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2021.04.26
サッカー

[男子サッカー]後半に怒涛の3得点で東海大に勝利!

第95回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第3節

4月24日(土)会場非公表


東洋大3-0東海大

<得点者>(アシスト)

53分 前田泰(田頭)

58分   梅津凌(佐々木)

85分   本間


〈出場メンバー〉

▽GK青木祐太(国4=狭山ヶ丘)


▽DF

田頭亮太(国2=東福岡)

中村勇太(国4=鹿島Y)

神山京右(国4=横浜FC・Y)→77分 鍵山慶司(国4=青森山田)

大森大地(国4=帝京大可児)→87分 高橋亮(国3=FC東京U-18)


▽MF

横山塁(国4=FC東京U‐18)→85分 飯澤良介(国4=横浜FC・Y)

山下勇希(国4=昌平)→80分 本間洋平(国2=札幌U-18)

瀬畠義成(国3=JFAアカデミー)

梅津凌岳(国4=京都橘)


▽FW

前田泰良(国3=鹿島Y)→77分 伊藤恵亮(国3=矢板中央)

佐々木銀士(国3=青森山田)


得意のドリブル突破からチャンスを作った梅津凌


前線からの守備でチームに貢献した前田泰

(写真提供:東洋大学体育会サッカー部)




 第95回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)の第3節の相手は、開幕2連勝と勢いに乗ってる東海大。前半は攻めあがる東洋大だがシュートまで持って行けず苦しんだ。後半立ち上がりに前田泰の先制点を皮切りに攻撃力を見せつけ3-0で快勝。


 相手ボールでキックオフ、立ち上がりは両チームともに前線からの激しいプレスによりロングボールを蹴りあう展開に。5分、梅津凌がドリブルで相手をかわし、前田泰にパスし、シュートを打つが相手にブロックされてしまう。20分過ぎから、東洋大がペースをつかみ始め相手陣地でパスを回しながら攻め込むが肝心のシュートまでは持っていけない。前半終了間際には、横山のサイドチェンジから梅津凌がカットインからシュートを放つが相手GKに阻まれる。リーグ戦開幕から未だ無失点と安定した守備で、試合を折り返す。


 先制点を挙げたい東洋大は48分、FKを獲得。横山がキッカーを務め右足で狙うが枠をとらえきれず。53分、ついに試合が動く。田頭の相手DFの裏を突くパスにうまく反応した前田泰がダイビングヘッドで先制点を挙げる。さらに、5分後田頭の縦パスに佐々木が抜け出し、梅津凌がシュートを打ちネットを突き刺し追加点を決める。そして、85分には、途中交代で入った本間が強烈なミドルショートを決め3点目。最後まで、集中した守備で無失点に抑え3-0で試合を終える。


 試合の序盤から攻め上がる場面があったが、シュートまで持ち込むことが出来ず苦戦を強いられた。しかし、ハーフタイムでのシュート意識を高く持っていこうという声掛けから3得点。井上監督は「チーム全体として良い結果が出せたゲーム」と試合を振り返った。3連戦の幕開けを良い形で終えることが出来た。中2日で迎える次節、安定した守備と果敢な攻撃から勝ち点3をつかみ取る東洋大に注目だ。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。




■コメント

・井上監督

緊急事態宣言が出されるという状況のなかで、試合が開催されるということに感謝を持って試合に挑みましょうと選手達にしていた。それは、試合を運営する側への方への感謝もそうだが、相手、チームメートも感染者を出すことなく試合ができると言う環境を作れているということに感謝しようとスタートした。試合の入りは非常に良くて、前半もしっかりとボールを支配しながら攻撃が出来た。なかなか、シュートを打つというところまで至らなかったことをハーフタイムに指摘して、後半は上手く修正を加えた。前半の倍に当たる数のシュートがあったし、複数点が取れたこと。1点目を取れた後に畳み掛けるように2点目が取れたこと、失点をしないで終えたこと、交代で入った選手が攻撃においても守備においてもそれぞれの役割をきちんと担って全う出来たこと。チーム全体として良い結果が出せたゲーム。(次節に向けて)この1週間の間に今日を含めて3試合予定されているが、次は中2日でのゲーム、それが終わって中3日でのゲーム、タフなスケジュールだが、先のことを考えずにまずは目の前のゲームをしっかりと戦おうという話を選手達にした。良い試合をした後が大事だと思うので次の試合に向けてまた良い準備を進めていきたい。


・梅津凌(国4=京都橘)

立ち上がりから良い入りが出来て、チームとしてもやりたいことは出来たが、そのなかでシュートの意識が低かったというのはあった。前半は攻めたが、チャンスがあまりうまく作れない状況が続いた。後半になって、ハーフタイムでシュートを打とうというチームで意識を持ったなかで、後半は立ち上がりに前田選手が1点を取り、そこからは自分たちのリズムでやりたいことをやりながら、すごい良い戦いが出来た。(得点について)佐々木選手が抜け出してくれて、僕もしっかり中について行ったので、出してくれて、あとは決めるだけ。少しマイナス気味に入ったが、スペースもあったので落ち着いて打つことが出来た。(次節に向けて)次の試合も無失点も続いてるので無失点でチームでやりたいことを狙いをしっかりやりながら、次は立ち上がりからシュートの意識をしっかり持ち前半で点取ってチームとして流れをつかみたい。


・前田泰(国3=鹿島Y)

今日は、首位の東海大との試合だったが、チーム全員でまとまって戦うことができ、無失点でそして3得点取って勝利出来て、3連戦の内の1つ目を勝つことが出来て良かった。(得点について)前半から押し込んではいたが、なかなか決め切ることが出来ず、シュートも打つことが出来なかった。結果を残したいと思っていて、背後抜けた時に右サイドバックの田頭選手が良いボールを背後に出してくれたので後はヘディングで押し込むだけだった。(次節に向けて)今日勝ったことをまたつなげるためにも、また連勝して良い流れで持っていけるように一つ一つ謙虚に戦っていくだけなので頑張りたい。


[次節試合予定]

第95回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第4節

4月27日(火) vs立大 会場非公表 15:00キックオフ

※ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT=友寄慈温