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2021.10.17
水泳

[水泳]インカレの興奮と余韻が残る中はじまった日本選手権(25m)第1日目

第63回日本選手権(25m)水泳競技大会

10月16日(土)~17日(日) 東京辰巳国際水泳場



(1日目・予選)

◆女子200m自由形

1組

4着 山本葉 2'00"65


3組

4着 永島 1'58"74


白井 DNS


◆男子200m自由形

3組

3着 宝田 1'45"38

→全体4位で決勝進出


◆女子100m個人メドレー

2組

3着 今井 1'00"25

→全体4位で決勝進出


田中佑 DNS


◆女子50m背泳ぎ

3組

1着 酒井 27"04

→全体3位で決勝進出


◆男子50m背泳ぎ

1組

6着 川端 25"52


◆女子400m個人メドレー

1組

4着 田中佑 4'40"72

→全体7位で決勝進出


2組

何澤 DNS


◆女子200m背泳ぎ

3組

白井 DNS


◆女子200mバタフライ

3組

4着 何澤 2'10"62


◆男子200mバタフライ

1組

1着 阪本 1'53"54

→全体4位で決勝進出


(1日目・決勝)

◆男子200m自由形

3位 宝田 1'44"32


◆女子100m個人メドレー

3位 今井 58"85


◆女子50m背泳ぎ

2位 酒井 26"74


◆女子400m個人メドレー

6位 田中佑 4'39"90


◆男子200mバタフライ

4位 阪本 1'51"39


※掲載が遅れまして大変申し訳ございません。


                                最後まで諦めない泳ぎを見せた今井

                                            表彰台を飾った宝田(右)

            (写真提供:日本水泳連盟)

 インカレの興奮と余韻が残る中、第63回日本選手権(25m)が開幕した。第1日目、5名が決勝の舞台に望んだ。男子200m自由形で宝田(法4=東福岡)が3位、女子100m個人メドレーで今井(法3=豊川)が3位、女子50m背泳ぎで酒井(法2=武南)が2位と表彰台を飾った。また、女子400m個人メドレーで田中佑(国4=明星学園)が6位、男子200mバタフライで阪本(国4=三重)が4位で終えた。


 男子200m自由形で決勝進出を果たした宝田は、決勝の舞台でも好スタート。前半から攻めのストロークを見せた。後半も先頭の背中を最後まであきらめず猛追するが、惜しくも一歩及ばず、2位でフィニッシュ。


 続いて、女子100m個人メドレーに出場した今井。予選を全体4位で通過し、見事決勝進出。決勝では、得意の「バックのバサロ」で先頭に食らいつく粘りで、実力者の意地を見せる。見事3位入賞を果たし、表彰台で笑顔を見せた。久しぶりの短水路。細かい動作に着目し、インカレで準優勝した200mでも、表彰台を狙う。


 さらに、女子50m背泳ぎに出場したのは東京五輪代表の酒井。予選を難なく3位で通過すると、決勝でも、スタートから先頭の選手と肩を並べる迫真の泳ぎを見せる。一瞬も目を離せないレース展開であったが、惜しくもタッチの差で2位。今日も「積極的なレースをしたい」と早くも前を見据えていた。


 次に決勝進出を決めたのは、女子400m個人メドレーに出場した田中佑。決勝では得意のバタフライと自由形でトップを追いかける。最初の100mでは、5位でターン。後半背泳ぎで後れを取り、自由形で最後の追い上げを見せるも、6位で試合を終えた。


 最後は、ラストゲームとなる阪本。男子200mバタフライに出場し、決勝に駒を進めた。「狙っていたレース」と決勝では好スタート。前半積極的に攻める泳ぎを見せたが、後半少しずつ疲れが見え始めブレーキがかかる。惜しくも4位で終了し、悔しさもにじませた。今日は、現役ラストレース。「ベストを出す」と意気込む。


 インカレから1週間というタイトなスケジュールをものともせず、東洋大の戦士たちの練習の成果、そして活躍が際立つ大会となった。本日大会最終日を迎えるが、少しでも多くの笑顔の花を表彰台に咲かせられるよう、さらなる東洋大の活躍に期待だ。


■コメント

・今井(法3=豊川)

(今日のレースを振り返って)58秒台だったので、最低限のことはできたと思う。(レース中に意識していたこと)最初のスタートで少し遅れてしまうのは分かっていたので、バックのバサロでできるだけ差を縮められるよう意識して泳いだ。(明日のレースに向けて)明日も久しぶりの200ブレの短水路になるので、細かい動作をうまく行えるように頑張る。

・酒井(法2=武南)

(今日のレースを振り返って)最近の中ではいい動きだ。(インカレからわずか1週間ほどしか経っていませんが、今日までどのように調整されてきましたか)短水路なので、スピードが上がるように意識していた。(明日のレースに向けて)積極的なレースをしたい。

・阪本(国4=三重)

(今日のレースを振り返って)狙っていたレースなので悔しい部分はある。(見つかった課題などはありますか)練習が積めなかった分体力面での課題が出たと思う。(明日のレースに向けて)明日はベストを出して大学ラストレースを終えたい。


TEXT=中嶋千聡

ジャパンオープン2016
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