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2021.04.05
水泳

[水泳]日本選手権開幕!酒井、白井、今井が決勝の舞台へ!

第97回日本選手権水泳競技大会競泳競技

4月3日(土)〜4月10日(土)東京アクアティクスセンター



(1日目・予選)


◆女子400m個人メドレー

3組

何澤 DNS



◆男子100m平泳ぎ

4組

4着 花車 1'00"26

→全体8位で準決勝進出




(1日目・準決勝)

◆男子100m平泳ぎ

1組

4着 花車 1'00"38 


(2日目・予選)

◆女子100m背泳ぎ

2組

1着 酒井 1'00"88

→全体1位で準決勝進出


3組

1着 白井 1'01"16

→全体3位で準決勝進出


◆男子200m自由形

3組

2着 宝田 1'49"14

→全体8位で準決勝進出


◆女子100m平泳ぎ

2組

4着 池田 1'10"73


4組

磯部     DNS


5着 今井 1'09"06

→全体11位で準決勝進出


◆男子100m背泳ぎ

1組

1着 川端 55"95


2組

1着 細川 54"44

→全体4位で準決勝進出



◆女子400m自由形

3組

4着 永島 4'15"41


(2日目・準決勝)


◆女子100m背泳ぎ

2組

1着酒井 1'00"54

→全体1位で決勝進出


3着白井 1'00"91

→全体3位で決勝進出


◆男子200m自由形

1組

6着宝田 1'49"19



◆女子100m平泳ぎ

1組

3着 今井 1'08"04

→全体6位で決勝進出


◆男子100m背泳ぎ

1組

4着 細川 54"99



 

      酒井は東京五輪代表を果敢に狙う


    積極的に泳いだ白井。決勝のレースに期待だ。

   今井は自身の代名詞である平泳ぎで決勝へ進んだ

  決勝進出はならなかったが次へつながるレースをした細川

  

               (写真提供:日本水泳連盟)


※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。



 4月3日より第97回日本選手権水泳競技大会競泳競技が開幕した。東京五輪代表選手選考会を兼ねている大一番の大会。初日は花車(文4=丸亀)が男子100m平泳ぎにて準決勝進出を果たす活躍を見せた。また、2日目には女子100m背泳ぎにて今大会注目を浴びる酒井(法2=武南)と白井(国4=宝塚東)が準決勝を制し、本日の決勝へ。リオ五輪経験者の今井(法3=豊川)が得意の女子100m平泳ぎで決勝進出を決めた。


 初日、男子100m平泳ぎ準決勝に姿を現したのは花車だ。「いい泳ぎが出来た」と話すように予選では安定した泳ぎを披露。準決勝の舞台でも自信を得るレースを展開したが、惜しくも決勝を逃す結果になった。また、4日目に出場する男子200m平泳ぎに向けて、「必ずベストを更新したい」と力強く決意した。


 今回の日本選手権は、東京五輪の出場権をかけた大会でもあり、終始白熱したレース展開が繰り広げられている。2日目は、女子100m背泳ぎで、注目の酒井(法2=武南)が予選、準決勝共に快進の泳ぎを見せ、全体1位で決勝へ。「何が何でも、代表権をとる」と強い気持ちで勝負に挑む酒井は、東京五輪の代表権を得るまであと一歩だ。また、レース後「予選も準決勝もパッとしないタイムだった」と反省点を口にした白井(国4=宝塚東)も全体3位で本日の決勝進出を果たした。攻めの姿勢を貫く泳ぎで、上位入賞と五輪出場権獲得に大きな期待がかかる。


 女子100m平泳ぎ準決勝に出場した今井(法3=豊川)は、序盤から好スタートを切り、前半を3位でターン。そのままペースを崩さずフィニッシュし、全体6位で決勝に駒を進めた。「スタートのひとかきめを決勝までに合わせたい」と話す今井の決勝のレースに注目だ。


 男子200m自由形に出場した宝田(営4=東福岡)は、前半を好位置で折り返し、最後まで粘り強い泳ぎを見せた。しかし、惜しくも一歩及ばず6着で決勝進出を逃した。男子100m背泳ぎに出場した細川(営4=高松第一)は、力強い泳ぎで前半を2位としたが、決勝進出を逃し、悔しい結果に。「今日の100mでかなり調子が良いことが分かったので、自信をもって臨みたい」と次のレースへの意気込みを語った。また、「タイムは25秒0か1あたりを目指し、あわよくばメダルを獲得したい」と早くも先を見据える。宝田は5日目に200m個人メドレー、細川は最終日に50m背泳ぎに出場する。ここでも粘り強い泳ぎを見せてくれるだろう。残りの種目で巻き返すに違いない。


 2日間で6名が準決勝、3名が決勝進出を決めるなど、東洋大の活躍ぶりが目立っている。大会3日目である本日は、女子100m背泳ぎ決勝と女子100m平泳ぎ決勝が行われる。舞台は整った。あとは、これまで培ってきた努力の成果、賜物を発揮するのみだ。東洋大から五輪選手が誕生するか。その瞬間から目が離せない。

 


◼︎コメント

ー初日ー

・花車(文4=丸亀)

(今日のレースを振り返って)準決勝に残れるとは思っていなかったので、100mでここまでこれたことは自信になった。準決勝ではタイムを落としてしまったが、もう少しで1分を割れるところまで来たので、59秒台を狙って練習していきたい。(準決勝ではどんなことを意識したか)予選で良い泳ぎができたので、ターンやタッチを合わせ、もう一本ベストを狙ってレースをした。前半を予定通り28秒5で入れたことはよかったので、後半の反省は次の機会に生かしたい。(200m平泳ぎに向けての意気込み)200mに向けてずっと練習をしてきたので、必ずベストを更新し、2分09秒台に突入したい。それまでの空いた2日間で調整し、確実に決勝に残る準備をしたい。


ー2日目ー

・白井(国4=宝塚東)

(今日のレースを振り返って)予選も準決勝もパッとしないタイムだったので、改善点を見直して明日の決勝に備えたい。(レース前に意識していたこと)浮き上がり、ターン、タッチ動作は正確に行おうと思っていたので、それはクリアできたと思う。(明日の決勝への意気込み)一発勝負でもあるが、まずは自分の出せる力を出して、それが結果につながればいい。


・今井(法3=豊川)

(今日のレースを振り返って)予選は、力まないでいこうと思ったら、あまりにもゆっくり行ってしまったので、準決勝ではテンポを上げることを意識して泳げた。(見つかった課題など)スタートのひとかきめがまだ決まらないので、決勝までに合わせられるように準備していきたい。(決勝に向けての意気込み)200に繋げられるように、久しぶりに7秒台で泳げたらと思う。


・細川(営4=高松第一)

(今日のレースを振り返って)予選では、これまでの練習の成果を完璧に発揮することができ、想像以上のタイムを出せて本当に嬉しかった。準決勝では、バテが出てしまい、後半がかなりきつかった。ただ、54秒台で1日2回泳げたことは収穫だった。(どんなレース展開をイメージしたか)前半はかなり気持ちよく波にのり、尚且つスピードを出して泳ぐことをイメージしていた。後半は、テンポとフォームを最後まで維持して、出力を落とさないことをイメージして泳いだ。全体では54.7ぐらいまで目標にしていた。(50m背泳ぎに向けて)今日の100mでかなり調子が良いことが分かったので、自信をもって臨みたい。タイムは25秒0か1あたりを目指し、あわよくばメダルを獲得したい。


TEXT=浅野琴美、中嶋千聡

ジャパンオープン2016
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