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2020.11.26
アイススケート

[アイスホッケー]明大に圧勝!優勝へ王手をかける

2020関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)

11月22日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

○東洋大5-1明大


[ゴール(アシスト)]

09:53  武部虎(猪狩、中島)

21:14  阿部(猪狩、中島)

28:00  中島(猪狩、久米)

41:44  武部太(中島、猪狩)

59:09  久米(猪狩)


POS

背番号

名前

GK

44

佐藤(社1=白樺学園)

GK

30

岩田(社4=武修館)

DF

9

木村(社1=武修館)

DF

23

武部太(社2=苫小牧工)

FW

14

久米(社3=駒大苫小牧)

FW

48

清水(社4=白樺学園)

FW

27

小堀(社3=白樺学園)

DF

22

今(社1=駒大苫小牧)

DF

8

石田(社2=武修館)

FW

10

阿部(社2=駒大苫小牧)

FW

39

中島(社1=駒大苫小牧)

FW

20

猪狩(社4=駒大苫小牧)

DF

49

長原(社4=白樺学園)

DF

12

福田(社3=日光明峰)

FW

19

前田(社2=白樺学園)

FW

11

武部虎(社4=苫小牧工)

FW

21

宮田(社2=白樺学園)

DF

15

吉川(社3=武相)

DF

33

千葉(社4=駒大苫小牧)

FW29川岸(社1=八戸工大一)

FW

45

橋本(社1=駒大苫小牧)

FW

13

藤原(社2=武修館)


1ゴール3アシストの活躍を見せたFW中島

全ての得点のアシストをしたFW猪狩主将

(写真提供:東洋大学体育会アイススケート部ホッケー部門)


 関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)5戦目の相手は明大。リーグ戦負けなしの東洋大は、勢いそのままに明大相手に5−1で快勝し優勝へ王手をかけた。


 1ピリは開始10分で立て続けに明大がペナルティとなり、5対3のPP(パワープレー)のチャンスが訪れる。東洋大は丁寧にパスを回すと、FW武部虎(社4=苫小牧工)がゴールの左側からシュートし見事先制点を奪う。しかし明大も黙ってはいない。約3分後には東洋大のゴールに鋭いシュートを打ち込み同点で1ピリを終える。


 2ピリでは開始1分でFW猪狩(社4=駒大苫小牧)がゴール裏のパックをゴール前まで運びパスを出すと、FW阿部(社2=駒大苫小牧)がゴール右側からシュートを放ちゴールネットを揺らした。その後、PPの時間に、FW中島(社1=駒大苫小牧)がゴール中央から強烈なシュートを打ち、リードを広げる。「力むことなく空いているシュートコースに的確に良いシュートを打てた」と振り返った中島。1年生ながら今大会3得点目を挙げる活躍を見せた。


 PPで始まった3ピリでは、開始早々ゴール前が混戦となる中、「思いっきり打ったら入った」とDF武部太(社2=苫小牧工)が語ったように、武部太がブルーライン付近から打ったシュートがネットを揺らし、明大を引き離す。試合残り2分にまたもやPPとなると、猪狩が3人を交わして攻め込み、FW久米(社3=駒大苫小牧)がパックを押し込んで駄目押しの得点を挙げ、5−1で試合を終えた。


 PPのチャンスが多かった明大戦。東洋大はそのチャンスを生かし次々と得点を挙げた。5戦目が終了し、リーグ戦5連勝で負けなしの東洋大は、全勝優勝まで残り1勝だ。昨年度は成し遂げられなかったリーグ戦優勝に期待が掛かる。




■コメント

・DF武部太(社2=苫小牧工)

(試合を振り返って)開始からみんなチームプレーをしていて流れがずっと東洋で楽にプレーできた。みんな身体も張っていてベンチも声かけ合っていて良かった。失点しても焦ることなく次へ次へと声かけてプレーしていた。(自身のゴールシーンは)僕たちのセットのPPはあまりこの試合は良くなかったので自分のシュートから崩そうと思って思いっきり打ったら入った感じ。(5連勝は)いままでずっと練習して準備してきたのでその結果だと思う。(次戦へ向けて)死ぬ気で戦って必ず優勝します。


・FW中島(社1=駒大苫小牧)

(試合を振り返って)ゲーム60分通してチーム全員がゲームプランを遂行できた結果が5−1という結果に繋がったと感じている。チーム全員が妥協することなく、自分の役割や仕事を最後まで出来ていた。チームも試合を重ねるごとに成長していると感じている。(ゴールシーンを振り返って)あのシーンでは、自分で冷静になり相手のGKやDF、味方のFWの動きを見極め最善の判断が出来た。そして、力むことなく空いているシュートコースに的確に良いシュートを打てたことが、あのゴールに繋がった。試合の場面を考えても、チームとして点数を欲しかった時間だったのでスペシャルプレーで得点できて良かった。(1ゴール3アシストと大活躍だったが)この結果は、自分自身がチームのために何をするべきかを考え、表現した結果が1ゴール3アシストに繋がったと思う。試合の前からの準備段階も良かったし、体の調子や頭の考える力の調子も良かったと思う。そして試合を楽しんでできたのも精神的にも良かった。(次戦へ向けて)中大との試合も、苦戦すると思うのでしっかりといい準備をして今回の試合のようにチーム全員で戦い、勝って優勝したいと思う。応援よろしくお願いします。

 


TEXT=吉留奈津