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第94回関東大学サッカーリーグ戦(後期)2部第15節
11月1日(日) 会場非公表
東洋大0-0東国大
<出場メンバー>
▽GK
青木裕太(国3=狭山ヶ丘)
▽DF
坂本涼斗(国4=柏U-18)
中村勇太(国3=鹿島Y)
土田直輝(国4=大宮Y)
市原亮太(国4=横浜創英)
▽MF
野本幸太(国4=市立船橋)
山下勇気(国3=昌平)
瀬畠義成(国2=JFAアカデミー)→85分 平川孟人(国3=市立船橋)
梅津凌岳(国3=京都橘)→81分 山岸楓樹(国1=前橋育英)
▽FW
小澤裕太(国4=千葉U-18)→71分 室井慧佑(国2=前橋育英)
前田泰良(国2=鹿島Y)→71分 佐々木銀士(国2=青森山田)
守備において大いに貢献した中村勇
今節唯一の1年生ながらに存在感を示した山岸
(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)
※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
後期に入り、失点の多さが課題となっていた東洋大。流れを変えるべく、今節の東国大戦に挑んだものの、惜しくもスコアレスドローという結果で終わった。
前半の立ち上がりから主導権は東洋大にあった。6分、野本がFKから相手の背後をうまく取り、右サイドからチャンスをつくるも、得点にはならず。そして20分、右サイドからショートパスをつないで相手DFを崩し、シュートに至ったが枠を外れた。28分、相手のロングパスで裏を取られてピンチになったが、捨て身のDFによってシュートを防ぐ。両者とも譲らないまま試合は前半を終える。
後半は相手に流れを持っていかれてしまう。70分にはカウンターからのピンチが訪れる。しかしDFのスライディングによりシュートを免れた。75分、相手のDFから頭に合わされたがボールはポストへ当たりピンチを防いだ。得点をつかむべく奮闘するも、シュートチャンスが来ないまま試合終了となった。
失点が続いている中での今節の結果に、監督も「無失点で終わったことにおいては収穫である」と話すように、今回の選手たちの守備力を評価した。1週間後の次節の試合では攻撃の部分を修正してレベルアップした東洋大サッカー部の活躍に期待だ。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・井上監督
(試合を振り返って)今日の試合は東京国際大学との試合だったが、前節に比べると相手のペースに合わせた試合展開をしてしまった時間が長かったなと思う。立ち上がりは我々が狙いとするところを出せたが、その後は相手と同じようなサッカーをしてしまったというのが反省点である。(収穫と課題)ここのところ失点の多い試合が続いていたが、そういう意味では無失点で終わったことにおいては収穫ということであげられると思う。ただ、これまで無得点で終わるゲームがなかったのだが、今回ははシュートが全体的に少なかったので、最後の攻撃エリアに入っていながらもゴールで終われていないというところが課題である。(次節への意気込み)リーグ戦は来週の日曜日にあるのだが、11月3日にカップ戦の3位決定戦が入ってくるので、日程的には非常に厳しくなるので、少しメンバーを入れ替えながらコンディションがリーグ戦でマイナスにならないようにと考えている。リーグ戦においては一戦一戦勝ち点を積み上げていくということしかできないので、今回は攻撃の部分で課題が出たため、シュートの本数などそこの修正を一週間でして、次節に挑みたいと思う。
・佐々木(国2=青森山田)
(試合を振り返って)お互いに守備が硬くてなかなか点が取れないという状況だったので、一点ゲームというのはわかっていたが、引き分けてしまったということは勝負強さがまだまだ足りないのだなと感じた。(収穫と課題)得点が0だったということで、攻撃陣は得点というところにこだわらなくてはいけないなという風に思う。収穫は、無失点でいればチャンスは必ず来るので、0失点というのは久しぶりだったのでそこは収穫かなと思う。(次節への意気込み)引き分けや負けということが許されないと思うので、必ず勝ち点3を取りに行くために、今週一週間みんなで準備して必ず勝ちたいと思う。
・坂本(国4=柏U-18)
(試合を振り返って)無失点に終えられたことはよかったが、結果的に引き分けだったので、次は勝てるようにトレーニングからやっていきたいと思う。(今回の試合で得られた課題)シュートに持って行く数が少なかったので、ゴールに繋がるプレーをしていきたいと思う。(次節への意気込み)負けられない試合が続くので次は勝ちたい。
[次節試合予定]
第94回関東大学サッカーリーグ戦(後期)2部第16節
11月8日(日)vs日体大 会場非公表 11:00キックオフ
※ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。
TEXT=風間紫穂