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2021.09.23
コラム

第753回 自分からの手紙 執筆者・中嶋千聡

いつもお世話になっております。2年生の中嶋千聡です。

いつの間にか夏休みも終わり、季節は秋ですね。

秋といえば、スポーツの秋・読書の秋・食欲の秋です!個人的にはスポーツ観戦や紅葉を楽しみながら、なんと言っても秋の味覚(梨・ぶどう・栗・柿etc)を堪能したい食欲の秋でしょうか。今年の秋はこうしたいと思うことも沢山あると思います。今年こそ実現させたいものですね。


ところで、皆さんはどのような夏休みを過ごされましたか?

今年の夏も楽しみにしていたお祭りや花火大会も中止になってしまい、今年こそと思っていたことが思い通りにならなかったことも多かったのではないでしょうか。

そのような中、オリンピック・パラリンピックでの野球やソフトボール、水泳などのメダルラッシュ。雨で順延続きでしたが、感動と涙の甲子園。スポーツする姿や最後まで諦めない姿に感動を沢山いただきました。

不安や非日常の状態が続いていると思いますが、こんな時だからこそ、そのような楽しみに力をもらうとともに、自分自身を見つめ直す良い機会だったかもしれませんね。


そう感じたのは、ふと届いた「過去の自分からの手紙」です。

皆さんにも届いていませんか?「過去の自分からの手紙」

 

 ある日、ふと見たポストの中に「あれ?」と見慣れた字で書かれた「18歳の私へ」というハガキを見つけました。なぜ18歳?とも思いましたが、中学3年のとき選挙に関する授業(選挙権の年齢が引き下げられた年ですね)で書いたハガキのようで、よく見ると、今月県知事選があったので、それをお知らせするシールも貼られていました。

このハガキを見て、以前家族で宿泊したホテルから送られてきた自分からの手紙を思い出しました。こちらは小学生の自分からだったのですが、「将来〇〇になりたい!!」と書かれていました。その当時の夢は中学でも変わらず書かれていました。

そういえば、小さな頃から将来の夢と聞かれると必ず〇〇!と答えていた気がします。

〇〇に当てはまる言葉を、皆さんに公表してしまうのは恥ずかしいので、ご想像にお任せいたしますが、当時は真剣にその職業につきたいとずっと考えていました。今現在も、その夢を諦めたわけではありません。いつかその夢も叶えたい!という気持ちは今も変わらず持っています。


ふと届いた手紙に、改めて自分のこれからを見直すというか、見直さなければいけないなと思うことだけは一人前です。日頃はのんびり屋の自分に喝を入れなければならない、そんな節目の年を迎えているのかもしれません。きっと今年開けるであろう中学校の校庭に埋められたタイムカプセル。何を書いたか、何を入れたかも思い出せないし、読むのも恥ずかしい気がしますが、過去の自分に恥ずかしくない大人としての一歩を踏み出すために、大切に受け止めたいと思っています。


そして、夢というと思い出す言葉があります。一昨年、102歳で亡くなった曾祖母がいつも言っていた言葉「一心、岩をも通す」です。これは、心を集中し思いをこめてすれば、どんなことでもできるという意味があるそうです。「やればできる!」ですね。

この言葉を思い出すと、最後まで諦めず頑張ろうという気持ちになれます。ずっと大切にしたい言葉です。


また、大学に入って、スポトウの活動をさせていただく中で、多くのスポーツをされている方々とお話をさせていただく機会をいただき、皆さんの夢に対するひたむきな努力と姿にいつも感動を頂いたり、そのたびに自分を見つめ直す機会を頂いています。

まだまだ直接取材が難しい状況ですが、少しでも皆さんの活動や活躍をお伝えできるよう

こちらでの活動も大切にして行きたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。


そして、みなさんも忘れた頃に届く「過去の自分からの手紙」を楽しみにしてみませんか?


まとまらない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。