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2021.10.18
水泳

[水泳]4年生ラストレース!田中佑、宝田、阪本が花道を飾る!

第63回日本選手権(25m)水泳競技大会

10/16(土)~10/17(日) 東京辰巳国際水泳場     


(2日目・予選)

◆女子 100m 自由形

2組

7着 永島 55"94  


4組

6着 山本 56"27


白井 DNS


◆女子 50m 平泳ぎ

3組

6着 池田 31"84


◆女子 100m 背泳ぎ

2組

7着 酒井 1'00"62


4組

白井 DNS


◆女子200m 個人メドレー

2組

4着 田中佑 2'14"31

→全体8位で決勝進出


◆男子 200m 個人メドレー

1組

3着 宝田 1'56"15

→全体8位で決勝進出


◆男子 100m バタフライ

1組

2着 阪本 50"81

→全体5位で決勝進出


◆女子 400m 自由形

1組

4着 永島 4'10"10


◆女子 200m 平泳ぎ

2組

8着 池田 2'32"39


3組

6着 今井 2'26"10


(2日目・決勝)

◆女子200m 個人メドレー

5位 田中佑 2'12"27


◆男子 200m 個人メドレー

7位 宝田 1'55"85


◆男子 100m バタフライ

7位 阪本 50"78


※掲載が遅れ、大変申し訳ありません。


                2日目も粘り強い泳ぎを見せた田中佑

                              自己ベストを更新し、大学ラストレースを終えた宝田

                                 レース前に集中力を高めている阪本


           (写真提供:日本水泳連盟)


 第63回日本選手権(25m)水泳競技大会が本日で幕を閉じた。最終日は、女子200m個人メドレーで、田中佑(国4=明星学園)が5位、男子200m個人メドレーを宝田(法4=東福岡)が7位、男子100mバタフライに阪本(国4=三重)が7位と、4年生の健闘が見られるレースであった。

 

 女子200m個人メドレーに出場した田中佑。予選を8位で突破し、決勝では序盤から力強い泳ぎでレースを展開した。一時8位に沈んだが、終盤で巻き返しを見せ、予選よりも好タイムでレースを5位で終えた。


 男子200m個人メドレーで姿を現したのは宝田。昨日の男子200m自由形では、3位と表彰台入りを果たし、3年連続で表彰台に立った。男子200m個人メドレーは、東京五輪に出場した瀬戸(Team DAIYA)や本田(日大)も名を連ねる中、自己ベストを叩き出し、大学ラストレースを締めくくった。宝田はレース後に、「これまで頑張ってきて本当によかった」と自分を称えた。


 東洋大水泳部の決勝進出者で最後のレースをしたのは、男子100mバタフライに出場した阪本。予選では、トップ争いを繰り広げ5位で決勝進出。決勝は横一線のスタートで幕を開け、積極的なレース展開で懸命な泳ぎで魅了した。自己ベスト更新とはならなかったが、予選よりもタイムを縮め、7位で辰巳を後にした。


 インカレ終了からわずか1週間の中、2日間に渡る日本選手権(短水路)を泳ぎ切った。今大会で17種目に出場、その内8種目で決勝進出を飾り、好成績を収めた。4年生はこれにて東洋大水泳部としての活動に幕を下ろし、それぞれの道へ歩むこととなる。新体制後も、更なる高みを目指して、邁進し続ける選手たちに期待したい。


■コメント

・田中佑(国4=明星学園)

(2日間を振り返って)元々インカレで引退する予定だったため、日本短水路選手権に出場する予定はなかった。しかし東洋大学は勿論の事、幼い頃から大学時代まで幾度となくお世話になった元所属の藤村SSへ恩返しがしたく、最後にもう一度この2つの名前を背負って戦いたいという想いからこの試合にエントリーした。自己ベストを更新することはできなかったが、2種目で決勝へ駒を進める事ができて、少しは恩返しできたのではないかなと思う。インカレで出し切った後の試合は心身共に多少なりとも苦しい部分があったが、そんな事よりも2つの所属先への感謝の気持ちが大きかったからこそ最後の最後まで頑張る事ができたと思っている。東洋大学と藤村SSで関わってくださった全ての方への感謝の気持ちで乗り越える事のできた2日間だった。本当にありがとうございました。(レース中に意識していたことは)感覚が悪く、インカレが終わってからも全く調子が上がらないままこの試合に挑んだが、人生最後の試合なので、とにかく楽しもうと思ってレースに向かった。ラストのフリーでは自分自身に「人生ラスト!!」って言い聞かせることで最後まで諦める事なく全力で泳いだし、そのおかげで「出し切ったな」という風に今思えている。正直、この試合を情けない結果で終えてしまうのではないかという不安が大きく、ものすごく怖かったが、今思えば、本当にエントリーしてよかったと思う。人生最後の試合、物凄く楽しむ事ができた。(大学水泳を振り返って)大学生になって、高校生の頃の「頑張る水泳」から「頭を使う水泳」に変わっていき、大学水泳ではその変化に物凄く苦戦した。沢山の壁にぶつかり、あまりの苦しさに心が折れてしまう事もあったが、何とかここまで続ける事が出来たのはチームメイトや先生方の存在だった。特に平井先生は、どんな時でも私に期待する事をやめず、最後まで背中を押し続けてくださった。インカレで400mにエントリーする事も、日本短水路選手権に出場する事も、不安で仕方なかった私に「お前なら行ける」と背中を押してくださったおかげで、インカレでも日本短水路選手権でも最後、決勝の舞台で戦う事が出来た。先生方やチームメイトのお陰で、素晴らしい大学生活を送る事ができ、最後もいい形で水泳人生を終える事が出来たので、大学生活を振り返ると、本当に周りの人達に恵まれていたと感じる。感謝だらけの3年半だった。


・宝田(法4=東福岡)

(2日間の大会の総括を)今回の日本短水路では2種目とも自己ベストを更新でき、200m自由形では3位になれて銅メダルを獲得できたことが凄く嬉しい。2位まであと少しで悔しかったが、3年連続3位ということなのでそれはそれで良かったと思う。今回は最高の大会になった。(インカレ後からどのような事を考え、練習したか)インカレを終えてから疲れもあったため、疲れを取りつつ大会に向けて調整していた。(東洋大での水泳生活を振り返って)本当に濃い3年半だった。色々な経験ができ、入学当初からしたら比べ物にならないくらい成長することができた。一つ一つの出来事が最高の思い出。これまで頑張ってきて本当によかった。


・阪本(国4=三重)

(2日間の大会の総括を)ベストをどちらかで出したかったが出すことができず、悔しい気持ち。でもすごく楽しかった。(東洋大での水泳生活を振り返って)苦しいこともあった最後の年にインカレと日本短水路でまずまずの結果を残せたことはよかった(来年度のチームに一言)自分達の代が抜けても後を任せられる頼もしい後輩たちなので来年からも期待しつつ応援したい。


TEXT=木村彩香

ジャパンオープン2016
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