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2021.08.19
サッカー

[女子サッカー]終了間際、佐々木の同点弾で日体大にドロー

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 第3節

8月7日(土) 東洋大板倉グラウンド


東洋大1-1日体大


<出場メンバー>

▽GK

今井佑香(食3=常盤木学園)


▽DF

落合依和(食1=十文字)

澁澤光(食4=常盤木学園)     

根間陽彩(食3=大商学園)


▽MF

北村美羽(食2=ジェフ千葉LU-18)

林みのり(食4=大商学園)

塩谷瑠南(食4=前橋育英) 

藤生菜摘(食2=播磨)

北川愛莉(食3=常盤木学園)


▽FW

小林莉々子(食1=常葉学園橘)→45分 佐々木葵(食4=花咲徳栄)

村岡由梨(食2=村田女子)→81分 牛久保鈴子(食4=作陽)



攻撃の舵を取った林



スピードを生かしたドリブル突破を見せた佐々木


(提供:東洋大体育会サッカー部女子部)


※掲載が遅れてしまい申し訳ございません。


 第35回関東大学女子サッカーリーグ第3節の相手は日体大。前半から多彩な攻撃を仕掛けるも決めきれず失点を許す。後半アディショナルタイムにCKから佐々木が執念の同点弾を勝点1を獲得した。


 

 東洋大ボールでキックオフ。開始2分、CKを獲得するがここは相手にクリアされる。下からパスをつなぎ空いたスペースをうまく使いながら攻め込むサッカーの東洋大は18分、林がドリブルで仕掛け左サイドへ根間がクロスを上げゴールに迫る。さらに、村岡がペナルティーエリア中央でボールをもらいミドルシュートを狙うがわずかに枠を外れる。クロスからの攻撃だけでなく、中央からの攻撃など多彩な攻撃を仕掛けるも相手の人数をかけた守備を崩せず試合を折り返す。


 先制点を決め勢いに乗りたい東洋大だったが60分、一度はGK今井がシュートストップするがこぼれ球を決められ先制点を許す。今季初失点で初めて追いかける展開になる。65分、相手のパスを奪い佐々木がシュートを放つが相手GKの真正面。相手に追加点を許すのは避けたい東洋大、相手FKのチャンスをチーム全員で守り抜き攻撃につなげたい。サイドからの攻撃でチャンスを作る東洋大だがゴールネットを揺らすことができない。75分過ぎから東洋大の猛攻が始まるが相手の牙城を崩せない。このまま試合終了かと思われた93分、CKから佐々木が混戦の中シュートを放ち同点弾を決める。得点が認められたと同時に試合終了の笛が鳴り響いた。


 先制され、初めて追いかける立場となった東洋大。アディショナルタイムの佐々木の同点弾で一矢報いた。試合を終え石津監督は「勝てるチャンスはあっただけに残念な引き分け」と振り返る。同点ゴールを決めた佐々木は「チームに貢献できたことは良かった」と語る。次節の相手も日体大となっており、次節こそは日体大の守備を崩し勝点3を積み上げるのに期待したい。

 



※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。



■コメント

・石津監督

勝てるチャンスはあっただけに残念な引き分けになった。(終了間際の同点弾だったが)ビハインドの展開で時間も少なくなってきたので、牛久保を入れ、よりダイレクトなプレーを意識させた中で追いつけたことは良かった。(次節に向けて)短いスパンで同じ相手との対戦だが、次はしっかり勝点3を勝ち取りたい。



・林(食4=大商学園)
今節の引き分けもとても勿体なかった。前半からチャンスは何回かあったが、それを決めきれず後半に失点してしまいそこからゲームを難しくしてしまった。(1点を追いかける立場になっがどのようなことを意識したか)90分という時間内で点を相手よりも多く取れば良いという意識でプレーしていたので焦らずやる事をやろうと思ってプレーしていた。(次節に向けて)リーグ優勝する為に後期は前期以上に結果にこだわってプレーしなければいけないので、勝つ為の準備をチームでやっていきたい。



・佐々木(食4=花咲徳栄)

前期の試合では引き分けが多かった中で関カレ優勝に向けて必ず勝ち点3を奪うという気持ちで挑んだ。スローインから失点してしまい、攻撃でも流れの中で点を決め切ることができず、課題が残る試合となった。(得点を決めた時の心境)結果的に引き分けになってしまったが、得点という形でチームに貢献できたことは良かった。(次節に向けて)次節も同じ対戦相手ですが、少し期間があくので次こそしっかり勝ち切れるようにいいトレーニングをしていきたい。そして、必ず勝ち点3を奪う。




[次節試合予定]

第35回関東大学女子サッカーリーグ1部 後期 第2節

8月29日(日)vs日体大  17:00 キックオフ

※無観客試合となります。



TEXT=友寄慈温