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第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第10節
7月3日(土) 東洋大板倉グラウンド
東洋大0-0早大
<出場メンバー>
▽GK
今井佑香(食3=常盤木学園)
▽DF
澁澤光(食4=常盤木学園)
根間陽彩(食3=大商学園)→89分 石塚木乃葉(食1=ちふれユース)
▽MF
北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)
林みのり(食4=大商学園)
出耒村亜美(食4=飛鳥)
塩谷瑠南(食4=前橋育英)
佐々木葵(食4=花咲徳栄)→84分 落合依和(食1=十文字)
北川愛莉(食3=常盤木学園)→68分 村岡由梨(食2=村田女子)
藤生菜摘(食2=播磨)→84分 西垣内由唯(食4=大商学園)
▽FW
小林莉々子(食1=常葉学園橘)→68分 門脇真衣(食2=JFAアカデミー)
中盤での守備が光った林
攻撃の起点となった根間
(提供:東洋大体育会サッカー部女子部)
※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。
第35回関東大学女子サッカーリーグ第10節の相手は首位の早大。創部以来勝ったことがない強敵との試合は一進一退の攻防が続く。東洋大は幾度も相手陣地まで攻めあがり得点を狙うがスコアレスドローに終わった。
相手陣地の高い位置での守備で相手のミスを誘い主導権を握りたい。根間のパスに北川が抜け出すがオフサイド。立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられる。23分、根間が足を伸ばしボールをカットし小林、塩谷とつなぎ北川にスルーパスするが相手GKに止められる。徹底した守備から攻撃への糸口をつかむ。32分、前線でボールを奪った根間が塩谷へ横パス、シュートを放つがゴールならず。さらに38分、佐々木が突破しクロスを上げる。小林が難しい体勢でシュートを放つがクロスバーに弾かれる。両チームとも得点を決められないまま前半を終える。
決定機を作っているだけあって先制点を決めたい東洋大。だが、後半立ち上がりはやや攻め込まれる展開が続く。自陣深くまで攻められるが大きくクリアをし得点を許さない。60分、出耒村のフィードに塩谷が胸で落とし小林が右足を振り抜きシュートを放つが枠を捉えられず。72分、相手にCKを与えるがチーム全員で身体を張った粘り強い守備で耐え抜く。創部初の勝利を目指し戦う東洋大だったがゴールネットを揺らすことはできず無念のタイムアップ。
創部初の勝利を目指した戦いはスコアレスドロー。チャンスを何度か作っただけに林は「とても勿体ない試合」と今節を振り返る。この悔しい結果を次節の日大戦で晴らす。次節に向けて根間は「得点と質にこだわっていきたい」と意気込む。後期で早大から勝ち点3を奪い取る東洋大に注目したい。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・石津監督
率直にとても悔しい結果。相手にボールを持たれる時間は多かったのだが、私たちにも得点できるチャンスはあった。危ない場面もあったが、DFの選手中心に全員がアグレッシブにやれていたと思うので引き分けで終わってしまったのがとても勿体ない試合だった。(早大の印象は)やはり個々の能力が高い選手たちが多く、メンタル、技術共に揃っている選手が多い印象だった。(次節に向けて)日本大学は力のある大学で難しい試合になると思うが、チャレンジャーという立場を忘れずに全員で良い準備をして必ず勝ちたい。
・根間(食3=大商学園)
[次節試合予定]
第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第11節
7月10日(土)vs日大 17:00 キックオフ
※無観客試合となります。
TEXT=友寄慈温