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2020.12.08
アイススケート

[アイスホッケー]惜しくも敗れ準優勝 ベスト6に猪狩と石田が選出された!

2020関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)

11月29日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ

●東洋大1ー4中大




[ゴール(アシスト)]

07:32猪狩(石田)


POS

背番号

名前

GK

44

佐藤(社1=白樺学園)

GK

30

岩田(社4=武修館)

DF

9

木村(社1=武修館)

DF

23

武部太(社2=苫小牧工)

FW

14

久米(社3=駒大苫小牧)

FW

48

清水(社4=白樺学園)

FW

27

小堀(社3=白樺学園)

DF

22

今(社1=駒大苫小牧)

DF

8

石田(社2=武修館)

FW

10

阿部(社2=駒大苫小牧)

FW

39

中島(社1=駒大苫小牧)

FW

20

猪狩(社4=駒大苫小牧)

DF

49

長原(社4=白樺学園)

DF

12

福田(社3=日光明峰)

FW

19

前田(社2=白樺学園)

FW

11

武部虎(社4=苫小牧工)

FW

21

宮田(社2=白樺学園)

DF

15

吉川(社3=武相)

DF

33

千葉(社4=駒大苫小牧)

FW29川岸(社1=八戸工大一)

FW

45

橋本(社1=駒大苫小牧)

FW

13

藤原(社2=武修館)



関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)6戦目の相手は全勝中の中大。4年生の引退がかかった東洋大は惜しくも1-4で敗れ、今シーズンを終えた。


1ピリ開始わずかで東洋大はペナルティを取られてしまい、SH(ショートハンド)開始8秒の場面で中大に先制点を奪われる。しかし、負けるわけにはいかない東洋大にチャンスが訪れる。確実にパスを回し、主将のFW猪狩(社4=駒大苫小牧)が左サイドから強烈なシュートを放ち、同点に追いついた。その後は両者ともゴールを狙っていくが、なかなか得点を奪うことができず、1ピリを終えた。


2ピリの序盤では、またもや中大にSHの場面でシュートを決められ点差を突き放される。そして、東洋大もゴールを狙うが得点できない時間が続いた。開始8分には痛恨の追加点を奪われ、2点差に広がる。どうにか中大の勢いを止めたいところだったが、2ピリ終盤にも追加点を許してしまい、1-4で最終ピリオドに臨む。


迎えた最終ピリオドでは、シュートを放つも中大のGKに止められる惜しい場面が見られた。ゴール付近での攻防もあったが、両者ともゴールを決めることができず、拮抗(きっこう)した状況が続く。最終ピリオドは互いに無得点となり、1-4で試合終了。これにて、東洋大の4年生は大学アイスホッケー生活に終止符を打った。


 また、12月6日に東洋大は準優勝という好成績を残した。この結果は来年につながるに違いない。さらに、ベスト6に猪狩とDF石田(社2=武修館)が選出され、東洋大の活躍が目立った。


得点が主将の意地を見せる一撃のみとなった最終戦は悔しい敗戦となった。新型コロナウイルスの影響により、関東選手権とインカレの中止が決まっただけに、今大会にかける4年生の思いは今までの大会よりもはるかに強かっただろう。今後も東洋大アイスホッケー部は一歩一歩前進していく。



■コメント

・FW猪狩主将(社4=駒大苫小牧)

(試合を振り返って)最後の最後で納得のいく試合が出来なくて、本当に悔しかった。どんな状況になっても平常心を保つ事の大切さを痛感した試合だった。(最後の試合へ臨む気持ちは)進化と継承という今年のチーム目標を全面に表現する事が出来る最後のホッケーという事で、チーム全員が泥臭く全力で勝利を掴みに行く気持ちで臨んでいた。(自身のゴールで同点に追いついたが)チームが苦しい時に点数を決めれてうれしかった。追加点を叩けなかったことに反省している。(秋リーグ全体を振り返って)本当にチーム全員が一戦一戦、全力で泥臭く試合に臨んでくれたことに感謝している。結果は全勝とはならなかったが、内容として100点をこのチームにつけたい。来季は三冠目指して頑張ってほしい。


・DF石田(社2=武修館)

(今日の試合振り返って)今シーズン最後の試合となったが、全力を尽くすも中央大学の堅い守りを破れずペナルティからの失点によっての負けになった。(最終戦だったが)最終戦でもあり、優勝決定戦ということもあり特別な1試合でしたが、いつも通りのプレーすることを意識していました。(アシストが得点につながったことは)4年生最後の試合でキャプテンの猪狩さんにアシスト出来てすごく感慨深い。猪狩さんへの気持ちを表せたと思う。(秋リーグ全体を振り返って)今年のチームはまとまりがありすごく良いチームではあった。ただ、勝つチームと良いチームは全くの別物だと実感させられ、来年からは今年の悔いを忘れずにまた新しい気持ちで挑戦していきたい。


TEXT=浅野琴美