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2021.04.03
射撃

[射撃]令和2年度埼玉県知事賞争奪関東学生スポーツ射撃新人大会兼関東学生AR・AP・SBR大会(記録、写真、コメント)

令和2年度埼玉県知事賞争奪関東学生スポーツ射撃新人大会兼関東学生AR・AP・SBR大会

3月25日~3月26日 

埼玉県長瀞射撃場


◆50mライフル三姿勢60発競技

松尾 561点(7位)


◆50mライフル伏射60発競技 

松尾 591.5点(10位)

髙橋 591.5点(11位)


◆10mエアピストル立射60発競技 

平野 549点(1位)

向川 530点(3位)


◆10mエアライフル立射60発競技 

加藤 609.3点(3位)

長谷川 591.7点(12位)


◆10mエアライフル立射60発競技 

和田 619.4点(1位)

松尾 607.1点(14位)



10mエアライフル立射60発競技で1位となった和田


3種目に出場した松尾


10mエアライフル立射60発競技で1位となった平野


50mライフル伏射60発競技に出場した髙橋

10mエアライフル立射60発競技に出場した加藤

(写真提供:東洋大学射撃部)


◾️コメント

・加藤(社3=栄北)

(試合を振り返って)点数は良くなかったが、気持ちの運びは良くできた。そのため、点数の下げ止まりができた。(試合での収穫と課題は)気持ちの持ち方を学んだ。自分の撃ち方を確立したい。(次戦に向けて)点数を出すことももちろんだが、先輩として部をきちんと回していきたい。     


・長谷川(法3=足羽)

(試合を振り返って)思ったよりも緊張はせず、良いコンディションで射撃できたと思う。しかし練習不足が露骨に現れたため、これからもっと練習の量と質をあげていかなければならないと肌に感じた。試合で収穫できたことは、焦って撃った時は必ず外しそのミスを取り返そうとしてさらに外すという悪循環になったときの心を落ち着かせ方を考え出すことができた。次の課題はそもそも焦って撃たないということを心掛けていこうと思う。次戦では今回の試合の反省、課題を全てクリアした状態で挑もうと考えている。また後輩達を言葉ではなく実力で引っ張って行けるように上位に食い込むことを目標にしようと思う。


・髙橋(法3=済美)

(試合を振り返って)久しぶりの試合で撃つ前からいつもより緊張してしまい得点はあまりよくありませんでしたが、試合をしていく中で何が良くて何が悪いのかを考え、こうしたらさっきいい得点がでたな、良いことは何かを判断して撃つことができて、前回の試合の得点よりさほど差がなかったことは良かったです。試合での収穫は、先程の良いところ、悪いところの区別がちゃんとついたことで次から練習でそれを意識してやれることや試合後に佐藤監督からアドバイスをいただき見直せることです。今回の課題は試合の最初から最後までいつもの自分のプレイができていないところがあったことと体力を整えることや今射撃をしていて撃つという意識をしっかり持つことができていなかったことなのでそこを改善していきたいです。次戦まではまだ期間があり、次は他の種目も出場するため練習の仕方や体力づくり、各種目の射撃の姿勢の見直し、メンタルトレーニングをしっかりやっていこうと思います。また、後輩の射撃の姿勢や得点が前回より上がっているのを見て負けられないと思い、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。


・平野(法2=栄北)

(試合を振り返って)久しぶりの試合でペースをあまり掴むことができず、思うような射撃をすることができませんでした。また、調子がよいと10点も連続して撃てましたがミスショットもあり点数があまり伸びなかったです。(試合での収穫と課題は)発数が増えるにつれてフォームが崩れていることが分かったので、再現性を高めることが1つの大きな課題だと認識しました。(次戦に向けて)今回の試合で課題が浮き彫りになったので、毎回同じ感覚や撃発が出来るよう意識して練習をしていこうと思います。


・向川(文2=仙台育英)

(試合を振り返って)今の実力を十分に出した試合ではありましたが満足のいく結果を得ることができませんでした。この試合を経て、もう一度自分の射撃を基礎から見直す契機となったことが収穫です。課題として、銃の調整を行い今よりも自分に合うようにする事と、呼吸法を変えることです。自身の課題を達成して次戦では良い結果を残せるよう努力します。


・和田(法2=藤枝明誠)

(試合を振り返って)今大会は久しぶりの学連試合ということで緊張もあったが、意識の切り替えやタイミングの図り方を普段より丁寧に行うことで、安定した点数を出すことができた。結果、AR10mS60MW新人で優勝することができ、普段の練習の成果を今大会において発揮できたことを嬉しく思う。一方でミスの多さが目立つ部分もあり、その積み重なりで全体の点数が伸びず、納得のいかない点数となったと感じている。(試合での収穫と課題は)今回の試合では監督から呼吸の仕方についてご指摘を頂いた。自分は試合中も普段と同じように胸式呼吸をしているが、監督から腹式呼吸を意識して行う方が良いとご指摘を受けた。事実、試合でのミスは胸式呼吸が関係しているものもあり、呼吸方法の重要さについて今一度考えさせられた。また、自分が以前から課題としているシリーズの点数の安定については本試合でも改善することができず、悔しい結果となった。今回の試合で監督からご指摘頂いた呼吸の仕方やシリーズの点数の安定、点数の底上げを今後の課題とし、次戦では順位、点数ともに自身が納得のいく結果となるように、またレギュラーに選ばれ団体戦に貢献する為にも今後はこれまで以上に練習に努めていきたい。


・松尾(法2=鹿児島玉龍)

(試合を振り返って)50m種目と10m種目の両立が難しく苦戦した半年間だったが、今回の試合では両種目とも前回より点数が上がり、少しではあるが課題点を上手く解消できた。全体としてみた時の自分の結果には納得していないが、自分の中では成長を感じられた良い試合だったと思う。(試合での収穫と課題は)「出場人数が少ない分上位を狙いやすい」という意識から、50m種目の序盤では力みすぎて自分の思うような射撃が出来ていなかったが、監督のご指摘を頂くことで、力を抜いてリラックスした状態で撃つことができた。どんな試合に置いても変わらない心構えで撃てるように、メンタルマネジメントに重点を置き、1つの試合を通して一定に撃てるようにしたい。また10m種目では、自分でわかっていながらもミスをしてしまう時が何度かあった。1発ごとに気持ちを切り替え、ミスを減らすことが今後の大きな課題だと感じた。(次戦に向けて)今回の試合で新年度に向けた調整ができたと思うので、次戦ではどの種目に置いても入賞を目指し、また50m種目においてはレギュラーに選ばれ団体戦に貢献できるよう、日々の努力を重ねていきたい。