記事
３月 23日、日本武道館では2020年度東洋大学卒業式が開催されました。今回は、今年ボクシング部を卒業された選手から４名の方にインタビューをいただきました。３人目は、ウェルター級の平田大我シャックルフォード選手（営４＝沖縄水産）です。
今や東洋大のお家芸である試合応援をいつも先頭で盛り上げた平田選手。取材にもユーモアたっぷりに答えてくださいました。平田選手の、４年間で最も嬉しかったこととは・・・。
――平田選手から見た、昨年のチームの印象を教えてください
ボクシングの実力だけではなく、チームてしての盛り上がりも気合もバッチリで一つの目標に向かいチーム一体となっていました。
――最後の１年間で、成長したこと又は新しく始めたことはありますか
最後の１年間はボクシングが出来ない分、就職やこれから先の人生計画に精を出していました。長い人生のことを考えると東洋大学での経験こそが成長だったと感じました。
――コロナ禍で特に苦労したことは
学業面が苦しいと感じました。（笑）
――大学生活前半（１～２年生）で印象に残っているエピソードは何ですか
大学一年生の入学前に行われた鹿児島合宿の時に、大学のレベルや練習量を甘く見ていました。来てみたらびっくり仰天、「もう足がもげて走れません堪忍して下さいよ。」と言わんばかりの練習量。最初の頃の練習に慣れるまでの期間が印象に残っています。
――大学生活後半（３～４年生）で印象に残っているエピソードは何ですか
３年生の年末最後にあった、全日本王座決定戦で初の優勝です。優勝に手を伸ばし選手もチームも皆で挑んだ試合の中、順調に試合は進んで行き11-０で完全勝利した時です。
――４年間で一番印象深い試合・プレーを教えてください
一番印象に残った試合は、２年生の頃にゴールドジムで開催されたオープン戦です。相手は、大学初の試合で負け、リベンジマッチで勝ち、一勝一敗の因縁の相手でした。１ラウンド目からダウンを奪われて追い込まれたのですが、巻き返し２ラウンド目で取り返し自分のペースで試合をやりきり勝利を収めました。有終の美を飾りました。
――４年間で嬉しかったことは
４年間で一番嬉しかったのは本当に沢山の思い出があり、何を選べばいい迷います。合宿？王座？打ち上げ？・・・卒業です。
平田選手、ご卒業おめでとうございます！
４年間スポーツ東洋の取材にご協力いただき本当にありがとうございました。
