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2021.02.25
コラム

第726回 魅力度最下位は注目度最上位? 執筆者・松本考史

 初めまして。陸上部、水泳部、サッカー部、準硬式野球部、ボクシング部を担当させていただきます、1年の松本考史です。よろしくお願いします。僕にとって初めてのコラムとなる今回は、地元「栃木県」のことについて書こうと思います。


 さて、栃木県といえば最近あることで有名になったと思いますが皆さんお分かりでしょうか?

 そうです。僕の地元栃木県は昨年10月に発表された「都道府県魅力度ランキング2020」でなんと前年の43位から4ランク落として最下位になってしまったのです。正直お隣の茨城県が7年連続不動の最下位をキープしてくれていただけに、自分の県が最下位という結果は受け入れ難いものでした。そして奇しくもまた北関東...。


 栃木はそんなに魅力がない県でしょうか?笑 

 福田知事(現栃木県知事)は発表後、東京の調査会社に自ら乗り込みに行くほどカンカンでした!(知事が乗り込んでの抗議は初めてだそうです。)

 僕もいち栃木県民としてこのままでは黙っていられません。この場をお借りして簡単に栃木の魅力についてお伝えしようと思います。

 

 まずはなんといっても数々の世界遺産や日本三名瀑のひとつ「華厳の滝」を有する日光ではないでしょうか?日光は毎年国内外問わず多くの観光客が押し寄せる人気観光スポットです。かくいう僕も日光が大好きで、昨年も秋に一度訪れました。下の写真はその時のものです。


                                       (日光山輪王寺 逍遥園) 


 栃木の魅力はもちろんこれだけではありません。他にも有名な宇都宮餃子や生産量日本一を誇るいちご、また最近では関東屈指のイルミネーションスポット「あしかがフラワーパーク」も人気を博しています。

 長くなってしまうのでこれくらいにしておきますが栃木はまだまだ数え切れないほどの魅力を秘めた場所です。間違いありません!


 と、ここまで栃木の魅力をつらつらと並べてきましたが、正直言うと魅力度ランキング最下位はある意味“おいしい”立場でもあるように思えます。最下位になることで逆にみんなが注目してくれるというわけです。


 栃木は今まさにピンチをチャンスに変えられる状況にあるのではないでしょうか。もちろんこのまま最下位に甘んじているわけにはいきません。この不名誉な順位を脱することは魅力度ランキング最下位を突きつけられた地域の宿命です。ですので今年こそはなんとしても順位が上がって欲しい! ...のですがもう少し最下位という世間の注目が集まるポジションに留まって、多くの人に栃木の魅力を発見してもらう充電期間にするのもアリかなって思う自分もいます。笑

 魅力度が上がれば万歳。次回も最下位ならそれはそれで万歳。どちらに転んでも吉。今の栃木に怖いものはありません!


 コロナが収まったら、ぜひ魅力いっぱいの栃木県を訪れてみてはいかがでしょうか?

 最後まで読んでいただきありがとうございました。


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追記:現在もなお延焼が続く栃木県足利市の山火事について、一刻も早い終息を願います。