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2021.05.22
ラグビー

[ラグビー]初出場の関東春季大会で立大に勝利!!

第10回関東大学春季大会Cグループ

5月16日(日) 立大富士見グラウンド

〇 東洋大 57{38-0、19-14}14立大


番号選手出身校学年
廣田 篤史長崎海星
谷名 樹
延岡星雲
山口 泰雅目黒学院
葛見 達哉千葉経済
齋藤 良明慈縁目黒学院
タニエラ・ヴェア目黒学院
田中 翔Colorado State Univ
梅村 柊羽関商工

神田 悠作
東筑
10土橋 郁矢黒沢尻工業
11吉田 壮太延岡星雲
12
中島 羅王大村工業
13老田 龍平興国
14田中 康平土佐塾
15大内 錬佐野日大
 Reserve Member
16井上 泰成松山星陵
17柳谷 陸昌平
18伊波 晃士名護
19笠掛 優札幌山の手聖
20藤本 麻滉昌平
21北村 聖国学院栃木
22小熊 甲斐佐野日大
23吉岡 義喜興国
24繁松 秀太札幌山の手
25大島 暁目黒学院
26杉本 海斗東京




※掲載が遅れ、申し訳ございません。


 関東大学春季大会に初出場の東洋大の初戦の相手は、立大。試合序盤から相手の陣地に攻め込む試合展開が長く続き、初戦を57-14で勝利した。


 立ち上がりから相手陣地に攻め込む。開始5分、神田(済3=東筑)がフェイントから中央を突破し先制トライ。その後もコンバージョンキックを大内(ラ4=佐野日大)が決めて7点リード。東洋大は攻めの姿勢を崩さず10分、老田(済4=興国)がトライを決める。14分、パスをつないで抜け出したタニエラ(総2=目黒学院)が追加のトライを決める。推進力のある攻撃を見せる東洋大はペースを緩めることなく試合の主導権をにぎり、前半を38-0で終える。


 前半を38点リードで折り返した東洋大。激しいタックルから相手のミスを誘う。スローインから始まった攻撃では神田がボディフェイントで、相手を翻弄し中央突破のトライを決める。しかし、相手に素早い攻撃を展開されトライを許し、失点。流れを断ち切りたい東洋大はスクラムで攻め込み、梅村(総3=関商工)がトライを決め50-7。途中から入った杉本(ラ2=東京)のトライ、大内のキックで相手を突き放す。試合終了間際に相手にトライを許すが57-14で勝利した。


 試合を振り返り主将の中島(済4=大村工業)は「初戦独特の緊張感もあったせいかミスが多かった」と語る。しかし、全体で「確実なプレーをしよう」と共有し、流れをつかみ勝利。次の相手は、青学大。感謝の気持ちを忘れずに戦う東洋大ラグビー部に期待したい。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・福永監督

(試合を振り返ってみて)春季リーグに初めて参加させて頂けること、試合をできる状況にあることが本当に嬉しく幸せなことであると実感している。昨年のOBメンバーはじめ、多くの方の協力があって今日を迎えられている。改めて感謝の気持ちが強い。(前半を38点リードで終えたことについてハーフタイムでは)立教さんや対戦相手校さんがいて試合を成立することができる。感謝の思いを持って、全力で表現してほしいと伝えている。(次の青学大戦向けて)体調管理に努めて、チームのみんなで良い準備をさせて頂く。


・中島主将(済4=大村工業)

(試合を振り返って)前半はミスはあったものの、DFで前に出て良い流れを呼び寄せることができ自分達のペースでゲームをコントロール出来ていた。前半同様、後半も攻めようと話してはいたのだが、気持ちが前のめりになり過ぎていたせいか、反則が続き失点を許してしまった。日頃の練習から疲れてきた時にノーペナルティの意識をもっと全員が強く持たないといけない。(チームとして意識したこと)試合全体を通して攻め続けようと話していた。試合の入りで初戦独特の緊張感もあったせいかミスが多かったので、まずは確実にプレーをしようと話した。勢いがついてきたら今シーズン練習してきたオフロードパスなどを使いパスの回数を増やし外に展開するモメンタムのあるラグビーをする事が出来た。また、前日と当日、予定されていた練習試合がなくなってAチームだけ試合出来る事になったので、試合が出来ることに感謝し他の選手たちの分まで80分間プライドを持って闘おうと話していた。(青学戦に向けて)まず、世の中がコロナ禍で大変な中、試合が出来ることに感謝している。その上で一回一回の練習を大切にし、今回の課題であったペナルティの部分を修正したい。東洋の強みである前に出るDFがリーグ戦一部のチームにどれだけ通用するのか楽しみ。次戦までにしっかり準備して勝ちにいく。



TEXT=友寄慈温