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第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第4節
5月23日(日) 帝平大千葉キャンパスグラウンド
東洋大0-0帝平大
<出場メンバー>
▽GK
今井佑香(食3=常盤木学園)
▽DF
西垣内由唯(食4=大商学園)
澁澤光(食4=常盤木学園)
根間陽彩(食3=大商学園)
▽MF
鈴木陽菜(食3=JFAアカデミー福島)→79分 北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)
林みのり(食4=大商学園)
出耒村亜美(食4=飛鳥)
塩谷瑠南(食4=前橋育英)
北川愛莉(食3=常盤木学園)→89分 宮本妃菜里(食1=大商学園)
藤生菜摘(食2=播磨)
▽FW
村岡由梨(食2=村田女子)→59分 門脇真依(食2=JFAアカデミー福島)
気迫のあるプレーでチームを鼓舞した西垣内
守備からチームをけん引した今井
(写真提供:東洋大学体育会サッカー部女子部)
※掲載が遅れ、申し訳ございません。
関東大学女子サッカーリーグ第3節が延期になり、1週空けて戦った第4節の相手は帝平大。相手の激しいディフェンスで流れが傾くが守備陣の奮闘もありスコアレスドローで試合を終え、3連勝とはならなかった。
相手ボールでキックオフ、立ち上がりは相手に攻め込まれ、苦しい展開が続く。東洋大の得意とするビルドアップがなかなか上手くいかず我慢の時間帯を迎える。15分には藤生が攻撃参加からクロスをあげるがクリアされてしまう。20分から少しずつではあるが相手陣地でもパスが回り始め攻撃を展開していく。24分、FKを獲得しこぼれ球を澁澤がシュートを放つがキーパーキャッチ。38分には、前線から連動した守備を見せ、相手のミスを誘いCKを獲得。スコアが動かないまま試合を折り返す。
先制点を決めたい東洋大は53分FKを獲得。塩谷のキックに合わせた澁澤がヘディングで合わせるが惜しくもゴールの外。さらに、攻撃に変化をつけるため西垣内がミドルシュートを狙うがゴールならず。徐々に攻める時間が増えてきた東洋大だが一点を決め切ることができない。85分、86分と立て続けにFKを獲得するが得点を決めることができず、タイムアップ。
スコアレスドローで終えた今節、石津監督は「痛い引き分けだった」と振り返る。前半は相手のプレッシャーに苦しみ得意の攻撃ができなかった。ハーフタイムでチームで守備の連携や攻撃の仕方を共有し、後半では攻撃する時間も増えた。次節の相手は筑波大、昨季開幕戦で敗北した相手だけにリベンジの気持ちは強い。安定した守備とピッチを大きく使う東洋大のサッカーで勝ち点3を積み上げることに注目だ。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・石津監督
堅いゲームだったが、決定機があっただけに痛い引き分けかなと思う。(ハーフタイムにどのような指示を送ったか)守備では前半途中で変えたプレッシングのところを確認した。特に中盤の人の取り方、攻撃ではボックス付近まで運べていたので、ボックスの中に入っていくところを確認した。後半の塩谷と村岡のプレーでボックスに入っていくシーンがあったが、あの様な形をもっと増やしていきたい。(次節に向けて)昨年開幕戦で悔しい敗戦をした相手なので、借りを返し勝ち点3を奪いたい。
・今井(食3=常盤木学園)
[次節試合予定]
第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第5節
5月29日(土)vs筑波大 17:30 キックオフ
※無観客試合となります。
TEXT=友寄慈温