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第10回関東大学春季大会Cグループ
6月6日(日) 青学大グラウンド
東洋大 28{21-21、7-13}34青学大
番号 | 選手 | 出身校 | 学年 |
1 | 廣田 篤史 | 長崎海星 | 4 |
2 | 谷名 樹 | 延岡星雲 | 3 |
3 | 山口 泰雅 | 目黒学院 | 3 |
4 | 葛見 達哉 | 千葉経済 | 4 |
5 | 齋藤 良明慈縁 | 目黒学院 | 3 |
6 | タニエラ・ヴェア | 目黒学院 | 2 |
7 | 田中 翔 | Colorado State Univ | 3 |
8 | 梅村 柊羽 | 関商工 | 3 |
9 | 神田 悠作 | 東筑 | 3 |
10 | 土橋 郁矢 | 黒沢尻工業 | 3 |
11 | 吉田 壮太 | 延岡星雲 | 3 |
12 | 中島 羅王 | 大村工業 | 4 |
13 | 老田 龍平 | 興国 | 4 |
14 | 田中 康平 | 土佐塾 | 3 |
15 | 大内 錬 | 佐野日大 | 4 |
Reserve Member | |||
16 | 松田 新之介 | 日向 | 4 |
17 | 柳谷 陸 | 昌平 | 3 |
18 | 伊波 晃士 | 名護 | 2 |
19 | 笠掛 優 | 札幌山の手聖 | 2 |
20 | 小熊 甲斐 | 佐野日大 | 4 |
21 | 森本 俊介 | 国学院久我山 | 4 |
22 | 吉岡 義喜 | 興国 | 3 |
23 | 杉本 海斗 | 東京 | 2 |
24 | 繁松 秀太 | 札幌山の手 | 3 |
25 | 大島 暁 | 目黒学院 | 3 |
26 | 北村 聖 | 国学院栃木 | 4 |
※掲載が遅れ、申し訳ございません。
関東大学春季大会2戦目に臨む東洋大の相手は、青学大。前半は、一進一退の攻防が続き同点。後半に得点を伸ばすことが出来ず惜敗。
試合が動いたのは3分、相手のパスをカットした神田(済3=東筑)がそのまま先制トライを決める。大内(ラ4=佐野日大)が冷静にキックを決め7-0とリード。そのまま勢いに乗りたい東洋大だったが、青学大に3連続トライとキックを決められ追いかける展開に。点差を縮めたい東洋大は、相手陣地深くでスローインを獲得すると得意のモールを形成し、最後はタニエラ(総2=目黒学院)がトライを奪った。そして41分、スクラムからトライを決め、21ー21の同点で試合を折り返す。
前半最後に追いついた東洋大は流れをそのまま持っていきたいところだったが5分、青学大にペナルティキックを決められる。さらに、17分にもペナルティキックを決められ6点差に広がった。1点でも詰めたい東洋大は、オフロードパスを使って相手陣地に攻め上がる。21分、相手のキャッチミスに上手く反応した老田(済4=興国)がそのままトライ。続けてキックも決まり、28-26となり逆転に成功。さらに点差を広げたいが27分、手薄になった左サイドから攻められトライを許し、またもや追いかける展開に。残り時間も少なくなり、セットポジションを取り何度も攻め上がるが28-34で試合終了となった。
僅差での敗北となってしまったが、中島主将は「入替戦で勝つチームになるための良い勉強になった」と試合を振り返る。福永監督は、「相手との我慢比べが長く続き、良い経験になった」と語る。感謝の気持ちを持ち、必死に戦い抜く東洋大ラグビー部に期待したい。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・福永監督
(試合を振り返ってみて)今回も部員一同、試合を行わせていただけることに感謝をして望ませていただいた。緊張感のある雰囲気の中、相手校様と力くらべ、我慢くらべの時間帯が多く貴重な経験となりまたチームが成長できることに喜びを感じている。(三週間空いての試合となったが、どのようなことに力を入れたか)チームのみんなで大切にしている凡事徹底。一つ一つ丁寧にプレイすることを心がけている。(次の成蹊大戦に向けて)いつも通り、チームのみんなで良い準備を進めさせていただく。成長過程において、新しい事へもチャレンジしていかせていただく。
・中島主将(済4=大村工業)
(試合を振り返って)とても悔しいが、今年、入替戦で勝つチームになるための良い勉強になった。(試合が3週間空いたが、力を入れたことは)特に変わった事はしてないが、強いて言うなら下のチームの試合を全力で応援した。その事もあってか、青学大戦ではチーム一丸となって戦えたと感じている。(試合で意識したことは)前日から当日にかけて、特別な事はしなくて良い。やってきた事を信じてやろうと話していた。(成蹊大戦に向けて)先輩達が残してくれた春季大会も次で最後になるので、感謝しながら、最高の準備をして全力で闘い抜きたい。
TEXT=友寄慈温