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第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第7節
6月13日(日) 慶應義塾下田グラウンド
東洋大3-0慶大
<得点者> (アシスト)
22分 小林 (佐々木)
68分 塩谷 (出耒村)
69分 塩谷
<出場メンバー>
▽GK
今井佑香(食3=常盤木学園)
▽DF
澁澤光(食4=常盤木学園)
根間陽彩(食3=大商学園)
▽MF
鈴木陽菜(食3=JFAアカデミー)→59分 北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)
林みのり(食4=大商学園)
出耒村亜美(食4=飛鳥)
塩谷瑠南(食4=前橋育英)→78分 宮本妃菜里(食1=大商学園)
佐々木葵(食4=花咲徳栄)→63分 北川愛莉(食3=常盤木学園)
藤生菜摘(食2=播磨)
▽FW
小林莉々子(食1=常葉学園橘)
村岡由梨(食2=村田女子)→63分 石塚木乃葉(食1=ちふれユース)
2得点の活躍を見せた塩谷
スタメン起用に応える得点を決めた小林
(提供:東洋大体育会サッカー部女子部)
※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。
第35回関東大学女子サッカーリーグ第7節の相手は、慶大。スタメン起用に応えた小林の先制ゴールと塩谷の2ゴールで3-0で勝ち点3を積み上げた。
東洋大ボールでキックオフ。立ち上がりは左サイドからの攻めが増える。藤生の左足のクロスに佐々木がヘディングで合わせるが枠の外。相手陣地でパスをつなぎ相手の出方を見ながら攻撃を仕掛けていく。試合が動いたのは23分、佐々木の突破から最後に小林が押し込み先制点を挙げる。勢いに乗る東洋大は、小林の落しに塩谷が右足を振り抜くが相手GKに弾かれる。相手にカウンターを狙われるも澁澤と出耒村の集中した守備で対応し、1点リードで試合を折り返す。
後半も果敢に攻撃を仕掛けたい東洋大、相手陣地でパスを回しながら空いたスペースに入り込んだ出耒村がクロスを上げ塩谷がシュートをするが相手にブロックされる。跳ね返ったボールを鈴木がミドルシュートを狙うがゴールならず。追加点を狙う東洋大は69分、出耒村の低めクロスに塩谷が落ち着いてゴールへ流し込み追加点を決める。さらに直後の70分に裏に抜け出した塩谷がシュートを放ち3点目。選手交代をしてもサッカーのスタイルを変えることなく貫き3-0で勝利を飾った。
試合を終え、石津監督は「守りを固めてくる相手に対しての崩しの部分で課題が出た」と3得点には満足することなく、得点力をさらに上げるために突き詰める。今節が初ゴールとなった小林は得点を決めたことについて「嬉しいの一言」と結果を出せたことに安堵する。次節は大東大戦と守備から流れをつかんでくる相手に果敢に攻撃を仕掛け東洋大は挑み続ける。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・石津監督
佐々木、小林と新しい選手が結果を出したことは良かった。ただ全体として、守りを固めてくる相手に対しての崩しの部分で課題が出たので、そこは次節までに改善していきたい。(3得点、無失点という結果について)決めなければいけないシーンが多々あったので、3得点は満足いくものではない。フィニッシュに関わる選手たちにはもっと要求していきたい。無失点に関しては、今日の試合では驚くことではないかなと思う。むしろリスクマネジメントを怠ってシュートまで行かれてるシーンがあったので、90分間タスクを遂行することを求めたい。(次節にむけて)大東文化さんも守備を頑張ってくるチームですが、ゴールをこじ開けて勝利を掴みたい。
・小林莉々子(食1=常葉学園橘)
まず、勝ち点3が取れたこと、前節の東国戦での課題であったボールを支配して得点を奪うということが出来たことはよかった。だが、攻撃してる時間に対し3点しか取れなかったことが次節の課題。個人としては、得点はもちろんのこと、さらには相手の守備の対応に対して動きを変え続けるという点が課題として残った。(試合前に意識したことは)とにかく自分の力を100%発揮することと自分の役割である得点するということだけに集中した。(得点を決めた時の心境)嬉しいの一言。何よりチームに貢献できたことが嬉しかった、個人としても関カレでは初得点だったのでボールがゴールに入った瞬間は今でも目に焼き付いている。(次節に向けて)勝っていくなかで課題を見つけられるように、東洋らしく全員で勝つ。いつも応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
[次節試合予定]
第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第8節
6月19日(土)vs大東大 17:00 キックオフ
※無観客試合となります。
TEXT=友寄慈温