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2021年度第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント ２回戦
８月26日（木）会場非公表
東洋大５－０新福大
＜得点者＞
42分 中村勇太
45＋３分 佐々木銀士
56分 佐々木銀士
65分 前田泰良
90＋３分 室井彗佑
〈出場メンバー〉
▽ＧＫ
青木祐太（国４＝狭山ヶ丘）
▽ＤＦ
田頭亮太（国２＝東福岡）
神山京右（国４＝横浜ＦＣ・Ｙ）
中村勇太（国４＝鹿島Ｙ）
大森大地（国４＝帝京大可児）→86分 押久保汐音（国２＝新潟Ｕ-18）
▽ＭＦ
高柳郁弥（国３＝大宮Ｙ）
山下勇希（国４＝昌平）→79分 本間洋平（国２＝新潟Ｕ-18）
瀬畠義成（国３＝ＪＦＡアカデミー）→91分 平川孟人（国４＝市立船橋）
梅津凌岳（国４＝京都橘）
前田泰良（国３＝鹿島Ｙ）→76分 小林粋（国４＝大宮Y）
▽ＦＷ
佐々木銀士（国３＝青森山田）→67分 室井彗佑（国３＝前橋育英）
先制点を決めチームを勢いづけた中村
２ゴールを決めた佐々木
（写真提供：東洋大学体育会サッカー部）
2021年度第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント初戦の相手は、新福大。前半立ち上がりは得点が入らず苦しむが中村の先制点を機に吹っ切れた東洋大は５－０で勝利を収め、3回戦進出を決めた。
東洋大ボールでキックオフ、ＧＫ青木が大きく前線へ蹴り込み全体を上げる。５分、ダイレクトパスを織り交ぜながら攻め上がりＣＫを獲得。16分には、瀬畠の縦へのパスに前田泰がトラップしシュートを狙うが枠外。相手陣地で奪われても素早い攻守の切り替えですぐ奪い返し、試合の主導権を握る。相手はカウンターを仕掛けてくるが早い帰陣とＧＫ青木の守備範囲の広さで守る。スコアレスドローで試合を折り返すかと思われた42分、ＣＫに中村が押し込み先制点を決める。さらに、前半アディショナルタイムに佐々木が追加点を決め２点リードで前半を終える。
３点目を決め突き放したい東洋大は50分、梅津凌のパスに佐々木がシュートを放つが相手に止められる。56分、梅津凌のクロスに佐々木が頭で合わせ３点目を決める。さらに65分、前田泰がゴール前でボールをもらい左足に持ち変えシュートを決め４点差に。点差を縮めようと相手も攻撃を仕掛けてくるが最後まで集中した守備でゴールを守る。試合終了間際に室井が決め５－０で試合を終え３回戦進出が決まる。
総理大臣杯の初戦と緊張の中戦った新福大戦。前半終了間際にセットプレーから中村が先制点を決め勢いに乗った東洋大は５－０で試合を終えることが出来た。井上監督はこの試合について「攻守においてやりたいことが出来たゲーム」だったと語る。３回戦の相手は関西の強豪である大体大。今日の試合２得点を決めた佐々木は「慢心することなく自分たちのサッカーをやって勝ちたい」と意気込む。
※感染症拡大予防のため、現地での取材を行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・井上監督
前半立ち上がり少し中央に攻撃が偏ったことであまり効果的な攻撃が出来なかったが、途中から両サイドを上手く使いながら攻撃を仕掛けて、少し自分たちのリズムを取り戻せた前半だった。セットプレーからと終了間際に点を取ったことで前半良い終わり方ができた。後半、相手が攻めてくることが分かった上でしっかりと守りながら、相手に対して効果的に点を取ることが出来たのである程度攻守においてやりたいことが出来たゲームだった。（３回戦の大体大戦に向けて）関西を代表する強いチームなのでこれから対戦相手のビデオを見ながら少し対策を考えたい。我々、一つ一つ勝ち上がっていくために最大限の準備をして臨みたい。
・中村（国４＝鹿島Y）
トーナメント戦ということで勝てば次につながり負けたら終わりということで初戦がすごい大切だと思ったので、先制点を取れてその流れで良い流れから無失点で５－０で勝てたのはすごいチームとしても良かった。（自身の得点について）正直、ずっと攻めていて決めきれないなかですごいディフェンスの人間としても点が欲しいと思っていた。そのような中、前半終了間際に、当たっただけだが得点出来てすごい嬉しい。（３回戦の大体大戦に向けて）全員で良い準備をしてまた一つつなげて最後みんなで優勝出来るように準備していきたい。
・佐々木（国３＝青森山田）
最初は思ったように自分たちが試合運び出来なかったが、セットプレーから先制点を取ることが出来て、前半の最後に点が取れて、後半立ち上がり点が取れて、良い流れでゲームが運べたので勝利につながった。（自身の２ゴールについて）リーグ戦でなかなか得点が取れないなかで後期の開幕で点を取れた。しかし、そこから色々あり試合から離れていてどうかと思ったが、今日チームを救う得点を取ることが出来て率直に嬉しかった。（３回戦の大体大戦に向けて）１回戦、２回戦と勝ち進んできている相手なので弱いということは絶対にあり得ないので自分たちはいつも通り、今日のような良いサッカーが出来れば必ず勝つことが出来ると思うので、慢心することなく自分たちのサッカーをやって勝ちたい。
TEXT＝友寄慈温
