Article

記事


2020.11.05
硬式野球

[硬式野球] 4年生ありがとう 想いを一つに、最終戦を勝利で飾る

東都大学野球秋季1部リーグ戦・駒大2回戦

11月4日(水) 神宮球場

〇東洋大8-1駒大


駒大
東洋大


三塁打: 木村(二回)

二塁打:小口(二回)


○松澤(2勝1敗)、細野、大宮-廣岡


・打撃成績

打順守備名前
(中)佐々木(営3=帝京)
(左)松本(営2=龍谷大平安)

酒巻(営4=成田) 

井奥(営4=東洋大姫路) 
(遊)木村(総3=霞ヶ浦)
(指)山崎(営4=愛工大名電)
(一)小口(法2=智弁学園)
(捕)廣岡(営2=拓大紅陵)
(中)橋本吏(総1=花咲徳栄)
(二)石上泰 (営1=徳島商)

打二諏訪(総4=浦和学院)
(三)瀬川(総3=聖光学院)

打三斎藤(法4=東洋大牛久) 


31


・投手成績

名前球数四死球三振失点
松澤(営2=帝京)99
細野(総1=東亜学園)14
大宮(法3=鳥取城北)40


・タイトル

ベストナイン(遊撃手部門) 木村(総3=霞ヶ浦) 13票

*満票は15票


*感染拡大防止のため非対面での取材を行っています

*試合写真は中大スポーツ、駒大スポーツ提供


チーム一丸となって勝利をつかんだ東洋ナイン

適時打で勝利を導いた木村(右)と小口

松澤は二度目の勝ち投手となった


4年生にとって引退試合となる駒大2回戦。「最後は勝って終わろう」。そう選手たちが口を揃えながら挑んだこの試合は、前日の大敗から一転、若手打線がつながり8対1と快勝。「勝利をプレゼントしたい」と、後輩たちの想いが形となり、4年生の引退に花を添えた。


 初回から攻撃の狼煙を上げる。無死一、二塁の好機、打席に立ったのは、この日初の3番に座った木村(総3=霞ヶ浦)。「4年生のために勝ちたい」と相手のチェンジアップに食らいつくとこれが中前適時打に。先制点を挙げ、チームを勢いづける。さらに1死満塁で廣岡(営2=拓大紅陵)が三遊間を破る適時打を放ち2点を獲得。続く石上泰(営1=徳島商)の遊ゴロの間に追加点を挙げ、一挙4得点と幸先のいいスタートを切った。


 全員が同じ想いを抱き、その猛攻は止まらない。二回、2死に追い込まれた場面で再び木村に打順が回ると、右中間へ三塁打を放ち、塁上で勢いよくガッツポーズ。「チームのために」という主将の信条を体現し、打線を鼓舞する。続く主将・山崎(営4=愛工大名電)が四球で出塁し二死一、三塁に。「勝つこと、今までの4年生との思い出ばかり考えていた」と熱い想いを胸に小口(法2=智弁学園)が打席へ。相手投手の直球を詰まりながらも弾き返すとこれが適時二塁打に。さらに廣岡の打席では相手投手の投球が逸れ、その間に山崎がホームイン。この回、一挙2得点を挙げた。その後も三回と五回にそれぞれ1点ずつ追加。流れをつかんだ東洋ナインは安定した試合を展開した。


 投手陣も躍動した。先発のマウンドに上がった松澤(営2=帝京)は立ち上がりに苦労するも6回99球を無失点で投げ抜き、気迫のこもった投球を披露。さらに八回からマウンドを任された大宮(法3=鳥取城北)は八回の先頭打者に本塁打を浴び1点を失うも、その後はしっかりと抑え相手打線を寄せ付けなかった。

 

   次の舞台に進む者、野球に別れを告げる者。両者にとって、この4年間はかけがえのない瞬間になったに違いない。今年は春季リーグ戦の中止やままならない練習など、異例の一年に辛く苦しいこともたくさんあった。「ついてきてくれて、ありがとう」。そう語る主将の姿は就任時より遥かにたくましくなったように感じる。いつも見守っていた神宮の蒼穹(そうきゅう)の空も、懸命に戦い抜いてきた彼らをこれからも照らし続けるだろう。4年生、幾度もの感動をありがとう。


◾︎コメント  

*コメントは順次更新予定です

・山崎主将(営4=愛工大名電)

今季1番のゲームができたと思う。チームの雰囲気は良かった。でもチームとしても個人としても不甲斐ない結果で、チームを引っ張れなくて申し訳無い気持ちでいっぱい。3年生以下にはもっと野球に貪欲になって欲しい。ガツガツ野球に取り組んで欲しい。そうすれば強いチームになると思う。同期には1年間ついてきてくれてありがとうという気持ちが一番強い。同期にたくさん助けられてここまで来れたし、感謝しかない。これからもこの仲間をすごく大切にしたい。個人的にはすごくいい大学での時間を過ごさせてもらった!練習を一番したという自信だけはある。メンバー外という立ち位置からここまで来れた。少しは頑張った自分を褒めてあげてもいいかな。次のステージに向けてすぐ練習に取り組みたいと思う。


・井奥(営4=東洋大姫路)

4年間で非常に良い経験をさせていただきました。最後はコロナもあり大変なシーズンになりましたが、これも経験だと思って乗り越えることができたと思います。

次はボールが変わって軟式野球ですが大学で学んだことを活かして活躍できればと思います。ありがとうございました。

後輩へ

とにかく日本一になってください。あと外野手には特に頑張って欲しいです。最後に木村2年間キャッチボールありがとう!


・大川(総4=成田)

今年はコロナで春のリーグ戦が無くて、秋のリーグ戦やれるのかと思ったが開催できて良かったと思います。この代でよかったです。

後輩へ

来年、日本一なれるように頑張ってください。健康や怪我にも気をつけてください。


・小川(法4=霞ヶ浦)

この4年間を通して、良い時も悪い時もあった中で、沢山の事を学ぶ事ができました!これからは、次のステージに向けてしっかりと準備したいと思います!後輩たちへ、今年経験した事を来年のリーグ戦に生かして頑張ってほしいです!


・納(総4=智弁学園)

4年間の大学野球に悔い無し!16年間の野球人生に悔い無し!

酸いも甘いも経験出来た、野球には感謝してます。なにより本当に色んな方々のご縁があり、人生において大事な事を野球には教えて頂きました。

後輩(悪がき)たちへ。

特に智辯勢はキバってくれ。頑張ってな。何かあればいつでも連絡ください。可愛い可愛い後輩たちの、これからの応援よろしくお願いします。

男なら、やるか、やるか!!

応援してます。

納。


・斎藤(法4=東洋大牛久)

強豪校がたくさんくる中、2年生の春から背番号4番をいただきメンバーに入れたことは自分でも驚きました。その中で優勝を4回そして全国の舞台も経験させてもらった先輩方に感謝してます。

大学野球に後悔はありません!!

後輩に向けて

ずっと目標であったグランドスラムを達成してもらいたいです!でも1番は怪我なく神宮の舞台で全力プレーしてもらいたい!応援してます⚾️


・酒巻(営4=成田)

四年間ありがとうございました。

振り返るとたくさんの思いがあります。下級生の時にみんなで協力して仕事したこと。三年の時に思うように結果が出ず毎日が辛く、悩み続けたこと。四年になってコロナで思いっきりリーグ戦を戦えなかったこと。様々な事があり悔しさだけが残る四年間でしたが、この経験、思いを忘れず、次のステージで花を咲かせます。

みんな四年間ありがとう。

後輩のみんなへ

何か残す事が出来たかと聞かれたら自分ではわからないが、明るく厳しく野球を楽しんでプレーしてほしい。色んな周りからの雑音だったり、一瞬道を外れそうになって悩んでしまったり、自分の思い通りにプレー出来なくても絶対に諦めないで、最後の最後まで自分が納得するよう、後悔ないようにやってほしい!

みんな、頑張れ!


・笹倉(営4=東洋大姫路)

4年間あっという間でした。下級生の時はやることが多くてたくさん苦労したり、最後まで野球の個人の結果が出せなかったりしましたが、4年間頑張ってよかったです。同期はみんないい奴ばかりで、仲間にも恵まれてよかったです!次のステージでは活躍できるように頑張ります。

同じポジションで高校からのかわいい後輩なので、越智と雑賀にはいじりすぎました。2人にはどんな立場であろうと最後まで頑張ってほしいです。

芦名と山下泰には神宮で活躍した報告が聞ける日を待ってます!グランドスラム目指して頑張ってください!


・諏訪(総4=浦和学院)

学生野球は終わってしまいましたが、これから社会人へと進むので、今まで学んだことを活かしてもっと成長していきたいと思います。4年間応援ありがとうございました。

後輩に向けて

一日一日甘えずに練習をするのみだと思うので、高い目標を持って大好きな野球に取り組んでください!!

まだまだサポートできる面はたくさんあるので、わからないことがあったら手助けをするのでどんどん聞いてきてください!!!

4年間ほんとにありがとうございました!!!!!!


・村上(総4=智弁学園)

4年間東洋大学に来て色々と成長できたと思います。リーグ戦優勝、日本代表にも選ばれていい経験ができました。最終学年はコロナもあり春のリーグ戦は中止、秋のリーグ戦は怪我もあり、途中離脱で思うような1年間は過ごせませんでしたけど、この同級生たちと過ごした4年間はとても楽しかったです。ありがとうございました。

後輩たちには僕たちが出来なかった日本一を目指してやってほしいです。3年のピッチャーたちは、アホの集まりでいじりがいがありました。意味のわからない行動したり、くちびるがデカかったり、髪の毛薄かったり、色んな奴がいましたが楽しかったです。3年生のピッチャー全員と智辯の3人がベンチ入りして、リーグ戦優勝してるところを見れることを楽しみにしてます。


・山下宏(総4=関西)

うまくいかない事ばかりの4年間でした。けど東洋で良かったなと思っています!!

後輩たちへ 

引退なんて すぐなんで悔いのないように頑張ってください!あと渡邊はちゃんと練習してください!


・小林玲主務(営4=佐久長聖) 

選手として2年、マネージャーとして2年。両方経験でき、人としても成長できた4年間でした。ありがとうございました。

後輩たちへ

悔いのないように一生懸命プレーをしてください。

佐久間!

1年間は長いと思うかもしれないけど終わってみるとあっという間です。何かと大変だけどこれから役に立つと思って頑張れ!


・青山マネージャー(法4=九州学院)

引退に向けて最後まで悔いのないよう頑張ります!

後輩たちへ

春は7チームでリーグ戦大変だと思うけど優勝目指して頑張れ!!


・新井マネージャー(文4=如水館バンコク)

女子マネージャーは毎年各学年一人入るところ、半年間私一人でやることになり、初めは何をしていいのかわかりませんでした。でも一つ上の阿部さんとの約束を果たすため、自分が後悔しないよう、自分ができることを全力で行ってきました。しかし、コロナで寮にすら入れない状態が続き、やりたかったことも思うようにできない時期が続きました。今、私にできることは何だろうと頭を悩ませる日々でしたが、引退した今、この部活でマネージャーをやっていて本当良かったなと思うことができました。教員になる夢があり、教職と部活の両立が難しく、辛いと思うことが大半でしたが、やり切ったという気持ちでいっぱいです。私がマネージャーとしての役割を果たせたのは、本当に自分の学年と、先輩方、そして後輩のおかげだと思っています。とても感謝しています。リーグ戦など、後輩が頑張っている姿をみて本当に頼もしかったです!これまでの先輩が創り上げた東洋大学硬式野球部の形を、是非これからも守り続けて欲しいと思ってます!そして自分で決めた道をやり切って欲しいです!

小林主務へ

頼りない女子マネージャーでしたが、たくさん頼ってくれてありがとう。私なりに頑張ることが、やり切ることができました。


・坂元マネージャー(法4=遊学館)

引退に向けて最後まで悔いのないように頑張りたいです。

後輩たちへ

コロナで大変な時期ですが、チーム一丸となって優勝目指して頑張って下さい。


・木村(総3=霞ヶ浦)

今日は初回にいい形で先制して、流れをつかむことができた結果が勝ちにつながったと思います。最後は勝って終わろうと全員が口を揃えて言っていたので、とてもいい雰囲気で試合に臨むことができました。初回の適時打はチェンジアップを打ちました。前の球で同じ球種を空振りしていたので、意識があったので上手く反応できました。4年生のためになんとしても勝ちたかったので、後ろにつなぐことを意識して打席にたちました。二回は高めのストレートを打ちました。甘い球をしっかり捉えることができたのでよかったです。これまで4年生の存在があって、のびのびプレーさせてくれたことをほんとにありがたく思います。4年生の最後まで諦めない姿をこれからも継承していきたいと思います。明日から新チームとなりますが、今季とても悔しい思いをしたので、この悔しさを来春に晴らせるようにこの冬しっかり練習していきたいと思います。


・小口(法2=智弁学園)

 今日の試合は、初回からチームの勝ちパターンになったんでいい方向に進んでくれたと思います。松澤がすごいです。クイック、牽制、完璧です。松澤のおかげで流れが良かったです。チームの雰囲気は朝の6時くらいから雨天場で練習してたんですけど、みんなめちゃめちゃ元気でそのまま神宮に行って試合をしたって感じです(笑)。4年生に勝利をプレゼントしてから引退してもらおうと思ってました。勝つこと、4年生がこの試合で最後になること、今までの4年生との思い出ばかり考えていました。二回の適時打はものすごく詰まりました(笑)。打ったのは真っ直ぐの抜け球だと思います。初回にチャンスでアウトになっていたんで、このチャンスで取り返したろと思ってました。(4年生に向けて)ほんとに毎日一緒に練習させてもらって、毎日いじられて本当に楽しい毎日でした。いじめられていたのかもしれないですが(笑)。僕はチームメイト全員の事を敵だと思ってたんですけど、最後は仲間になれたのかなと思います(笑)。4年生大好きです。来春からは入れ替え戦があるらしいんですけど、優勝したらそんなん関係ないんで優勝目指してこの冬全員で頑張ります。


・廣岡(総2=拓大紅陵)

今日の試合は、昨日とは逆でしっかりと打ちしっかりと守れた試合でした。4年生とできる最後の試合で、ベンチの雰囲気もよく全員が絶対に勝つとう気持ちだったと思います。必ず最後は勝って4年生に引退してもらいたいという気持ちで臨みました。守備では初回から大量得点することができたのであまり考えすぎず、テンポ良く配球することを意識しました。バッティングではなんとしてでも後ろのバッターにつなげられるように意識しました。初回の2点適時打は手応えはあまりよくなかったのですが、スイングの時に声が出るくらい気持ちがでていたのでその結果抜けてくれたのだと思います。打ったのは内よりの真っ直ぐです。外野フライ、内野の間に打つと考えるのではなく来た球を打ち返しなんとしてでも後ろのバッターに繋げてやると思っていました。(4年生に向けて)今年はコロナで大変な年となってしまい4年生も思うように練習ができなくてとても大変だった中、下級生が試合に多くでててもアドバイスや声をかけてくれてとてもやりやすかったし、救いになりました。次のステージに行ってもずっと応援していますと伝えたいです。もう、すぐ新チームとしてスタートするので、来年はやり返せるように。どこのチームにも負けないくらい努力したいと思います。


TEXT=加藤勇大、谷口遥菜