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2021.01.09
サッカー

[男子サッカー]仙台大から決めきれず全国大会1回戦敗退

#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!1回戦

月6日(水) 会場非公表


東洋大0-1仙台大


<出場メンバー>

▽GK

青木裕太(国3=狭山ヶ丘)


▽DF

坂本涼斗(国4=柏U-18)

土田直輝(国4=大宮Y)

神山京右(国3=横浜FC・Y)

市原亮太(国4=横浜創英)


▽MF

横山塁(国3=FC東京U-18)→84分 前田泰良(国2=鹿島Y)

山下勇気(国3=昌平)

布部功輝(国4=柏U-18) →76分 長澤昂輝(国4=前橋育英)

野本幸太(国4=市立船橋)

高柳郁弥(国2=大宮Y)→76分 梅津凌岳(国3=京都橘)

▽FW

佐々木銀士(国2=青森山田)


主将としてチームを引っ張った土田


ドリブルを仕掛けてチャンスを作る野本

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)



※掲載が遅れまして、誠に申し訳ございません。


 負ければ敗退のトーナメント形式の#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!1回戦、相手は仙台大。風が吹き荒れる中、チャンスをつくる東洋大だったが、後半に失点を許し敗退となった。


 相手ボールからキックオフ。前半1分には良い位置でFKのチャンスを野本が狙うが得点ならず。さらに、5分に相手陣地でボールを奪い横山がミドルシュートを放つがポスト。風上の東洋大は、ペナルティエリア内まで侵入できるがシュートまで持っていけない。先制点を挙げたい東洋大だが、徐々に相手に攻められる回数も増えてくる苦しい展開に。GK青木やDF陣が集中を切らさず無失点で乗り切り前半を終える。



 50分に坂本の攻撃参加でクロスを上げるが相手の堅守が勝り得点を取ることができない。55分には、横山の鋭いクロスに佐々木が反応するがネットを揺らせない。66分にはFK、CKと立て続けにチャンスを得るが得点にはつながらない。81分についに試合が動く。カウンターから相手に決められ失点を許す。追いかける東洋大は83分に左からのクロスを佐々木がヘディングで合わせるが枠を捉えきれない。最後の力を振り絞って果敢に攻めるも0-1で無念のタイムアップ。



 前半、何度かチャンスをつくりながらも決めきれなかった。井上監督も「悪い内容ではなかった」と試合を振り返る。この試合が大学生活最後の試合となった主将の土田は「充実した4年間だった」と思いを馳せた。今季叶わなかった1部昇格を来季達成するためにも、これからの東洋大に期待がかかる。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・井上監督

今の社会情勢の中でこの全国大会が開催されたことは難しい状況の中で開催していただき、それに参加できたことは非常にありがたい。今シーズン難しい中でこの出場権を選手達が頑張って勝ち取ったので1つでも多く試合をやらしてあげたいっていうのがあったが、残念ながら1試合で敗退という形になったのは残念。試合自体も内容もそんなに悪い内容ではなかったが、なかなか点が決められない。残り10分のところで失点して終わってしまったということで非常に残念な結果だが、選手達が持っているもの全て出し切ったと思うのでその部分には満足している。それを勝ちに結びつけられなかったのが非常に残念に思う。(今季の振り返りと来季への意気込み)コロナ禍の中で活動が自粛期間があったり、リモートでの活動になったりこれまでない状況を経験した1年間だった。それに順応せざるを得ない中で、リーグ戦いい時もあったし、後半はちょっと失速してしまったのでそこが課題だと思う。4年生が非常に頑張ってくれて、チームを引っ張ってくれていた。その4年生が抜ける来季はまた次の4年生を中心にそこだけに頼らず部員全員が自主性をもっと発揮して欲しい。


・土田(国4=大宮Y)

全国大会の1回戦ということですごくみんな気合も入っていたし前半もいい形も何本もあった中で決めきれないところだったり、後半失点したシーンもそのワンチャンスで失点してしまい、本当にもったいない試合だった。(4年間を振り返って)本当にサッカーだけじゃなく、人間的な部分でも成長できたと思うし、試合にも出れた時も出れない時もあってすごく充実した4年間だった。(主将から後輩に)来季は1部昇格して欲しい。それと筋トレ。身体はでかい方がいいので強くなって欲しい。


野本(国4=市立船橋)

全国大会1回戦で自分達は引退がかかった試合だったが、自分達がやってきたことが上手く出せずに相手の土俵で戦ってしまってゴールが遠く硬い試合だった。(仙台大の印象は)前半はボールをつなごうとしていたが自分達のプレッシャーにはまっていて、後半は大きく蹴ってくるというサッカーの中でセカンドボールの回収が速くて自分達が後手後手に回ってしまった。(4年間を振り返って)自分自身充実した4年間だった。振り返ればまだまだやれたことはあったし、もっと成長できたと思う。


TEXT=友寄慈温