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2021.05.14
サッカー

[女子サッカー]神大に3得点の完封勝利で2連勝!

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第2節

5月8日(土) 東洋大板倉グラウンド


東洋大3-0神大


<得点者>(アシスト)

31分 門脇 (北川)

73分   門脇 (石塚) 

84分   北川 (根間)


<出場メンバー>

▽GK

今井佑香(食3=常盤木学園)


▽DF

西垣内由唯(食4=大商学園)

澁澤光(食4=常盤木学園)

根間陽彩(食3=大商学園)


▽MF

鈴木陽菜(食3=JFAアカデミー福島)→82分 北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18) 

林みのり(食4=大商学園)

出耒村亜美(食4=飛鳥)

塩谷瑠南(食4=前橋育英)→53分 藤生菜摘(食2=播磨)

中原藍(食4=神村学園)→51分 石塚木乃葉(食1=ちふれASユース)


▽FW

門脇真依(食2=JFAアカデミー福島)→88分 宮本妃菜里(食1=大商学園)

北川愛莉(食3=常盤木学園)


守備からチームを盛り上げた西垣内


2得点の活躍を見せた門脇


(写真提供:東洋大学体育会サッカー部女子部)


※掲載が遅れ、申し訳ございません。



 関東大学女子サッカーリーグ第2節の相手は神大。門脇の2ゴールの活躍により3-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。


 

 ピッチ全体を広く使ってボールを回す東洋大は8分、林のスルーパスに門脇が反応するがオフサイドの判定。18分、クロスに合わせた北川がボレーシュートを放つがクロスバーの上。試合が動いたのは31分、北川のスルーパスに反応した門脇が懸命に足を伸ばしゴールへと流し込み先制点を決める。その後も長短のパスを織り交ぜながら得点を狙うが追加点を挙げられないまま前半は終了。


 左サイドから攻め上がった東洋大は50分、鈴木がミドルシュートを狙うが相手GKに阻まれる。後半立ち上がりから果敢に攻めの姿勢を見せる。55分には、CKを獲得するが相手ゴールを脅かすことができない。次にスコアが動いたのは73分、門脇がこの試合2点目を決める。さらに84分、一度はクリアされたボールに北川がシュートを決め3点リード。無失点で試合を終えたい東洋大は、最後まで集中したプレーを見せ、3-0で試合を終える。


 この試合、2得点を決めた門脇は「FWとして結果を残せたことはとても嬉しい」と自身のプレーを振り返る。そして、チームの無失点に貢献した西垣内は「攻めているときのリスク管理を意識した」と語り、集中力を切らさずプレーしたことが無失点につながったのではないか。次節の日体大を倒し、3連勝をつかみ取って欲しい。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・石津監督

先日試合をしたばかりの相手で多少のやりづらさは感じていたが、選手たちの勝利に対する挑戦的な姿勢が勝点3につながった。(相手の印象と勝因)前回とは配置と人が変わっており、前線の選手たちは注意すべき良いタレントだと思った。攻撃では普段から狙っているスペースがとれたこと、そこからゴールを生み出せたことが良かった。また、新しく機会を得た選手たちが活躍してくれたこともチームにはプラス要素だ。守備ではプレッシングがズレてしまっているシーンが何回かあったが、GK中心に最後のボックス内で相手にプレーさせず無失点に抑えたことも良かった。(次節に向けて)日体は非常にクオリティの高いチームだが、連勝に向けてまた1週間勝つ為の準備をしたい。


・門脇(食2=JFAアカデミー福島)
対戦相手の神奈川大学は4月に関東女子サッカーリーグでも対戦し、今シーズン2回目の対戦だった。前回は東洋大学が勝利していたので、相手はリベンジする気持ちで勢いを持って試合に入ってくることを予想していた。そのような状況の中でも、一人一人が勝利に対して挑戦する気持ちをプレーで表現することができ、1試合を通して集中を切らすことなく戦えたことが勝利につながった。(2得点決めた心境)直近の2試合では得点することができていなかったので、FWとして結果を残せたことはとても嬉しい。点を取ることができたのも、味方がパスをつないでくれたおかげなので、チームとして勝ち点3を取れたことが良かった。(次節に向けて)今節よりも良い内容で勝利をつかめるようにチーム全体で良い準備をしていきたい。
また個人としては、相手と駆け引きしてボールを引き出し、得点につながるプレーができるようにがんばる。


・西垣内(食4=大商学園)
今季関東リーグで対戦し1度勝利した相手だったが、、その時とは全く違うチームと思って挑んだ。開幕戦とは違い、東洋らしくピッチを広く使って相手を揺さぶり、自分たちの時間帯をつくることができた。また、途中出場した選手がチームに勢いを与えてくれ、得点を重ねることができた。(無失点の要因は)一人一人が球際で負けなかったこと、DFラインとしては攻めている時のリスク管理を意識した。(次節に向けて)勝ち続けながら修正していけるように、チーム全体で気を引き締めて、しっかり準備していきたい。




[次節試合予定]

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第3節

5月16日(日)vs日体大 東洋大板倉グラウンド 17:00 キックオフ

※無観客試合となります。



TEXT=友寄慈温