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第56回全日本学生アーチェリー女子王座決定戦
6月19日(土)~20日(日) つま恋リゾート彩の郷 第一多目的広場
(団体)
予選ラウンド
9位 1662点
決勝トーナメント
1回戦目
東洋大学 6ポイント ー 0ポイント 愛知産業大学
2回戦目
東洋大学 2ポイント ー 6ポイント 近畿大学
最終順位 5位
(個人)
前半/後半 | 合計 | ||
19位 | 曽山(法4=高崎商科大附) | 297/287 | 584 |
24位 | 保永(国4=春日部共栄) | 275/299 | 574 |
43位 | 内山(法3=東洋大京北) | 259/245 | 504 |
44位 | 工藤(ラ4=大宮開成) | 246/250 | 496 |
◼️コメント
・保永(国4=春日部共栄)
(試合を振り返って)今までの試合の中で1番楽しい試合でした。予選ラウンドは1日中雨で1R目は点数が下がってしまう場面もあったが2R目は切り替えて射つことができました。2日目のイリミネーションラウンドでは1回戦目から予選上位の大学との対戦で緊張しましたが、1回戦目の愛知産業大学にストレートで勝つことができ、勝つ流れを掴めました。2回戦目の近畿大学に2セットを取られつつも士気が下がることなく戦えたので次のセットでポイントを取ることができました。結果的には負けてしまいましたが強豪校の近畿大学から1セット取れたことがとてもうれしかったです。
(順位、点数面について)予選ラウンドでは600点を目標に臨みましたが、1R目が伸び悩み超えることができませんでした。しかし試合の中での自己ベストを出せたのでそこは良かったと思います。順位は私たちの代は3位入賞を目指していたので悔しかったですが予選9位から5位になれたことは素直にうれしかったです。
(今大会の収穫、見つけた課題)収穫は東洋らしく、元気に笑顔で戦えたことです。1回戦目、2回戦目ともにチーム全員で良い雰囲気を作るとこができ、たとえ負けていた場面でも東洋の方に勝機の流れを作ることができました。課題としては悪天候の中での行射です。やはり雨だと点数が下がってしまうことがあったので、そこは直ぐに切りかえてサイト調整をする必要があったと思いました。
(次戦に向けて)私たち4年生はこの試合をもって一区切りです。4年間の集大成として5位を勝ち取ることができました。東洋女子チーム全員で勝ち取ったこの結果を誇らしく思います。今後は後輩に今回の経験をしっかりと伝えていき、来年のリーグ戦、王座につないでいきたいです。また個人的には8月の個人戦に向け、練習を積んでいきたいです。
・曽山(法4=高崎商科大附)
(試合を振り返って)アーチェリーを高校時代からやってきて、今までで1番充実した内容の試合ができたと感じています。1回戦目から順位が上の大学との対戦で、また、試合で初めての3番手ということもあり、「団体戦は何が起こるかわからない」と自分に言い聞かせながらも「予選では順位が負けている」という意識が常に頭の片隅にあり、緊張が止まりませんでした。しかし始まってからは本当に東洋らしい良い雰囲気で射つことができました。的を狙っている間は対戦校のことは全く気にならず、周りの声も聞こえないくらい集中できていたと思います。2回戦目も同様で、雰囲気に飲み込まれるということは全くありませんでした。去年の2回戦目のストレート負けから、チームも個人も成長を実感しました。
(順位、点数面について)予選では、悪天候の中でも前半はなんとか持ちこたえましたが、後半でエンド毎の点数の差が大きく、点数を伸ばし切れませんでした。決勝トーナメントでは、3位以内入賞という目標を達成できなかったことは悔しいです。しかし、全国大会という大きな舞台で強豪校相手に2ポイント取ることができ、予選順位9位から5位まで上げられたことは本当にうれしかったです。
(今大会の収穫、見つけた課題)自分たちの空気を作ることで勝機を見出すことができると分かったことが大きな収穫だと思います。今年は3年生の後輩たちが本当に頼もしく、積極的に雰囲気を盛り上げてくれました。私の方が学ぶことが多いくらい雰囲気作りが本当に上手なので、このまま来年に向かって突き進んでいってほしいです。個人の課題としては、試合に合わせて調整ができなかったことです。1週間ほど前から調子が悪くなり、そのまま戻すことができず不安を抱えたまま試合を迎えてしまったので、先を考えながら練習に取り組みたいです。
(次戦に向けて)8月の個人戦に出場しようと思っているのですが、インカレに出場するには去年とは違って自分の実力が試されるので、今回の反省を生かし、ひたすら練習するだけではなくて自分のピークと試合を合わせられるように調整をしていきたいと思います。
・工藤(ラ4=大宮開成)
(試合を振り返って)予選ラウンドでは、雨に惑わされてしまった部分が多かったのですが、自分が練習でやってきたことを最後まで意識し続けられたことは良かったと思います。イリミネーションラウンドでは、悔しい射や相手校との差を感じる部分はありましたが、このチームらしい戦い方ができました。昨年同じ舞台で戦った心強い同期と、頼もしい3年生2人と一緒に戦えたことを嬉しく思います。
(順位、点数面について)順位、点数ともに納得半分、悔しさ半分です。自分・チームの実力が全国ではここまでしか通用しないのかと思う部分と、こうしていればもっと順位・点数が上がったのではないかと思う部分があります。
(今大会の収穫、見つけた課題)1番の収穫は、団体戦でいい戦い方ができたことです。自分たちで雰囲気を作ることができました。これは、監督をはじめチーム全員の協力があってこその収穫だと思います。課題は、雨への対応です。予選ラウンドのような風雨の中で、どのように射つか、自分の力不足を感じました。どんな環境であっても点数を出せるように克服していきたいです。
(次戦に向けて)今大会での収穫や課題を含め、自分に今できることを着実に行っていきたいです。また、後輩の指導にも力を入れていきたいと思います。今回の経験を伝え、来年の王座へ向けて少しでも貢献できるよう頑張ります。
・内山(法3=東洋大京北)
(試合を振り返って)初めての王座という試合の場で、試合前の練習からとても緊張してしまいましたが、当日は積極的に先輩方とコミュニケーションを取ったおかげか緊張はあまりしませんでした。トーナメントでは、射線に立つことはできませんでしたが、メンバー全員が一つになって盛り上がれてよかったです。
(順位、点数面について)全国5位という結果を残せたのは、練習の際に出場メンバーをこてんぱんに負かした仲間のおかげであり、それがあったからこそ相手校の点数にあまり負担を感じずに戦えたのだと思います。
(今大会の収穫、見つけた課題)今大会の収穫としては、全国大会という大きな場で戦い、レベルの高い選手のプレーを間近で見て学べたことであり、課題としては、大雨に影響され、集中力を欠いてしまったことが点数が下がった原因であるので、今後、どんな状況であっても保てる高い集中力を育てることが必要だと思いました。
(次戦に向けて)先輩方が引退すると、残る部員数が試合に出られるギリギリになってしまうので、これからは自分たちが後輩を引っ張っていくのだという自覚を持ち、練習に取り組んでいきます。