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2021.07.31
サッカー

[男子サッカー]後期初戦、日大に3得点で白星発進!

第95回関東大学サッカーリーグ戦(後期)2部第12節

7月31日(土)会場非公表


東洋大3-0日大

<得点者>

51分 前田泰良

53分 佐々木銀士

85分 室井彗佑


〈出場メンバー〉

▽GK

青木祐太(国4=狭山ヶ丘)


▽DF

高橋亮(国3=FC東京U-18)

神山京右(国4=横浜FC・Y)→75分 中村勇太(国4=鹿島Y)

平川孟人(国4=市立船橋) 

大森大地(国4=帝京大可児)→85分 押久保汐音(国2=新潟U-18)


▽MF

高柳郁弥(国3=大宮Y) 

山下勇希(国4=昌平)→31分 横山塁(国4=FC東京U-18)

瀬畠義成(国3=JFAアカデミー)→88分 本間洋平(国2=新潟U-18)

梅津凌岳(国4=京都橘)


▽FW

前田泰良(国3=鹿島Y)

佐々木銀士(国3=青森山田)→75分 室井彗佑(国3=前橋育英)



得点を決めた前田泰(左)と佐々木


                    (写真提供:東洋大学体育会サッカー部)


 関東大学サッカーリーグ戦(以下リーグ戦)後期、初戦の相手は、日大。後半に前田泰がFKを決める。勢いに乗った東洋大攻撃陣が立て続けにゴールを奪い3ー0で白星を飾った。


※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。


 前線からプレッシャーをかけ相手にボールを保持させない。大森から前田泰への縦パスは相手にクリアされつながらず。20分、FKを獲得しこぼれ球を梅津凌が狙うが相手に阻まれる。ボールを支配し相手陣地までは攻め込むがシュートまでは持っていけず両チーム一進一退の攻防が続く。先制点を決めたい東洋大は34分、梅津凌がペナルティーエリア内でボールをもらいシュートを狙うが相手の厚い守備があり枠を捉えきれない。さらに、CKを獲得し、こぼれたボールを横山が右足を振り抜くがバーの上。0-0で試合を折り返す。


 先制点を決めたい東洋大は前田泰がファールをもらいFKを獲得する。FKを獲得した東洋大は前田泰が左隅に決め先制点を決める。その直後の53分、大森のパスに抜け出した佐々木が相手GKとの1対1の局面を冷静に決め追加点を挙げる。2点差になってもなお、東洋大は前線から人数を掛けた守備で相手に良い形で攻撃をさせない。77分、横山のパスに前田泰がトラップからシュートを放つが追加点ならず。85分、室井が抜け出し3点目を決め勝利を収めた。


 後期開幕戦を白星で飾った東洋大。井上監督はこの試合を後期の戦い方が決まる「大事な一戦」と語る。試合は3得点0失点という最高の形で終えることが出来た。1部昇格という目標のために落とせない試合が続くが総力戦で戦い抜く東洋大に注目したい。

 


※感染症拡大予防のため、現地での取材を行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・井上監督

前期が終了してトーナメント大会を挟んで後期の開幕だったが、前半戦の戦いからどう残りの11節を戦っていくかという大事な一戦になるという話で試合を始めた。落ち着いて試合に入れたように見えた。少し立ち上がりに相手の攻撃を受ける場面はあったが徐々に自分たちの戦いが出来た。前半は0-0で終えたが後半の立ち上がりに2点取れた。相手の攻撃にシュートで終わらせてしまうという場面があったのでそこは改善が必要かなと思う。その分、カウンターで決定的な3点目を取れたこと、攻撃されながらも失点を0に抑えたのはポジティブに捉えている。



・佐々木(国3=青森山田)

関東リーグの後期が開幕ということでもう一回全員が締め直して自分たちは何も成し遂げてないので、基礎の部分を徹底してやろうという話で前半からこのような部分が多く出たので良い結果になった。(自身の得点について)1点取った直後で相手も少し落ちた部分があったのでそこで畳み掛けるチャンスだった。自分も今シーズンまだ点を取れてなかったので、今日は後期開幕ということもあり強く意識した結果がつながった。



・前田泰(国3=鹿島Y)

後期の開幕戦ということで、良い流れに乗るために全員で良い形で入ることが出来て立ち上がりからシュートや押し込む形が続いたがなかなか点が取れず進んでいた。後半3発しっかり取って0で勝つことが出来て良い試合ができた。(FKでの得点について)FKは非常に自信を持っていてペナルティエリア付近で獲得すれば非常にチャンスになると思っているし自分のFKで優位に試合を進められたこと勝利に導くことが出来たのは本当に良かった。





TEXT=友寄慈温