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2021.06.25
サッカー

[女子サッカー]貪欲にゴール狙い大東大に勝利!

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第8節

6月19日(土) 東洋大板倉グラウンド


東洋大2-0大東大


<得点者> (アシスト)

51分 藤生 (塩谷)

58分 小林

 

<出場メンバー>

▽GK

今井佑香(食3=常盤木学園)


▽DF

澁澤光(食4=常盤木学園)     

根間陽彩(食3=大商学園)


▽MF

北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)

林みのり(食4=大商学園)

出耒村亜美(食4=飛鳥)

塩谷瑠南(食4=前橋育英)

佐々木葵(食4=花咲徳栄)→80分 高岸奈央(食4=ちふれユース) 

藤生菜摘(食2=播磨)

北川愛莉(食3=常盤木学園)→87分 村岡由梨(食2=村田女子) 


▽FW

小林莉々子(食1=常葉学園橘)→60分 中原藍(食4=神村学園)

   

チームの舵を取る林


(提供:東洋大体育会サッカー部女子部)


※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。


 第35回関東大学女子サッカーリーグ第8節の相手は、大東大。前半をスコアレスドローで折り返す。左サイドを駆け上がり突破してきた藤生が先制点を決める。さらに、小林の2試合連続ゴールも決まり勝利した。


 

 雨が強く降るなか始まった大東大戦、前線へ上手くボールを供給することが出来ない。12分、小林がカットインからミドルシュートを狙うが相手GKに阻まれる。徐々にパスが回り始めるが相手の速い攻撃に苦戦を強いられる。根間から林にボールが渡り、シュートを狙うが枠の外。さらに雨が激しく降り、ボールコントロールが難しくなってくる。試合が動かないまま、0-0で試合を折り返す。


 先制点を決めて勢いに乗りたい東洋大は51分、藤生が左サイドを突破しそのまま左足を振り抜き先制点を決める。さらに、勢いに乗る東洋大は58分にCKを獲得。一度はGKに弾かれるも小林が悪い体勢の中放ったシュートがゴールに吸い込まれ追加点を決める。サイドからの攻撃で点数を狙いに行くが追加点を得ることができない。このまま試合は終了し、2-0で勝利した。


 試合を終え、林は「チャンスの数に対して2得点は少なく、課題の残る試合」と振り返る。今回の結果に甘んじることなく一戦一戦にかかる思いの強さが感じられる。次節に向けて藤生は「絶対に勝ち点3を奪いたい」と昨季のリベンジに燃えている。

 


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・石津監督

今節もハードワークして守備をしてくる相手だったが、ゴールをこじ開けることができたので良かった。(雨の試合だったが、意識させたことは)雨に関してはイレギュラーなことが起きても対応できるよう常にアラートさを保つよう伝えた。(次節に向けて)去年悔しい敗戦をしている相手なので借りを返したい。



・林(食4=大商学園)
ボールを握る時間が多かったなかで攻撃のチャンスの数に対して2得点は少なく、課題の残る試合だった。また守備のところでも危ない場面があり攻守共にもっと圧倒しなければいけない試合だった。(無失点でチームとして意識してることは)チーム全体で合わせて前からの守備で奪う事を意識している。また攻撃から守備の切り替えのところも例年以上に全員が意識してやっている。(次節に向けて)90分間集中を切らさずに、攻撃ではもっとチャンスの数を増やして得点を増やすこと、守備では無失点で勝ちきりたい。



・藤生(食2=播磨)

攻撃の時間が多くなる中で、相手の引いた守備に対してテンポよく前に進むのが難しかった。その中で攻撃のリズムを変えたり、相手の逆をついたりして多くのチャンスを作れたことは良かった。(得点を決めた時の心境は)素直に嬉しかった。自分の目標は攻撃に参加して得点に絡めるDFになることなので、もっと積極的に攻撃にも参加したい。(次節に向けて)次節の山梨学院は昨シーズン負けているので、絶対に勝ち点3を奪いたい。その中でも自分の良さを出しながら、守備では無失点に抑えて、攻撃では得点に絡めるようなプレーをしたい。


[次節試合予定]

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第9節

6月26日(土)vs山学大  18:00 キックオフ

※無観客試合となります。



TEXT=友寄慈温