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2021.09.30
ラクロス

[ラクロス]女子ラクロスリーグ戦開幕 横国大に苦しみ初戦を落とす

2021年第33回関東学生ラクロスリーグ戦・横国大戦

9月20日

会場:非公表

●東洋大5ー12横国大

※掲載が遅くなり大変申し訳ございません。


8月19日に開催予定だった第33回関東学生ラクロスリーグ戦(以下、リーグ戦)は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、延期され9月20日に初戦を迎えた。初戦の相手は横国大。途中まで互角の試合内容だったが、後半に突き放され、5ー12で敗戦し厳しい初戦となった。


第1Q序盤、東洋大は積極的にシュートを放つも得点にはならず。その後ボールをキープし続け、パスをつなげていくが、相手にボールを奪われ先制点を許した。先制点を挙げられても、気持ちを切り替え果敢に攻める。守りの面でナイスカバーが光り、再びボールをキープ。開始6分、相手のファールをとり、AT髙田が強烈なシュートを決めた。同点に追いついたところで、すぐさま相手に痛恨の連続追加点を許し、1ー3で第1Qを終える。


第2Qでは攻撃力がさく裂した。開始10分、MF佐藤が意地のシュートを決めると立て続けにAT髙田が再び得点を奪う。試合をふり出しに戻すことに成功し、盛り上がりを見せた。逆転を試み、懸命にボールを追ったが1失点を喫(きっ)し、3ー4とする。


「2Qと3Qの間に再度戦術を練った」とAT髙田は語ったが、その戦術を実践することはできなかった。グラウンドの明かりが点灯された中、行われた3Qでは相手のスピード感と勢いに圧倒され、開始早々2点を奪取されてしまう。すると、相手のファールにより、チャンスが到来した東洋大は主将のAT根岸がフリーシュートを見事に決め、4ー6に迫る。その後、失点するもAT工藤の「1点取ろう!」という掛け声が響く。ラスト5分、相手のシュートを阻止することができず、点差を広げられる。しかし、最後にMF上田が何とかシュートをねじ込み、5ー10で第4Qを迎える。


第4Qは得点を重ねることができず、苦しんだ。11点目を挙げられた後は互いに追加点を奪えない時間が長く続いた。何としてもシュートを1本決めたいところで粘りきれない。最終局面で相手に決められてしまい、5ー12で初戦を終えた。


「試行錯誤し、たくさん練習してきた」東洋大だったが初陣にて白星をあげることはできなかった。東洋大女子ラクロス部が目指す1部昇格に向けて、目の前の試合に集中し、確実に勝利を手にしたい。


◼︎コメント

・AT髙田

(今日の試合を振り返っていかがですか)チーム一丸となってたくさん試行錯誤し練習してきただけに、負けという結果となってしまったことは非常に悔しい気持ちでいっぱい。(2Qと3Qの間に話し合ったことは)前半の戦いを踏まえて再度戦術を練った。また、悪くない形で前半を終えられたので、後半ここから得点を伸ばしていこうという話をした。(次の試合に向けての目標は)個人としてもチームとしても「得点力アップ」を目標に、今ある課題と丁寧に向き合いながら練習に励みたいと思う。次の試合も応援よろしくお願いします。


・AT根岸

(今日の試合を振り返っていかがですか)初戦に向けて、部員全員で準備してきたが、相手のレベルの高さに負けてしまった。出場した選手は皆、最後まで全力で戦ったので、チームの課題を見つけるいい機会となった。次の試合を見据えて練習していきたい。(主将として心がけたことは)試合中には、チームの雰囲気が下がらないようにポジティブな声掛けを続けたり、とにかく東洋の流れを作れるように心がけた(次の試合に向けての目標は)次は絶対に負けられない試合になるので、「圧勝できるチーム」を目標として、残り少ない期間で、技術面も組織面もレベルアップしていきたい。


TEXT=浅野琴美