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2020.11.19
アメフト

[アメフト]森が先制点を挙げるも上智大に逆転許す

2020年度関東学生アメフト秋季リーグ戦

11月7日(土) アミノバイタルフィールド


●東洋大15-31上智大



第1Q第2Q第3Q第4Q
東洋大15
上智大1031




チームメイトと喜ぶ木南(右)





得点を決めたDB天野

(写真提供:庄司猛)




※掲載が遅れまして、誠に申し訳ございません。


 2020年度関東学生アメフト秋季リーグ戦(以下、リーグ戦)2試合目の相手は上智大。先制点を決めるもその後点差を広げられてしまい、その差を詰めることができずに敗戦となった。


 東洋大の攻撃からスタート。WR小林(ラ2=足立学園)がロングランを見せゴールに近づく。WR森(ラ4=正則)がフィールドゴールに成功し3点を獲得。先制点を決める。しかし、その後の相手の攻撃でタッチダウン(以下、TD)を決められてしまい、点差を追う形に。続く第2Qでもパスを相手にインターセプトされそのままTDを許してしまう。QB宮崎(ラ4=明学東村山)から森へとパスがつながり前進。その後WR木南(法2=海陽学園)がTDに成功。一気に6点を取り返す。しかし相手にフィールドゴールを許すと再び点差が開き、そのまま試合を折り返す。


 後半開始6分、再びTDを許してしまう。これ以上点を離されたくない東洋大は相手の攻撃を抑えにかかる。そして15点差で迎えた最終Q。5分にはDB天野(ラ4=県立柏)が相手のパスをインターセプトし、チャンスをつくると、自ら走り込みTD。追加点を挙げるも、その後に再び相手にTDを決められてしまう。最後まで奮闘するものの、点差を追い越すことができずに試合終了となった。


 今節を天野は「勝てない試合ではなかったと思う」と振り返った。前節に続いて勝利が遠い東洋大。リーグ戦は次節で終了となる。「負けたままでは終われない」と西村ヘッドコーチも次節に向けて意気込んだ。今季初勝利を目指して少ない練習期間でどこまで成長できるかに注目だ。


※現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・西村ヘッドコーチ

相手チームの方がしっかり準備ができてたと思う。五分五分の試合運びができると思っていたが結果的にはこちらのチームの自滅で点差が広がっていったと思う。(収穫と課題)収穫としては怪我人が出てしまって下級生の出場の機会が増えて経験を積めることはいい事だと思う。結果が伴わない、勝ちにつながらない、ミスを起こしてしまうとチームの雰囲気を途中で断ち切るような、チームの雰囲気を変えれるような4年生の奮起がまだ見られない。(次節に向けて)シーズン最後として負けたままでは終われないのでしっかりと準備を整えて次の試合に最善を尽くしていきたい。


・DB天野(ラ4=県立柏)

勝てない試合ではなかったと思うし実際ディフェンスは後半は結構下級生からどんどんあげてくれていい流れになったので次回の試合では前半からいい流れで入れるように声出してやっていきたい。(自身のTDについて)結構あれ以外のプレーでミスが多かったので取り返してやろうと思って上手くインターセプトできてよかった。(次節に向けて)次回は前半から今日の良かった時の流れのディフェンスを出せるようにどんどん攻めたディフェンスをしていきたい。


・WR木南(法2=海陽学園)

個人としてはTDを取れたのは嬉しかったがその1個しか取れてないので、それ以外の球際だったりをこれから次の試合に向けて詰めていきたい。チームとしては勝てなかったのでオフェンス全体として勝てるように練習していきたい。(自身のTDについて)OLのみんなが頑張ってくれたのと他のレシーバーがパスコースを空けてくれて自分は取っただけなので嬉しいけど誇れることではないとも思う。(次節に向けて)チーム全体として勝てるようにオフェンスもしっかり詰めれるところを詰めて自分も球際の攻め合いをしっかり勝てるように頑張りたい。


TEXT=廣瀬璃子