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2015.05.10
陸上競技

[陸上競技]橋本が仙台ハーフに出場 経験積むも実力を発揮できず

第25回仙台国際ハーフマラソン大会
5月10日(日)仙台市陸上競技場

 25位 橋本 1:07'25
DNS 櫻岡

DNS 口町

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橋本はこの悔しい経験を今後に生かしたい


 第25回仙台国際ハーフマラソン大会に、橋本(工3・館林)が経験を積むことを目的として出場した。しかしタイムは自己ベストからほど遠く、内容も「全然納得のいくレースができなかった」と不本意な結果に終わった。
 
 橋本は今年の箱根のエントリーメンバー16人に選ばれ、昨年からコンスタントに自己ベストを更新し続けている、勢いのある選手の一人だ。ただ大きな大会の経験があまりないことから、この国際大会への出場を決めた。
 仙台ハーフは、約7kmにわたる上りから入り、そこから緩やかに下っていくコースだ。橋本は最初こそきつく感じるも、ある程度上った5kmから体が動くようになる。前をいく集団に迫る場面も見られたが10km以降は徐々にペースを落としてしまい、そのまま最後まで盛り返せなかった。「安定感がないのが課題」と口にし、ハーフへの苦手意識をなくすことができなかった。
 
 今回の仙台ハーフに続いて、来週には関東インカレと大舞台に挑む。巡ってきたチャンスをものにするためにも、この「経験」を無駄にするわけにはいかない。今年に入ってから5000m、1万m、ハーフとすべて自己ベストを更新している。関カレでは経験だけでなく結果も残したいところだ。


■コメント

・谷川コーチ
成績よりも実業団や外国人の選手が出る大会で経験を積むことを第一の目的としていた。その中で自己ベストを出したり1時間3分を切れるようなレースができたらいいなと思っていたが、結果として1時間7分以上かかりレース内容も良くなかった。このレースを今後どう生かすかということが大事。他の学生に負けたことは反省点。学生トップを狙っていってほしい。来週は関カレもあるのでしっかりチャレンジしてもらいたい。橋本の場合は大きな試合経験があまりないので、結果を残さなければいけないが関カレも経験という意味合いで出すので、しっかり生かしてもらいたい。


・橋本(工3・館林)
積極的なレースをするように言われていたがハーフに苦手意識がありできなかった。最初の5kmは上りできつかったが、5kmからは体が動いて前の集団までどんどん詰められた。ただ10kmを過ぎるとペースが落ちて足が動かなくなってしまった。自分でも全然納得のいくレースができなかった。遠くまできたのに残念。(課題は)ハーフは6回目くらいだが安定感がないのでそこが課題。(今年に入って5000m、1万m、ハーフのベストを更新しているが)調子自体は悪いわけではないが、長い距離になってくると苦手意識が強いのかなと思う。(今後は)昨年は箱根前には合わせられたが、それだけに合わせてもメンバーに選んでもらえない。そこまでのレースをしっかり走っていきたい。(関カレでは)今日のことはもう切り替えて、入賞を目指していきたい。


TEXT/PHOTO=野原成華