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2021.06.04
サッカー

[男子サッカー]先制点挙げるも追いつかれ、関学大と勝ち点1を分け合う結果に

第95回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第7節

5月30日(日)会場非公表


東洋大1-1関学大


<得点者>

35分 横山


<出場メンバー>

▽GK青木祐太(国4=狭山ヶ丘)


▽DF

田頭亮太(国2=東福岡)

中村勇太(国4=鹿島Y)

高橋亮(国3=FC東京U-18)→85分 平川孟人(国4=市立船橋)

大森大地(国4=帝京大可児)


▽MF

横山塁(国4=FC東京U-18)→92分 本間洋平(国2=札幌U-18)

山下勇希(国4=昌平)

瀬畠義成(国3=JFAアカデミー)

梅津凌岳(国4=京都橘)→73分 高柳郁弥(国3=大宮Y)


▽FW

前田泰良(国3=鹿島Y)

室井彗佑(国3=前橋育英)→72分 佐々木銀士(国3=青森山田)→85分 町田悠(国1=三菱養和SC・Y)


                             PKを制した横山


                              競り合う前田泰


                                               (写真提供:東洋大学体育会サッカー部)


※掲載が遅れ、申し訳ございません。


 今節こそ勝ち点3を得たい東洋大は、関学大との一戦。34分にPKを獲得すると、横山のゴールで先制点を挙げる。しかし56分には相手に得点を許してしまい、1-1で試合を終えた。


 強風の中、東洋大ボールでキックオフ。立ち上がりからボールの主導権を握ると、6分に横山からのパスを受けた田頭がゴールポストを狙うがボールはゴール上へ。34分には、PKを獲得。横山が相手GKとの対決を制し、先制点を挙げる。このまま点差を広げていきたい東洋大は、その後何度も決定機をつくりだすも相手DFに阻まれ、1-0で前半を終える。


 48分、50分と開始早々関学大が攻める時間が続くが、中村とGK青木がこれを阻む。54分、55分には東洋大が立て続けにCKのチャンスを獲得するも、いずれも相手DFのヘディングにはじかれさらなる得点へとつながらない。そして56分、関学大のスローインから受けたボールをそのままゴールへ押し込まれ、まさかの失点。その後、両者共に一進一退の時間がしばらく続く。90分には東洋大がゴール前までパスをつなぎ大森がシュートを打つも、相手DFにはじかれる。そしてホイッスルが鳴り、試合終了となった。


 次節は、現在1位につけており非常に手強い中大との一戦だ。横山が「1部に昇格するためにも大事な一戦」と口にするように、決して負けられない戦いとなる。チーム一丸となって戦う彼らの姿に注目したい。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。


■コメント

・井上監督

2週間と少し日にちの空いたゲームであったが前半はある程度自分たちの時間帯をつくることができて、PKだったが先制点を取ることができてゲームの進め方自体は悪くはなかった。しかし、前半にさらなる追加点を獲得できるようなチャンスを決められなかったことが1つ、今回の結果に結びついてしまったかなと感じる。後半は、相手に攻め込まれる時間や相手にボールを持たれる時間があった中でそこまで大崩れをしたわけではなかったが、実際に失点をしてしまい少し受け身で消極的な姿勢であったことは残念だった。(選手に意識させたこと)今日のゲームは相手の攻撃の形や狙いが大体こうであろうというスカウティングをもとに、実際に相手はそのような形で攻撃の所のどこに重点をかけてくるかというところをチームの中で共通理解をもってプレイをさせた。前半はそれをうまく出せていたが、後半はそれを相手が少し修正してきてなかなか対応が受け身になったところは残念だった。(次節へ向けて)2試合続けての引き分けとなったので、次のゲームが中大と非常に強い相手であるがなんとか勝ち点3を取る戦い方ができれば良いと思う。今日の試合後、選手たちと話をしていても、自分たちの課題がどこにあるか、なにであるかということはしっかり分析をできていたので、その分析を実際に実践できるかというところが今後の1つキーになってくるかなというところ。


・横山(国4=FC東京U-18)

立ち上がりは相手よりも自分たちがボールを握れて、山下がPKを取ってくれたので、それを自分が決めていい形で終われた。しかし自分も含めて前半にもっとチャンスをつくって追加点を取れなかったことで、やはり後半に失点をしてしまって1-1の引き分けで終わったというのは、自分たちの得点力不足というのも課題であるのでそこをまず突き詰めていかないといけない。(自身の得点シーンについて)キーパーの動いた逆を蹴ろうと思ったが、思ったよりも相手GKの動きが遅くてうまく流し込めたというところはよかった。(次節へ向けて)相手が自分たちよりも上の順位の中大なので、引き分けではなくてしっかりチーム全員で食って勝ち切りたい。また、自分たちが1部に昇格するためにも大事な一戦となるので全員で来週1週間しっかり準備して臨みたい。


・田頭(国2=東福岡)

前半は結構チャンスがあったが、決めきれなくてどんどん相手のペースにもっていかれた。一瞬の気のゆるみから失点してしまって今まで僕たちは無失点だったので今回失点したことで気持ちの落ち方がいつもと違い、そのまま相手にペースを握られてしまった。後半は終盤になって東洋大が攻めていたが相手に対して攻略しきれなくて攻めあぐね、結果引き分けになったのでもったいなかった。(相手の印象)ボールをもったときに前のポジションの選手たちのスイッチが入って裏を抜けてきたりする戦い方が印象的だった。(次節へ向けて)中大との試合ということで、上位対決になるので絶対に負けられない。ここ2戦の日大も今節の関学大もどちらも引き分けているので、そろそろ勝利という結果を出したい。



[次節試合予定]

第95回関東大学サッカーリーグ戦(前期)2部第8節

6月6日(日) vs中大 会場非公表 14:00キックオフ

※ジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。


TEXT=長岡祐希